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世界のバナナ生産量ランキング

世界中で販売されているバナナ。「フィリピン産のバナナ」が生産量世界一と考える人が多いと思いますが、フィリピンのバナナ生産量は世界6位です。

バナナは70年代では「珍しい果物」として扱われていましたが、現在では世界中どこでも購入する事が可能です。

世界ではどの国がどれくらいバナナを生産しているのでしょうか?

世界のバナナ生産量ランキング


世界のバナナの生産量
世界一位 インド
世界二位 中国
世界三位 インドネシア


世界のバナナ生産量ランキング
Bananas - production (Tonnes/year)

生産量
(トン)
(t)
2020年
世界合計119,833,677
1インド
(India)
31,504,000
2中国
(China)
11,872,600
3インドネシア
(Indonesia)
8,182,756
4ブラジル
(Brazil)
6,637,308
5エクアドル
(Ecuador)
6,023,390
6フィリピン
(Philippines)
5,955,311
7グアテマラ
(Guatemala)
4,476,680
8アンゴラ
(Angola)
4,115,028
9タンザニア
(Tanzania)
3,419,436
10コスタリカ
(Costa Rica)
2,528,721
11メキシコ
(Mexico)
2,464,171
12コロンビア
(Colombia)
2,434,900
13ペルー
(Peru)
2,314,514
14ベトナム
(Vietnam)
2,191,379
15ケニア
(Kenya)
1,856,659
16エジプト
(Egypt)
1,382,950
17タイ
(Thailand)
1,360,670
18ブルンジ
(Burundi)
1,280,048
19パプアニューギニア
(Papua
New Guinea)
1,261,605
20ドミニカ共和国
(Dominican
Republic)
1,232,039
21カメルーン
(Cameroon)
1,209,750
22ルワンダ
(Rwanda)
1,118,841
23スーダン
(Sudan)
923,938
24エチオピア
(Ethiopia)
898,355
25ベネズエラ
(Venezuela)
884,207
26コンゴ民主共和国
(Democratic Republic
of the Congo)
821,613
27バングラデシュ
(Bangladesh)
817,908
28モザンビーク
(Mozambique)
774,514
29トルコ
(Turkey)
728,133
30ラオス
(Laos)
706,075
31コートジボワール
(Ivory Coast)
625,981
32スペイン
(Spain)
420,140
33マラウイ
(Malawi)
406,343
34マダガスカル
(Madagascar)
374,372
35オーストラリア
(Australia)
372,433
36台湾
(Taiwan)
359,600
37モロッコ
(Morocco)
340,958
38マレーシア
(Malaysia)
312,968
39ボリビア
(Bolivia)
301,162
40パナマ
(Panama)
285,188
41ハイチ
(Haiti)
271,861
42キューバ
(Cuba)
263,405
43ネパール
(Nepal)
254,161
44ギニア
(Guinea)
221,438
45フランス
(France)
201,440
46マリ
(Mali)
200,487
47ジンバブエ
(Zimbabwe)
196,853
48アルゼンチン
(Argentina)
176,436
49イスラエル
(Israel)
153,000
50パキスタン
(Pakistan)
150,921
51カンボジア
(Cambodia)
139,811
52中央アフリカ
(Central
African Republic)
139,781
日本
(Japan)
18
出典: United Nations Food and Agricultural Organization (FAO) 2019年から作成
https://www.fao.org/faostat/en/#data/
©FAO


各国のバナナ生産量


バナナの重さは1本約200gで、皮をむくと約120gになります。カロリーは1本約86kcalです。


「バナナの消費量ランキング」の記事はこちらになります。よろしかったら一緒にご覧ください。


バナナには「甘味が少ない調理用バナナ」が存在し、多くの国で「主食」として消費されています。
 
「調理用バナナ(プランテン)の生産量ランキング」の記事はこちらになります。よろしかったら一緒にご覧ください。


インドのバナナ生産量


インドは2020年にバナナを31,504,000トン生産して、世界で生産されているバナナの26.28%がインドで生産されています。

バナナはインドで利用されている「ヒンディー語でकेला(ケラ)」です。


インドのバナナは高品質

近年、「インドのバナナの品質が向上」しており、国外への輸出量が増加しています。輸出先はアラブ首長国連邦・バーレーン・エジプト・サウジアラビア・カタール・イランなどの西アジアやアフリカ諸国に輸出しています。


西アジアへの輸送期間が短い

「フィリピン」「インドネシア」などバナナの輸出強豪国は、西アジアへのバナナの輸送に3週間要します。インド産のバナナは西アジアへ1週間で輸送が可能です。インド産のバナナの輸出が「地理的に有利」なため、西アジアへの輸出が増加している要因になります。


なぜ今までインド産のバナナが輸出されなかったか?

