主食としての利用も!バナナの人気は高い
調理用バナナ「プランテン」を「主食」とする国も多く、世界中で非常に多く消費される果物の一つです。
食料供給量(Food supply quantity)とは?
その期間に人間の食料として利用可能な商品の総量になります。データにはその食べ物が加工された物も含まれます。詳しくは©FAO 「食料供給量(Food supply quantity)の定義」をご覧ください。
世界ではどの国がどのくらいバナナを消費しているのでしょうか?
世界のバナナ
消費量 ランキング
世界のバナナ消費量
世界一位 パプアニューギニア
世界二位 ルワンダ
世界三位 コモロス
世界のバナナ
消費量ランキング(キロ/年)
Bananas - Food supply quantity (kg/capita/year)
供給量 (kg) 2021年 | 供給量 (本) (200g) 2021年 |
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パプアニューギニア | 117.09 | 585.45 |
ルワンダ | 115.54 | 577.70 |
メラネシア | 97.66 | 488.30 |
コモロス | 92.20 | 461.00 |
ラオス | 88.43 | 442.15 |
サモア | 76.34 | 381.70 |
ドミニカ | 70.53 | 352.65 |
ブルンジ | 68.61 | 343.05 |
グアテマラ | 62.16 | 310.80 |
ペルー | 59.04 | 295.20 |
キリバス | 52.13 | 260.65 |
バヌアツ | 51.23 | 256.15 |
ドミニカ共和国 | 45.46 | 227.30 |
タンザニア | 38.55 | 192.75 |
アンゴラ | 37.02 | 185.10 |
オセアニア | 36.09 | 180.45 |
ケニア | 34.31 | 171.55 |
ミクロネシア | 33.80 | 169.00 |
セントビンセント グレナディーン諸島 | 32.48 | 162.40 |
カメルーン | 30.95 | 154.75 |
インドネシア | 30.27 | 151.35 |
ブラジル | 26.50 | 132.50 |
オランダ | 26.42 | 132.10 |
バハマ | 25.96 | 129.80 |
中央アフリカ共和国 | 25.17 | 125.85 |
リベリア | 24.75 | 123.75 |
フィリピン | 23.88 | 119.40 |
サントメ・プリンシペ | 23.32 | 116.60 |
ベトナム | 21.78 | 108.90 |
南アメリカ | 21.59 | 107.95 |
マリ | 21.53 | 107.65 |
ベルギー | 20.70 | 103.50 |
ジャマイカ | 19.53 | 97.65 |
マラウイ | 19.46 | 97.30 |
スーダン | 18.66 | 93.30 |
ガイアナ | 18.62 | 93.10 |
インド | 18.55 | 92.75 |
ポルトガル | 18.00 | 90.00 |
ハイチ | 17.61 | 88.05 |
フィンランド | 17.53 | 87.65 |
アンティグア バーブーダ | 17.43 | 87.15 |
セイシェル | 17.19 | 85.95 |
クロアチア | 17.15 | 85.75 |
モザンビーク | 17.12 | 85.60 |
ミクロネシア連邦 | 16.52 | 82.60 |
グレナダ | 16.45 | 82.25 |
マルタ | 16.45 | 82.25 |
アイスランド | 16.12 | 80.60 |
イスラエル | 16.05 | 80.25 |
ギリシャ | 15.67 | 78.35 |
ベネズエラ | 15.51 | 77.55 |
キューバ | 15.43 | 77.15 |
アラブ首長国連邦 | 15.06 | 75.30 |
ボスニア ヘルツェゴビナ | 14.91 | 74.55 |
オーストリア | 14.85 | 74.25 |
エストニア | 14.52 | 72.60 |
ノルウェー | 13.99 | 69.95 |
アルバニア | 13.94 | 69.70 |
メキシコ | 13.56 | 67.80 |
コンゴ | 13.54 | 67.70 |
アルゼンチン | 13.49 | 67.45 |
カナダ | 13.20 | 66.00 |
ウルグアイ | 13.16 | 65.80 |
デンマーク | 13.05 | 65.25 |
ラトビア | 13.00 | 65.00 |
