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Food Life

世界のプランテン【調理用バナナ】生産量ランキング

プランテンは「調理用バナナ」で甘みなどが少なく、基本的に調理をした物が消費されます。主食として消費している国が多く「イモ」のように利用されます。

プランテンはどの国がどれくらい生産しているのでしょうか?


世界のプランテン 生産量ランキング


世界のプランテンの生産量
世界一位 ウガンダ
世界二位 コンゴ民主共和国
世界三位
ガーナ

世界のプランテン 生産量ランキング
Plantains and others - Production (tonnes/year)

生産量
(トン)
(t)
2020年
世界合計43,116,591
1ウガンダ
(Uganda)
7,401,579
2コンゴ民主共和国
(Democratic Republic
of the Congo)
4,891,990
3ガーナ
(Ghana)
4,667,999
4カメルーン
(Cameroon)
4,526,069
5フィリピン
(Philippines)
3,100,839
6ナイジェリア
(Nigeria)
3,077,159
7コロンビア
(Colombia)
2,475,611
8コートジボワール
(Ivory Coast)
1,882,779
9ミャンマー
(Myanmar)
1,361,419
10ドミニカ共和国
(Dominican
Republic)
1,053,143
11スリランカ
(Sri Lanka)
975,450
12ルワンダ
(Rwanda)
913,231
13エクアドル
(Ecuador)
722,298
14ベネズエラ
(Venezuela)
720,998
15キューバ
(Cuba)
594,374
16タンザニア
(Tanzania)
579,589
17ギニア
(Guinea)
486,594
18ボリビア
(Bolivia)
481,093
19マラウイ
(Malawi)
385,146
20ガボン
(Gabon)
345,890
21グアテマラ
(Guatemala)
336,447
22ブルンジ
(Burundi)
314,897
23ニカラグア
(Nicaragua)
288,289
24ハイチ
(Haiti)
251,950
25パナマ
(Panama)
175,354
26バングラデシュ
(Bangladesh)
166,890
27ギニア
(Guinea)
110,987
28ホンジュラス
(Honduras)
95,621
29中央アフリカ
(Central African
Republic)
88,145
30コンゴ民主共和国
(Democratic Republic
of the Congo)
88,123
31コスタリカ
(Costa Rica)
84,413
32プエルトリコ
(Puerto Rico)
75,473
33ギニアビサウ
(Guinea-Bissau)
53,946
34リベリア
(Liberia)
49,704
35シエラレオネ
(Sierra Leone)
44,994
36ジャマイカ
(Jamaica)
44,822
37サントメ
プリンシペ
(Saint Thomas
and Prince)
40,634
38赤道ギニア
(Equatorial
Guinea)
40,494
39エルサルバドル
(El Salvador)
37,576
40ケニア
(Kenya)
32,929
41スリナム
(Suriname)
14,651
42マレーシア
(Malaysia)
6,273
43ベリーズ
(Belize)
6,120
44フィジー
((Fiji)
5,997
45トリニダード・トバゴ
(Trinidad
and Tobago)
5,327
46セントビンセント
グレナディーン
(Saint Vincent and
the Grenadines)
5,304
47ドミニカ共和国
(Dominican
Republic)
5,286
48グレナダ
(Grenada)
3,039
49セントルシア
(Saint Lucia)
2,745
50トンガ
(Tonga)
2,407
51ミクロネシア連邦
(Micronesia)
309
52ニューカレドニア
(New Caledonia)
276
53バハマ
(Bahamas)
192
出典: United Nations Food and Agricultural Organization (FAO) 2020年から作成
https://www.fao.org/faostat/en/#data/
©FAO


各国のプランテン【調理用バナナ】生産量


プランテンのエネルギー

プランテンの重さは1本約200gで、1皮をむくと約120gになります。カロリーは1本約86kcalです。


プランテンは「イモ」に近い


プランテンは「バナナ」ですが、基本的に調理して利用されるため、「イモ」に近い利用方法がなされます。主食として利用している国も多く、アフリカや太平洋の島国などで主食として消費されています。


日本で見かける事はない

日本でプランテンを見かける事がありませn。日本では「米」を主食としており、「イモ」は副食として消費される事が一般的です。また、バナナは「果物」として扱われる事が普通で、バナナを料理として食べる事に抵抗がある人が大方だと思われます。


美味しいの?

バナナを食べなれている日本人からすると「甘みの無い硬いバナナ」です。美味しいとは言えません。


栄養はあるの?