インド産のバナナは非常に低コストですが、昔から「品質に大きな問題」があり輸出量は多くありませんでした。現在では輸出・品質の問題が解決されてきていて、今後インド産のバナナの輸出が更に増加すると思われます。
 

日本への輸出

インドはバナナの生産量は世界一ですが、現在のところ日本はインド産のバナナを輸入していません。

中国のバナナ生産量


中国は2020年にバナナを11,872,600トン生産して、世界で生産されているバナナの9.90%が中国で生産されています。

バナナは中国で利用されている「中国語で香蕉(シャンジャオ)」です。


中国人はバナナが大好き

中国国内で非常に多くのバナナを生産をしていますが、国内のバナナ需要が追いつかず、バナナを他国から輸入しています。日本は「フィリピン産のバナナを一番輸入している国」でしたが、2018年からは中国がフィリピン産バナナの輸入量世界一になっています。


日本のフィリピン産バナナの関税

日本はフィリピン産のバナナに8%から16%の関税をかけています。フィリピン政府は「関税の撤廃を交渉」を日本政府とすすめています。


中国のバナナ爆買い
 
中国のバナナ人気は凄まじく、バナナの爆買いは「中国周辺の国の土地」ごと購入されてしまいます。「ミャンマー」では中国資本のバナナ農園が経営され、栽培されたバナナが中国へ輸出されています。バナナ農園の土壌汚染などが発生していて、問題になっています。

インドネシアのバナナ生産量


インドネシアは2020年にバナナを8,182,756トン生産して、世界で生産されているバナナの6.82%がインドネシアで生産されています。

バナナはインドネシア語「Pisang(ピーサング)」です。


インドネシアの経済を支えるバナナ

バナナは「インドネシアで最も生産量が多い果物」でインドネシアの経済を支える重要な輸出品です。インドネシアで生産されているバナナは主に「ジャワ島」で生産されていますが、「スマトラ島」でも多くのバナナが栽培されています。


調理用バナナ

日本では馴染みのない調理用バナナ「プランテン」もインドネシアで多く生産されています。プランテンの味は、固く甘みが少ないので、基本的に蒸す・茹でる・揚げるなどの調理が行われ、多くの熱帯地域の「主食」となっています。
 

ブラジルのバナナ生産量


ブラジルは2020年にバナナを6,637,308トン生産して、世界で生産されているバナナの5.53%がブラジルで生産されています。

バナナはブラジルで利用されているポルトガル語で「Banana(バナナ)」です。


ブラジルのバナナの多くは国内消費

ブラジルのバナナ生産は、1997年の540万トンから2007年に700万トンに増加しましたが、現在の生産量は横ばいが続いています。

国内で生産されたバナナのほどんどが国内で消費されていますが、隣国の「コスタリカ」「ウルグアイ」に少量輸出しています。


ブラジルのバナナの問題点

ブラジルのバナナの輸出は「フィリピン」「コスタリカ」「エクアドル」などの「輸出強豪国」に大きく遅れをとっています。「品質の改善」「輸出中のダメージ」などの問題点を解決すれば、大きく輸出量が伸びると思われます。

エクアドルのバナナ生産量


エクアドルは2020年にバナナを6,637,308トン生産して、世界で生産されているバナナの5.02%がエクアドルで生産されています。

バナナはエクアドルで利用されているスペイン語で「Plátano(プラタノ)」です。


日本でも販売されているエクアドル産バナナ

エクアドル産のバナナの品質は非常に高く、基準が厳しい「米国」「ヨーロッパ」の審査をクリアしていて、非常に多くの国でエクアドル産のバナナを購入する事が可能になっています。2019年の輸出量は650万トンを超えていて、世界全体で輸出されているバナナの24%がエクアドル産になります。

日本もエクアドルからバナナを11万9千トン輸入しています。


バナナはエクアドルの重要な輸出品

エクアドルのバナナは「石油に次ぐ重要な輸出品」で、エクアドルの経済を支える重要な生産物です。

フィリピンのバナナ生産量


フィリピンは2020年にバナナを6,637,308トン生産して、世界で生産されているバナナの4.96%がフィリピンで生産されています。

バナナはフィリピンで利用されているタガログ語で「saging(サーギン)」です。


フィリピンで生産される80%以上がミンダナオ島

フィリピンでは「2018年に生産されたバナナ」の80%以上が「ミンダナオ島」で生産されています。

主にミンダナオ島の北部の北ミンダナオ・南東部ダバオ・南西部のソクサージェンで生産されており、99%が「キャベンデッシュ種」になります。


キャベンデッシュを蝕む病気「パナマ病」

キャベンデッシュ種は元々「病気に強い品種」として栽培されていましたが、近年キャベンデュシュが「パナマ病」と呼ばれる病気にかかり、バナナの木が枯れるなど大きな被害を受けています。