イギリス | 12.91 | 64.55 |
ギニア | 12.77 | 63.85 |
セルビア | 12.77 | 63.85 |
世界平均 | 12.77 | 63.85 |
チリ | 12.51 | 62.55 |
ドイツ | 12.24 | 61.20 |
アジア | 12.16 | 60.80 |
マダガスカル | 12.11 | 60.55 |
オーストラリア | 12.01 | 60.05 |
ネパール | 11.99 | 59.95 |
ニュージーランド | 11.99 | 59.95 |
アフリカ | 11.91 | 59.55 |
リトアニア | 11.85 | 59.25 |
アイルランド | 11.84 | 59.20 |
バルバドス | 11.71 | 58.55 |
セントルシア | 11.54 | 57.70 |
スロベニア | 11.53 | 57.65 |
スイス | 11.41 | 57.05 |
チェコ | 11.38 | 56.90 |
イタリア | 11.36 | 56.80 |
ヨーロッパ (27ヶ国) | 11.16 | 55.80 |
アメリカ合衆国 | 11.09 | 55.45 |
クウェート | 10.97 | 54.85 |
フランス | 10.95 | 54.75 |
パナマ | 10.90 | 54.50 |
エジプト | 10.78 | 53.90 |
エルサルバドル | 10.76 | 53.80 |
タイ | 10.69 | 53.45 |
台湾 | 10.66 | 53.30 |
スロバキア | 10.31 | 51.55 |
ジンバブエ | 10.26 | 51.30 |
チリ | 10.00 | 50.00 |
ロシア | 9.64 | 48.20 |
ルクセンブルク | 9.40 | 47.00 |
モンテネグロ | 9.17 | 45.85 |
モロッコ | 8.96 | 44.80 |
トリニダード・トバゴ | 8.83 | 44.15 |
ルーマニア | 8.57 | 42.85 |
キプロス | 8.48 | 42.40 |
リビア | 8.47 | 42.35 |
マカオ | 8.23 | 41.15 |
アルメニア | 7.98 | 39.90 |
南アフリカ | 7.89 | 39.45 |
マレーシア | 7.77 | 38.85 |
カーボベルデ | 7.74 | 38.70 |
コンゴ民主共和国 | 7.69 | 38.45 |
ベラルーシ | 7.67 | 38.35 |
中国 | 7.61 | 38.05 |
ウクライナ | 7.51 | 37.55 |
フィジー | 7.48 | 37.40 |
日本 | 7.38 | 36.90 |
ボリビア | 7.32 | 36.60 |
ジョージア | 7.28 | 36.40 |
ブルガリア | 7.26 | 36.30 |
香港 | 7.23 | 36.15 |
モーリシャス | 7.19 | 35.95 |
ガボン | 7.14 | 35.70 |
南アフリカ | 7.10 | 35.50 |
スウェーデン | 7.06 | 35.30 |
スペイン | 6.66 | 33.30 |
大韓民国 | 6.45 | 32.25 |
エチオピア | 6.44 | 32.20 |
ニューカレドニア | 6.24 | 31.20 |
チュニジア | 6.19 | 30.95 |
西アジア | 6.17 | 30.85 |
ヨルダン | 6.00 | 30.00 |
モルドバ共和国 | 5.99 | 29.95 |
イラク | 5.66 | 28.30 |
ブータン | 5.07 | 25.35 |
アゼルバイジャン | 5.05 | 25.25 |
レバノン | 4.83 | 24.15 |
コートジボワール | 4.64 | 23.20 |
モルディブ | 4.63 | 23.15 |
コロンビア | 4.52 | 22.60 |
バングラデシュ | 4.47 | 22.35 |
キルギスタン | 4.43 | 22.15 |
イラン | 4.42 | 22.10 |
アルジェリア | 4.11 | 20.55 |
ハンガリー | 3.93 | 19.65 |
ホンジュラス | 3.73 | 18.65 |
ギニアビサウ | 3.71 | 18.55 |
スリナム | 3.59 | 17.95 |
ポーランド | 3.45 | 17.25 |
ボツワナ | 3.37 | 16.85 |
オマーン | 3.26 | 16.30 |
セントクリストファー ネイビース | 3.15 | 15.75 |
パラグアイ | 3.11 | 15.55 |
カザフスタン | 2.95 | 14.75 |
セネガル | 2.37 | 11.85 |