あります。バナナと同じく栄養があり、ビタミンCなどはバナナより多く含まれています。


流行る?

流行らないと思います。総合的に見て日本ではバナナの方が利用価値が高いです。


「バナナの消費量ランキング」の記事はこちらになります。よろしかったら一緒にご覧ください。


「バナナの生産量ランキング」の記事はこちらになります。よろしかったら一緒にご覧ください。


ウガンダ
プランテン 生産量


2020年にウガンダは7,401,579トンのプランテンを生産しています。

世界で生産されているプランテンの17.16%がウガンダで生産されています。

ウガンダで利用されるスワヒリ語でプランテンは「Mpanda(パンダ)」です。


ウガンダのプランテン生産

ウガンダでは農家全体の75%以上がバナナ・プランテンを生産しています。様々な種類のプランテン栽培されており、ウガンダの主食を支えています。


プランテンの調理方法

ウガンダでは「Matookeマトーケ)」と呼ばれる「チマキ」に似た調理方法でプランテンが良く食べます。


甘いプランテンも存在する

ウガンダには「Gonjaゴンジャ)」と呼ばれる通常のプランテンより甘い種のプランテンが多く栽培されており、「天ぷら(揚げ物)」などにして食べられています。また、ウガンダではプランテンを発酵させ、「酒」も造ります。「Waragi(ワラギ)」という酒でプランテン以外に「キャッサバ」なども原料になります。


プランテンの消費も多い

ウガンダでは1日に約1kgのプランテンが消費されています。


ウガンダのプランテン生産地

ウガンダでは主に東部のカプチョルワ県でプランテン生産がおこなわれています。カプチョルワ県はエルゴン山の麓に存在しており、プランテンを栽培するのに適した気候を有しています。


気候変動問題

近年気候変動の影響と思われる大雨などが続いています。洪水などが発生し、プランテン栽培や、その他の作物の栽培に甚大な影響を与えています。

コンゴ民主共和国
プランテン 生産量


2020年にコンゴ民主共和国は4,891,990トンのプランテンを生産しています。

世界で生産されているプランテンの11.34%がコンゴ民主共和国で生産されています。

コンゴ民主共和国で利用されるフランス語でプランテンは
planter(プランテー)です。


コンゴ民主共和国の主食の一つ

コンゴ民主主義共和国ではプランテンが「キャッサバ」の次いで多く消費されており、主食の一つです。


100種以上のプランテン

コンゴ民主共和国100種類以上のプランテンが存在するとされています。プランテン・バナナの研究は現在も続けられており、今後は生産量の増加と共に気候変動問題に適応した種や、厳しい環境でも栽培が可能なプランテンなどが開発されると思われます。


バナナの病気が増えている

コンゴ民主共和国だけではありませんが、バナナの病気が世界中で発生しています。バナナは連作障害が発生する植物で、輪作や、場所を移して栽培する必要がります。また、土の中に存在する「カビ」などが「バナナの木を枯らす」などの原因になっており、何らかの対策が必要になると思われます。


コンゴ民主共和国の餅「Fufu(フフ)」

コンゴ民主共和国では「キャッサバ」から作られる「Fufu(フフ)」という「餅に似た食べ物」が主食の一つとして消費さえていますが、フフにプランテンが加えられます(人による)。フフの作り方は国・地方により違いがあり、中央アフリカでは「キャッサバ」をメインにしていますが、「米」「ジャガイモ」を利用する地域も存在します。


コンゴ民主共和国のプランテン生産地

コンゴ民主共和国では南部のカサイ州・ルルア州・中南部の東カサイ州・東部の南キヴ州・北東部の北キヴ州・南西部などで様々な種類のプランテンが栽培されています。

ガーナ
プランテン 生産量


2020年にガーナは4,667,999トンのプランテンを生産しています。

世界で生産されているプランテンの10.82%がガーナで生産されています。

ガーナは英語が「公用語」として利用されています。


プランテンはガーナの主食の一つ

ガーナでは「ヤムイモ」「キャッサバ」を主食として主に消費していますが、プランテンも主食の一つとして非常に多くの消費量があり、年間平均約100㎏以上のプランテンを消費しています。


生産の質が悪い

ガーナではバナナ・プランテンを非常に多く生産していますが、生産の質が非常に悪く、害虫や病気にかかるプランテンが非常に多くなっています。ガーナ全体的の20%~50%のプランテンに問題があるとされ、一部の農家では80%以上のプランテンに問題があります。