バナナは連作障害を起こしやすい

バナナは連作障害を起こしやすい果物で、「ペルー」などでは2~3回収穫した後、場所を移して栽培されます。

これは土壌の栄養分を「農作物」が吸い上げてしまう事により土壌が弱る事が原因で、病気などにもかかりやすくなります。これを防ぐだめに土壌を休ませる必要があります。

基本的に作物の連作障害を避けるには「連作障害に強い品種に切り替え」や、土壌のバランスを改善するために「違う作物の作付け」が必要になります。

「小麦」なども連作障害を起こす作物で、ロシアでは小麦と共に「ルピナス」を植え、土壌のバランスを整えるなどの農業がおこなわれています。この方法は「除草剤」「肥料」を利用しない新しい農業で、小麦の生産量も1.3倍に増加するなどメリットも大きくなっています。

グアテマラのバナナ生産量


グアテマラは2020年にバナナを4,476,680トン生産して、世界で生産されているバナナの3.73%がグアテマラで生産されています。

バナナはグアテマラで利用されているスペイン語で「Plátano(プラタノ)」です。


バナナの消費量は少ない

グアテマラでは非常に多くのバナナが生産されていて、コスタリカ・コロンビアに次いでバナナを世界に輸出していますが、国内の消費量が少なく50位以下になります。


過酷な労働状況

コスタリカのバナナ生産は非常に過酷な労働状況で、2万5千人以上の人がバナナ生産に従事しています。

アンゴラのバナナ生産量


アンゴラは2020年にバナナを4,115,028トン生産して、世界で生産されているバナナの3.43%がアンゴラで生産されています。

バナナはアンゴラで利用されているポルトガル語で「Banana(バナナ)」です。


アンゴラはどこ?

アンゴラはアフリカ大陸の南東に位置し、コンゴ共和国・ザンビア・ナミビアと国境を接しています。


アフリカ最大のバナナ生産国

アンゴラはアフリカ大陸最大のバナナ生産国で、主に「北西部の首都ルアンダ周辺のベンゴ州」「西部のベンゲラ州」で生産しています。主に生産されている品種は「キャベンデッシュ」で、アンゴラの経済を支える重要な生産物の一つです。


アンゴラは石油生産国

アンゴラでは1955年に石油が発掘され、石油産出国の一つです。ナイジェリアに次ぐ非常に多くの石油を産出していましたが、原油価格の急落以降生産量は減少しています。

タンザニアのバナナ生産量


タンザニアは2020年にバナナを3,419,436トン生産して、世界で生産されているバナナの2.85%がタンザニアで生産されています。

バナナはアンゴラで利用されているスワヒリ語で「ndizi(ンディジィ)」です。


栽培に利用される肥料

タンザニアではバナナの栽培に「有機肥料」「無機肥料」が利用されます。


「無機肥料」とは

「無機肥料」は「無機質」からなる肥料で、鉱山などから産出される鉱物や、人工的に生産される化学物質になります。直接生産物に吸収され、素早い成長や生産量の増加に繋がります。


「有機肥料」とは

「有機肥料」は「有機物」からなる動物性の肥料で、土の中の細菌などを増殖される目的で利用します。有機肥料は「油」「骨粉」「灰」などが含まれ、「野焼き」は焼かれた後の植物が「灰」になり、土壌の細菌を増加させる効果があります。


無機肥料を恐れる農民

タンザニアのバナナ農家ではバナナに利用される無機肥料が土壌にダメージを与えると考える人が多く存在します。実際に無機肥料は「土壌が痩せるなどのデメリット」があり、利用には「適正な量」と「専門の知識」が必要になります。

コスタリカのバナナ生産量


コスタリカは2020年にバナナを2,528,721トン生産して、世界で生産されているバナナの2.11%がコスタリカで生産されています。

バナナはコスタリカで利用されているスペイン語で「Plátano(プラタノ)」です。


コスタリカはどこ?

コスタリカは北米と南米の間に位置する小さな国で、ニカラグアとパナマに国境を接しています。治安が悪く、旅行には注意が必要です。


コスタリカはバナナの輸出国

コスタリカでも非常に多くの人がバナナの生産に従事しており、生産されてバナナの多くが海外へ輸出されています。


コスタリカで栽培されるバナナの品種

コスタリカでは「キャベンデッシュ」「グランド・ナイン」「グラン・エナノ」「クリオロ」の4つで、主にキャベンデッシュが栽培されています。

日本のバナナ生産量


日本は2020年にバナナを18トン生産しています。


日本でも栽培されているバナナ

「農林水産省」のデータでは神奈川県で2017年に131トン、鹿児島県で77トンのバナナが生産されています。北海道・栃木・茨城でもバナナを生産している農家が存在し、多様性を見せています。


日本の気候では栽培が不可能

寒さに弱いバナナは沖縄を除いてバナナの栽培が不可能です。本州や北海道で栽培されているバナナは「温室栽培」で、非常に生産コストが高くなります。

まとめ


バナナの値段が上昇しています。海上運賃・物流コスト・資材費の上昇が主な原因で、世界情勢が悪化により、更に上昇する可能性があります。

今回は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


サムネイル: Stocksnap.ioからCC0ライセンスの写真を加工・利用しています。

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