トーゴ | 2.27 | 11.35 |
ブルキナファソ | 2.11 | 10.55 |
イエメン | 1.94 | 9.70 |
タジキスタン | 1.84 | 9.20 |
シリア | 1.80 | 9.00 |
ジブチ | 1.60 | 8.00 |
ベナン | 1.44 | 7.20 |
ウズベキスタン | 1.44 | 7.20 |
ナミビア | 1.33 | 6.65 |
モンゴル | 1.26 | 6.30 |
アフガニスタン | 1.25 | 6.25 |
ナウル | 1.17 | 5.85 |
カタール | 1.15 | 5.75 |
カンボジア | 0.92 | 4.60 |
東ティモール | 0.90 | 4.50 |
レソト | 0.63 | 3.15 |
フランス領ポリネシア | 0.61 | 3.05 |
バーレーン | 0.60 | 3.00 |
ガーナ | 0.46 | 2.30 |
ソロモン諸島 | 0.41 | 2.05 |
エスワティニ | 0.35 | 1.75 |
ザンビア | 0.35 | 1.75 |
パキスタン | 0.32 | 1.60 |
コスタリカ | 0.21 | 1.05 |
トルクメニスタン | 0.19 | 0.95 |
朝鮮民主主義 人民共和国 | 0.17 | 0.85 |
北マケドニア | 0.11 | 0.55 |
サウジアラビア | 0.01 | 0.05 |
ベリーズ | 0.00 | 0.00 |
エクアドル | 0.00 | 0.00 |
ガンビア | 0.00 | 0.00 |
モーリタニア | 0.00 | 0.00 |
ミャンマー | 0.00 | 0.00 |
ニカラグア | 0.00 | 0.00 |
ニジェール | 0.00 | 0.00 |
シエラレオネ | 0.00 | 0.00 |
南スーダン | 0.00 | 0.00 |
ウガンダ | 0.00 | 0.00 |
各国
バナナ 情報

バナナの重さ・エネルギー
バナナの重さは1本約150~200gであり、皮をむくと約90~120gになります。
エネルギーは1本約80~90カロリーです。
調理用バナナ「プランテン」
プランテンは一般的な「バナナ」と比べ甘さが少なく、主に「調理用バナナ」として用いられる事が多くなります。熱帯の国々や島などでは「主食」として利用される事が多く、貴重な栄養源として重宝されています。
バナナの語源
西アフリカの「セネガル」に住む「ウォロフ族」が利用する「ウォロフ語」の「バナンナ (banaana)」や、「アラビア語」の「指先」を意味する「 بَنَان(バナアナ)」が語源とされています。
バナナの原産地といわれる「東南アジア」ではバナナを「古い名称」で呼ぶ民族が多く、「バナナ」という名称は比較的に新しいものと思われます。
日本のバナナ「バショウ」
「芭蕉」は「バナナ」と同じ「バショウ科バショウ属」の植物ですが、バナナのような実をつけない植物です。江戸時代の俳人「松尾芭蕉」は住居の庭に「バショウの木」が立派に育っていた事が名前の由来であり、日本でも古くから育てられた植物です。「バショウ」の原産は「中国」といわれています。
「バナナの生産量ランキング」の記事はこちらになります。よろしかったら一緒にご覧ください。
バナナには「甘味が少ない調理用バナナ」が存在し、多くの国で「主食」として消費されています。「調理用バナナ(プランテン)の生産量ランキング」の記事はこちらになります。よろしかったら一緒にご覧ください。
パプアニューギニア
バナナ 情報
パプアニューギニアのバナナ
パプアニューギニアの公用語の一つ「ㇶツモリ語」でバナナは「Biku(ビク)」です。
パプアニューギニアはどこ?
パプアニューギニアは「インドネシア」と国境を接する国であり、人口は2020年に約890万人です。オーストラリアと距離が近く、最大の貿易相手国です。
国内に存在する言語
パプアニューギニアで利用される言語は非常に多く、国内に500~700の言語が存在します。
公用語として利用される「ㇶツモリ語」でバナナは「Biku(ビク)」、もう一つの公用語として利用される「トクピシン語」は英語と同じ「Banana(バナナ)」です。
パプアニューギニアから比較的近い「サモア」では「Fa'i(ファイ)」と呼ばれ、パプアニューギニアの言語でも「ファイ」に近い呼び名でバナナが呼ばれる事があります。
パプアニューギニアのバナナの歴史
バナナの原産地は「東南アジア」とされますが、栽培は「パプアニューギニア」が始めたとされます。国内の古代遺跡からバナナ栽培の形跡が発見され、日常的に消費されていた食べ物の一つと考えられます。
ルワンダ
バナナ 情報
ルワンダのバナナ
ルワンダ語でプランテン(調理用バナナ)は「ibitoki(イビトキ)」です。
ルワンダはどこ?
