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世界のミント 生産量ランキング

「ミント」は調味料の一つとして料理・飲み物に添えられたり、加工品として利用されていますが、現在は「合成ミント」が利用される事がほどんどで、商業的にミントを生産している国は一部になります。

ミントはどの国がどれくらい生産されているのでしょうか?

世界のミント 生産量ランキング


世界のミントの生産量
世界一位 モロッコ
世界二位 アルゼンチン
世界三位 メキシコ

世界のミント 生産量ランキング
Peppermint - Production (tonnes/year)

生産量
(トン)
(t)
2020年
世界合計48,437
1モロッコ
(Morocco)
40,403
2アルゼンチン
(Argentina)
6,991
3メキシコ
(Mexico)
1,010
4スペイン
(Spain)
119
(2018年)
5日本
(Japan)
33
6中国
(China)
0
(1982年に164t)
7ジョージア
(Georgia)
0
2011年に
(2011年に30t)


世界のミント 生産量ランキング


ミントのエネルギー

ペパーミントは100gあたり約70Kcalです。


ミントのほとんどが「人工物」

ミントは非常に繁殖力が強く「雑草」として扱っている人が多くいると思いますが、世界的に天然のミントを生産している国は限定的で、非常に貴重(?)な植物です。


「お茶として利用」

モロッコではミントを「茶」として利用され、非常に多くのミントが生産されています。世界的にも珍しい国で、「ミントティー」が大量に消費され、独特な「茶道」まで存在しています。


「ミント」はなぜ「スース―」するの?

ミントには「メントール」という成分が含まれており、この成分が体につくと「冷たい」と感じてしまいます。実際に体温が下がっているわけではなく、冷たく感じる「反応」です。


ミントは様々な品種が存在する

ミントは食用などに利用される事もあり、現在は様々な品種が存在します。どのミントも繁殖力が強く、「雑草」扱いされる事がほどんどです。


モロッコのミント 生産量


2020年にモロッコは40,403トンのミントを生産しています。

世界で生産されているミントの83.41%がモロッコで生産されています。

ミントはモロッコで利用されているアラビア語で「نعناع(ナーネア)」です。


ミントを愛しすぎた国

ミントを商業的に生産している国は限定的で、モロッコだけがミントを「商業的に生産」しているといっても過言ではありません。


ミントティーが日常的に消費される

モロッコでミントの生産量が多いのはモロッコ人の国民性が関係しています。モロッコでは非常に多くの「ミントティー」を消費する国民性で、お茶の全体の消費量も非常に多くなっています。

モロッコでは年間平均約300杯以上のお茶が消費されており、そのほとんどがミントティーです。お茶の煎れ方にも非常にこだわりが強く、質の良いミントを必要なため、自国で多くのミントを生産しています。


お茶に大量に砂糖を使用

モロッコのミントティーには大量の「砂糖」が投入されます。虫歯になる人が多く、モロッコには多くの歯医者が存在します。


ミントティーは淹れ方に注意

ミントティーを作る際に2分以上煮だすと胸やけを起こす恐れがあるので注意が必要です。


モロッコのミント生産地

モロッコでは主に北東部のカサブランカ=セタット地方の「Berrechid(ベリチィド)」でモロッコで生産されるミントの多くが生産されています。

アルゼンチンのミント 生産量


2020年にアルゼンチンは6,991トンのミントを生産しています。

世界で生産されているミントの14.43%がアルゼンチンで生産されています。

ミントはアルゼンチンで利用されているスペイン語Menta(メンタ)」といいます。


アルゼンチンのミント生産地

アルゼンチンでは主に北部のサンティアゴ・デル・エステロ州で国内で生産されるミントの多くが生産されています。


エッセンシャルオイルとしての利用

アルゼンチンでは「エッセンシャルオイル」の原料としてミントを多く栽培しています。アルゼンチン北西部・中央部にローズマリーに近い香りを持つ「Peperina Mint(ぺぺリナ)」という品種のミントが栽培されています。