問題のあるプランテン対策


貧困層の多いガーナではプランテンの栽培の質を上げるのは非常に難しい課題になります。国内では病気に強い品種のプランテンや、栽培にコストがかからない新種の開発などがおこなわれています。


ガーナのプランテンの利用

ガーナでは茹でたプランテンをスープ・シチューなどに加えて食べます。ガーナでは「炒めたプランテンと黒豆」一般的な朝食のメニューです。


ガーナのプランテン生産地

ガーナでは主にガーナ南東部のイースタン州・南部のアシャンティ州・ブロング=アハフォ州など主に湿度の高い南部で生産がおこなわれています。

カメルーン
プランテン 生産量


2020年にカメルーンは4,526,069トンのプランテンを生産しています。

世界で生産されているプランテンの10.49%がカメルーンで生産されています。

カメルーンで利用されるフランス語でプランテンはplanter(プランテー)です。


カメルーンはどこ?

カメルーンはアフリカ大陸の西部に位置し、ナイジェリアやチャドと国境を接しています。プランテンの生産はアフリカ大陸の西部が多く、上位を占めています。


カメルーンのプランテン生産

カメルーンもプランテンを非常に多く生産しており、ウガンダ・ガーナ・コンゴ民主共和国と同等の量をカメルーンでも生産しています。カメルーンでも勿論主食の一つとして利用される他に、様々な料理に利用されています。


カメルーンのプランテン生産地

カメルーンでは主に南部でプランテン生産がおこなわれています。


北部と南部で主食の傾向が違う

カメルーン北部では「トウモロコシ」「ソルガム」などが主食として用いられる事が多くなっていますが、南部では「プランテン」「キャッサバ」の消費が多くなっています。


プランテンの輸出

カメルーンはバナナ・プランテンの他にカカオ・コーヒーなどが多く輸出されています。原油の産出国であり、サブサハラ地帯の中では経済的に余裕があります。

南米などでバナナ・プランテンの需要が増加しており、カメルーンのプランテンの生産量は今後増加すると思われます。


フィリピン
プランテン生産量


2020年にフィリピンは3,100,839トンのプランテンを生産しています。

世界で生産されているプランテンの7.19%がフィリピンで生産されています。

フィリピンで利用されているタガログ語でプランテンは「Plantain(プランテン)」です。


フィリピンミンダナオ島のバナナ生産が多い

フィリピンは「2018年に生産されたバナナ」の80%以上が「ミンダナオ島」で生産されています。

主にミンダナオ島の北部の北ミンダナオ・南東部ダバオ・南西部のソクサージェンなどで生産されており、99%が「キャベンデッシュ種」になります。


バナナは連作障害を起こしやすい

バナナは連作障害を起こしやすい果物です。南米などでは2~3回収穫した後、場所を移して栽培されます。

これは土壌の栄養分を「農作物」が吸い上げてしまう事により、土壌の栄養分が減少し、病気などにもかかりやすくなります。減少した土壌の栄養を増やすには土地を休ませる必要があり、場所を移して栽培をおこないます。


違う作物に切り替える

基本的に作物の連作障害を避けるには「連作障害に強い品種に切り替え」や、土壌のバランスを改善するために「違う作物の作付け」が必要になります。

「小麦」なども連作障害を起こす作物で、ロシアでは小麦と共に「ルピナス」を植え、土壌のバランスを整えるなどの農業がおこなわれています。この方法は「除草剤」「肥料」を利用しない新しい農業で、小麦の生産量も1.3倍に増加するなどメリットも大きくなっています。

ナイジェリア
プランテン生産量


2020年にナイジェリアは3,077,159トンのプランテンを生産しています。

世界で生産されているプランテンの7.13%がナイジェリアで生産されています。

ナイジェリアでは英語が「公用語」として利用されています。


ナイジェリアのプランテン生産地

ナイジェリアでは主に南部のアクワ・イボム州、南東部のクロスリバー州、南部のイモ州、中南部のエヌグ州、南部のリバーズ州、エド州、デルタ州、南西部のラゴス州、オグン州、中南西部のオスン州、オヨ州など南部でプランテン生産がおこなわれています。


もっとも投資額が少ないビジネス

ナイジェリアでは「バナナ生産」が最も低予算で始められる「ビジネス」として紹介されていています。成長が非常に速く、一つのプランテンの木から5束~15束のプランテンが収穫できるため、ナイジェリアでもっとも生産性高く信頼できる生産物として栽培されています。