東アフリカに位置する国であり、「ウガンダ」「タンザニア」「ブルンジ」と国境を接しています。人口は2020年に約1300万人と非常に多く、アフリカで「最も人口密度が高い国」です。
ルワンダでバナナは主食の一つ
バナナが「主食」の一つとして消費されるため、国内のバナナ消費量が非常に多くなります。国内では「米」も主食の一つとして消費されますが、ルワンダの米の生産量は世界50位以下になり、国内消費の4割が「輸入米」であり、主に「インド」から輸入しています。
コモロ
バナナ 情報
コモロのバナナ
コモロで利用されるフランス語でバナナは「banane(バナーネ)」です。
コモロはどこ?
アフリカ大陸の東海岸に位置する島国です。4つの主要な島々で構成されており、観光客が多く訪れる国です。
コモロのバナナ生産
コモロは温暖な気候を有しており、国内でバナナを生産しています。「アンジュアン島」「グランドコモロ島」では大規模にバナナ生産をおこなっており、海外へ輸出もしています。
主食としても消費され、収入源としても非常に重要な植物でえす。
ラオス
バナナ 情報
ラオスのバナナ
ラオスで利用されるラーオ語でバナナは「ຫມາກກວ້ຍ(バナナ)」です。
加速する中国のバナナ需要
「中国」でバナナの需要が急激に上昇しており、バナナの栽培に適したラオスの土地を借り上げ、「中国資本によるバナナ栽培」がおこなわれています。
ラオスのバナナ農家は生活の質が向上しましたが、「農薬」の使用に伴う体調不良を訴える人が増加しています。
「綺麗なバナナ」には理由がある
バナナは世界中で食べる事ができる果物ですが、栽培できる場所は限られています。
「バナナの見た目」を美しく保つために多くの「農薬」が利用される事があり、大きな問題になっています。先進国は「どのような環境で生産しているか?」などの「ストーリー」を重要視する国が増加しており、今後、バナナ生産にも影響を与える可能性があります。
サモア
バナナ 情報
サモアのバナナ
サモア語でバナナは「Fa'i(ファイ)」です。
サモアはどこ?
サモアは南太平洋に浮かぶ島国であり、「オーストラリア」から東にいった場所に存在します。
サモアの主食
主食は「タロイモ」「米」「ウル(パンの実)」「ココナッツ」などで、「バナナ」も主食の一つとして消費されます。「ファイ」は調理用のバナナ「プランテン」の事であり、プランテンは「煮る・焼く・蒸す」などの調理をおこない消費します。
ドミニカ国
バナナ 情報
ドミニカ国のバナナ
ドミニカ国で利用されるスペイン語でバナナは「plátano(プラータノ)」です。移民が多く、「フランス語」「ドイツ語」「英語」も利用されます。
ドミニカ国の主食
ドミニカ国は「カリブ海」に位置する島国の一つです。主食は「米」「バナナ」「キャッサバ」などであり、調理用バナナ「プランテン」が多く消費されます。
プランテンの食べ方
国により調理方法が大きく異なりますが、ドミニカ国は「揚げる」「煮る」などの調理法でプランテンが消費されます。「揚げバナナ」は非常に人気があり、国民食の一つとして消費されます。
ブルネイ
バナナ 情報
ブルネイのバナナ
ブルネイで利用されるマレー語でバナナは「pisang(ピサン)」です。
ブルネイはどこ?
ブルネイは東南アジアのボルネオ島の北岸に位置し、「マレーシア」と国境を接する国です。石油産出国であり、経済が安定しています。
ブルネイのバナナ消費
バナナは一般的な果物の一つとして扱われ、主食として消費される事は稀です。ブルネイの食生活は「マレーシア」と似ており、「米」を主食として「魚料理」「肉料理」が多く消費されます。
バナナは主食として消費されませんが、日常的に消費される果物です。
グアテマラ
バナナ 情報
グアテマラのバナナ
グアテマラで利用されるスペイン語でバナナは「plátano(プラータノ)」です。
グアテマラはどこ?