ぺぺリナミントは薬としても利用され、下痢、抗炎症、気管支のトラブルに利用される事があります。


天然のミントのエッセンシャルオイルは非常に少ない

天然のミントを利用したエッセンシャルオイルは非常に少なく、人工物が利用される事がほとんどです。

メキシコのミント 生産量


2020年にメキシコは1,010トンのミントを生産しています。

世界で生産されているミントの2.08%がメキシコで生産されています。

ミントはメキシコで利用されているスペイン語で「Menta(メンタ)」といいます。


メキシコのミント生産地

メキシコでは主に北部のコアウイラ州、中部のメキシコシティ・中北部のドゥランゴ州・中東部のイダルゴ州・南部のオアハカ州・中部のケレタロ州・中東部のトラスカラ州・東部のベラクルス州でミント生産がおこなわれています。


「モヒート」

メキシコでは「テキーラ」と炭酸水を割り、大量のミントを入れた「モヒート」というお酒が人気で、夏の暑い季節などに良く飲酒されています。モヒートはサイダーにミントを入れたジュースもモヒートと呼ばれ、世界中で人気があります。

*日本では20歳以下の飲酒は禁止されています。また、国により「飲酒に関する法律」が異なり、「公共の場での飲酒の禁止」されている場合も多く存在します。事前にその国の法律を確認し、必ず法律を厳守してください。

スペインのミント 生産量


2018年にスペインは119トンのミントを生産しています。

世界で生産されているミントの2.08%がスペインで生産されています。

ミントはメキシコで利用されているスペイン語で「Menta(メンタ)」といいます。


スペインのミント生産

スペインでは主に北西部のピレネー山脈・北部のバスク地方・北西部のガリシア州などで生産されています。ミント生産は非常に限定的で、スペインの北部で生産されていますが、現在も少数が生産されています。

生産されたミントは加工品や料理な飲み物に加えられる事が多く、人口的に作られたメントールの利用がほとんどになっています。


様々なハーブ栽培

スペインでは温暖な気候を利用した「ラベンダー」「ローズマリー」なども多く利用されています。商業的に生産している地域も多く、バレンシア州などで多くおこなわれています。

日本のミント 生産量


2020年に日本は33トンのミントを生産しています。

世界で生産されているミントの0.0068%が日本で生産されています。


日本のミント生産地

日本は中国から運ばれた「薄荷(はっか)」が、鎌倉時代に栽培が岡山県で開始されたとされています。明治時代には北海道・新潟県・千葉県・神奈川県・愛知県で本格的に栽培がおこなわれ、日本製のミントが世界中に輸出されていました。

昭和中期になると日本のミントは世界中で有名になり、世界で生産されるミントの70%以上が日本で生産されていました。


現在は合成ミントが主流

現在では合成ミントが主流になり、天然のミントはほとんど生産されていません。北海道の滝上町でミント生産がおこなわれており、国内で生産されているミントのほとんどが滝上町で生産されています。

中国のミント生産量


中国は現在ミントを生産していませんが、1982年164トンのミントを生産しています。

ミントは中国語で「薄荷(ブォーカ)」といいます。


生産されるミントのほとんどが合成ミント

中国では過去にミントを多く生産していましたが、現在は国内で生産されるミントはほどんど存在しておらず、合成ミントの利用が一般的になっています。


中国のミント生産地(過去)

中国では過去に中国中東部の安徽省(あんきしょう)で多くのミント栽培がおこなわれていました。現在も安徽省などでミント生産がおこなわれていますが、限定的になります。

まとめ


ミントは簡単に生産できる植物ですが、「雑草」として扱われる事がほとんどで、使用されるミントのほとんどが人工物です。また、ミントティーを好む国も限定的であり、需要は一部にすぎません。

今回は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


サムネイル: 「Pixabay」から商用利用可能な写真を加工・利用しています。

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