揚げたプランテンが人気

ナイジェリアでは揚げたプランテンが特に人気があるようです。お菓子などに加工されたプランテンも非常に多く、国内で人気があります。


ラゴスの人口爆発

ナイジェリアの南西部のラゴスは今後世界一の人工都市になると予想されています。現在の人口は約800万人で、爆発的に人口が増加する大都市の一つです。

コロンビア
プランテン生産量


2020年にコロンビアは2,475,611トンのプランテンを生産しています。

世界で生産されているプランテンの5.74%がコロンビアで生産されています。

コロンビアで利用されているスペイン語でプランテンは「Plantain(プランテン)」です。


コロンビアのプランテン生産地

コロンビアでは主に北東部のアラウカ県でプランテンの生産量が多く、国内で生産されるプランテンの15%以上がアラウカ県で生産されています。

その他には中部のメタ県・カサナレ県・中北部カルダス県・中部キンディオ県・中西部リサラルダ県・中西部トリマ県・南西部カウカ県・北西部アンティオキア県・西部のチョコ県・コルドバ県でプランテン生産がおこなわれています。


生産量の増加

コロンビアではプランテンの需要が増加しており、生産量が増加しています。輸出も増加しており、主に米国・イギリスなどへの輸出量が増加しています。

コートジボワール
プランテン生産量


2020年にコートジボワールは1,882,779トンのプランテンを生産しています。

世界で生産されているプランテンの4.36%がコートジボワールで生産されています。

コートジボワールで利用されているフランス語でプランテンは「planter(プランテー)」です。


コートジボアールのプランテン生産

コートジボアールでは「カカオ」「コーヒー」「カシューナッツ」が国で非常に多く生産されており、多くが輸出されています。主食となる「キャッサバ」プランテンなどは自給自足が基本で、換金性の高くない作物として取り扱われています。


増加する人口

コートジボアールでは人口が増加しており、主食の生産量を増加させる必要があります。キャッサバやプランテンの生産量は増加しており、増加する人口と共に生産量が押し上げられると思われます。


コートジボアールのプランテン生産地

コートジボアールでは南東部のラギューヌ地方「Akoupé(アクーペ)」などで多くのプランテンが生産されています。

ミャンマー
プランテン生産量


2020年にミャンマーは1,361,419トンのプランテンを生産しています。

世界で生産されているプランテンの3.15%がミャンマーで生産されています。

ミャンマーで利用されているビルマ語でプランテンは「တူနီးရှား(テヌシャー)」です。


中国からの投資により生産量が増加

ミャンマーでは中国からのの投資により、ミャンマーのバナナの生産量が増加しています。中国は人件費の高騰・バナナの育てにくい環境などにより、ミャンマーなどに生産地を移し、ミャンマー国内で生産したバナナを中国に輸出しています。ミャンマーの北部地域中国によるプランテーションの争奪戦がなどがおこなわれており、生産は拡大すると思われます。


中国のバナナ爆買い
 
中国のバナナ人気は凄まじく、バナナの爆買いは「ミャンマー」の土地ごと購入されています。プランテーションで利用される中国の農薬による土壌汚染などが発生しており、問題になっています。

ドミニカ共和国
プランテン生産量


2020年にドミニカ共和国は1,053,143トンのプランテンを生産しています。

世界で生産されているプランテンの2.44%がドミニカ共和国で生産されています。

ドミニカ共和国利用されているスペイン語でプランテンは「Plantain(プランテン)」です。


ドミニカ共和国のプランテン生産地

ドミニカ共和国では主に北部のエスパイジャト州、中部のラ・ベガ州、中部の「Hermanas Mirabal(エルマナス ミラバ州)」、中北西部のサンチェス・ラミレス州、北部のバルベルデ州、南西部のバラオーナ州、北西部のモンテ・クリスティ州などでプランテン生産がおこなわれています。


ドミニカ共和国はでかい

ドミニカ共和国はカリブ諸島に浮かぶ島ですが、人口が1千万人を超えています。フルーツの消費量が非常に多く、柑橘系フルーツなども多く消費されます。


生産したフルーツは主に米国へ輸出

ドミニカ共和国で生産されたフルーツは主にアメリカへ輸出されています。

まとめ


日本ではプランテンを生産していません。プランテンとバナナは同じような果物ですが、生産地や生産している量が大きく異なります。プランテンの生産は主にアフリカが多く、主食の一つとして消費される事が多くなっています。


今回は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


サムネイル: Stocksnap.ioからCC0ライセンスの写真を加工・利用しています。

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