中央アメリカに位置し、「メキシコ」「ベリーズ」「ホンジュラス」「エルサルバドル」と国境を接しています。温暖な気候を有しており、国内で「コーヒー」「バナナ」など多くの南国の植物が栽培されています。
グアテマラのバナナ生産
グアテマラではバナナが盛んに生産されており、主に「北部」「海岸沿い地域」で生産されています。バナナは国内の主要な輸出品であり、国の経済を支える重要な生産品です。
近年、気候変動の影響を思われる天候不順や災害が増加しており、農作物の生産に大きな影響を与えており、多くの国々で対策が求められています。
バナナを枯らす「パナマ病」が拡大しており、グアテマラでも大きな問題になっています。
ペルー
バナナ 消費
ペルーのバナナ
ペルーで利用されるスペイン語でバナナは「plátano(プラータノ)」です。
無農薬で栽培されたバナナ
無農薬栽培のバナナの人気が上昇しています。無農薬で栽培されたバナナは「皮まで食べる事が可能」であり、通常のバナナの5倍の価格を付けるなど、日本で話題になっています。
バナナの皮の栄養素
バナナの皮は「Cycloeucalenone(シクロユーカレノン)」という物質が含まれており、「前立腺肥大の抑制」「5α-リダクターゼ阻害作用」があるとされます。
「5α-リダクターゼ」は酵素の一種であり、男性ホルモン「テストステロン」と「5α-リダクターゼ」が結合すると、抜け毛の原因となる「ジヒドロテストステロン」という男性ホルモンになります。
日本はバナナの栽培に適した気候を有していないため、生産できる地域は限られていますが、「温室」を利用して栽培した「無農薬バナナ」などが注目を集めています。
ペルーのバナナ栽培
バナナは「害虫」「病気」に弱い植物です。バナナ農家はバナナの収穫を2~3度おこなった後、「連作障害」を避けるために場所を移して栽培します。近年、バナナを枯らす病気が蔓延しており、場所により生産量が大きく減少しています。
ブルンジ
バナナ 情報
ブルンジのバナナ
ブルンジで利用される「ルンディ語」でバナナは「igisaga(イギサガ)」プランテンは「ibitoke(イビトケ)」です。
ブルンジはどこ?
東アフリカに位置し、「タンザニア」「コンゴ民主共和国」「ルワンダ」と国境を接する国です。公用語として「ルンディ語」「フランス語」を利用しており、基本的に「英語」は通じません。
ブルンジの主食
「キャッサバ」「米」「ジャガイモ」「バナナ」などが主食として消費されます。主食としてバナナを食べる場合は「プランテン」を煮る、揚げるなどの調理をおこないます。
キリバス
バナナ 情報
キリバスのバナナ消費量
キリバス語でバナナは「b'anaanaa(バナーナ―)」です。
キリバスばどこ?
「パプアニューギニア」から西に位置する太平洋の島国です。「海面上昇」が深刻化しており、将来的に消えてしまう可能性があります。
キリバスの主食
「米」「パンの実」「タロイモ」「バナナ」などが主食として消費されます。国内で「タロイモ」「バナナ」「ココナッツ」などの作物が生産されていますが限定的であり、「輸入品」が多くなります。
バナナという町も存在する
「カシディー国際空港」の近くに「バナナ」という町があり、約1200人の人が住んでいます。キリバスには「ロンドン」「パリ」「ポーランド」と名付けられたユニークな町が存在します。
バヌアツ
バナナ 情報
バヌアツのバナナ
バヌアツで利用されるビスヌマ語でバナナは「Banana(バナナ)」です。
バヌアツはどこ?
バヌアツは南太平洋に位置し、「オーストラリア」から西に位置します。「83の島々」からなる国であり、言語は現地語の「ビスヌマ語」「英語」が公用語として利用されます。
「海面上昇」が深刻化
気候変動の影響と思われる「海面上昇」が深刻的な問題になっています。
バヌアツで加速する「気候変動」
バヌアツでは「バナナ」が主食の一つとして消費されており、国内でバナナ生産がおこなわれていますが、気候変動の影響と思われる「巨大台風」が頻繁に発生しており、栽培しているバナナに深刻な被害を与えています。
日本
バナナ 情報
日本はバナナをあまり消費しない
日本はバナナを消費が「世界平均」を下回っており、消費量が多くありません。世界では「バナナ」を主食として消費している国も多く、「欧米」と比べても消費量は少なくなります。
果物の少量が少ない
日本は果物全体の消費量が低く、「高いから買わない」「食べる習慣がない」などの理由から果物の消費量が世界平均以下になります。
まとめ
バナナは「島国」での消費量が多い
バナナの消費量が多いのは「南国の島国」です。島国はバナナを「主食」として消費する人が多く、消費量が他の国と比べ多くなります。
今回は以上です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
参考
FAO, FAOSTAT. "Food Balance Sheets - Bananas, Food supply quantity (kg/capita/yr)" (English) 1961-2021年. ©FAO 2024. 2023年06月14日閲覧。
FAOの利用規則はこちら (English) です。
サムネイル:Pixabay
ライセンスに関してはこちら (English) をご覧ください。