Food

世界の主食ランキング

日本は「米」を主食として消費しています。代表的な主食「米」「パン(小麦)」「ジャガイモ」「豆」「パスタ」の消費量が多い国のランキングを製作しました。

世界で「米」「パン」「ジャガイモ」「豆」「パスタ」の消費量が多い国はどこでしょうか?

世界の主食ランキング


主食の概念

海外には基本的に「主食」という概念があまり存在しません。私の住んでいる東欧では「ジャガイモ」多く消費される傾向がありますが、「パン」「パスタ」「穀物」など毎日違う物を食べる家庭もたくさん存在します。


生産量と消費量には多きな違いがある

各国々の「生産量」と「消費量」には大きな差があります。例えば、多くの国で「小麦」を原料とした「パン」が消費されていますが、栽培には多くの水が必要になり、原料を「輸入」している国も多くなります。

ランキングは「消費量」を基準にしています。

世界の米
消費量ランキング


「米」消費量
世界一位 バングラデシュ
世界二位  カンボジア
世界三位 ラオス

FAOのデータをもとにFumib.netが作成

世界の米の消費量
Rice - Food supply quantity

国    年間
消費量
1人あたり
2020年
年間
生産量
2020年
1バングラデシュ
(Bangladesh)
257.48kg5,490万トン
2カンボジア
(Cambodia)
249.30kg1,124万トン
3ラオス
(Laos)
241.35kg351万トン
4ベトナム
(Vietnam)
204.16kg4,276万トン
5フィリピン
(Philippines)
190.31kg1,929万トン
6ミャンマー
(Myanmar)
188.83kg2,598万トン
7インドネシア
(Indonesia)
184.64kg5,464万トン
8スリランカ
(Sri Lanka)
181.67kg512万トン
9タイ
(Thailand)
168.22kg3,358万トン
10シエラレオネ
(Sierra Leone)
157.82kg104万トン
11ギニア
(Guinea)
155.26kg245万トン
12マダガスカル
(Madagascar)
143.95kg422万トン
13ギニアビサウ
(Guinea-Bissau)
140.09kg19万トン
14ネパール
(Nepal)
138.11kg25万トン
15中国
(China)
126.91kg2億
1,361万トン
日本
(Japan)
72.57kg1,046万トン
出典: United Nations Food and
Agricultural Organization (FAO) 2020年から作成
https://www.fao.org/faostat/en/#data/
©FAO

 
アジアの主食は米

世界で消費されている「米」の90%がアジア圏で生産されています。消費量も非常に多く、一位のバングラデシュは日本と比べ約3倍以上消費されています。


稲作の起源

稲作が開始されたのは中国長江流域「湖南省こなんしょう」が起源と言われています。約一万年前から稲作が開始され、主にアジア圏に広まったとされています。


「世界の米の生産量ランキング」の記事はこちらになります。よろしかったらご覧ください。


世界のパン
消費量ランキング


「小麦」消費量
世界一位 アゼルバイジャン
世界二位  チュニジア
世界三位 トルクメニスタン

FAOのデータをもとにFumib.netが作成

世界の小麦消費量
Wheat - Food supply quantity

年間
消費量
一人あたり
2020年
年間
生産量
2020年
1アゼルバイジャン
(Azerbaijan)
204.30kg181万トン
2チュニジア
(Tunisia)
199.79kg104万トン
3トルクメニスタン
(Turkmenistan)
186.23kg148万トン
4アルジェリア
(Algeria)
175.50kg310万トン
5モロッコ
(Morocco)
173.72kg256万トン
6ウズベキスタン
(Uzbekistan)
171.46kg615万トン
7テュルキエ
(Turkiye)
167.63kg2,050トン
8ジョージア
(Georgia)
165.79kg10万トン
9シリア
(Syria)
161.81kg284万トン
10アフガニスタン
(Afghanistan)
160.77kg518万トン
11イラン
(Iran)
157.14kg1,041万トン
12タジキスタン
(Tajikistan)
154.32kg84万トン
13エジプト
(Egypt)
147.94kg910万トン
14イラク
(Iraq)
144.12kg623万トン
15リベリア
(Liberia)
141.08kg13万トン
日本
(Japan)
43.51kg94万トン
出典: United Nations Food and
Agricultural Organization (FAO) 2020年から作成
https://www.fao.org/faostat/en/#data/
©FAO
Fumi

「パンの消費量」ではなく「小麦の消費量」になります。「ライ麦」「大麦」は含まれていません。パンには様々な種類が存在しており計測が困難です。一番正確だった小麦の消費量を基準にしました。

パンの始まりは中東の「ヨルダン」

「パン」の歴史は非常に古く、稲作が開始される以前からパンが生産されていた記録が残っています。1万4400年前の中東の国「ヨルダン」で炭化したパンの化石が発掘されました。


古代エジプトでもパンが食べられていた

古代エジプトでもパンの生産が盛んで、給料や税金もパンにより支払われていたという記録が残っています。「発酵させたパン」が生産されるようになったのは紀元前3800年前から紀元前3600年前と言われており、「スイス」で発見されています。

紀元前509年から紀元前27年の古代ローマ時代になると、菓子パンが登場しています。


小麦のパンは高級品

5世紀から10世紀の中世ヨーロッパでは、「小麦」を利用したパンは高級品で、農民や下層住民は小麦に混ぜ物をしたパンや、「ライ麦」を利用したパンが消費されていました。


パンは安土桃山時代にやって来た

「パン」はポルトガル語です。日本にパンが伝わったのは、安土桃山時代で、ポルトガル人の宣教師によって紹介されたのが始まりです。


パンを多く消費する国は小麦の生産量が少ない

「パン」は北アフリカの国々や砂漠の多い国で多く消費される傾向があります。これらの国々は原料となる「小麦」を輸入しており、「世界情勢の悪化」「生産国の天候不順」などにより小麦が不足します。


「世界の小麦生産量ランキング」の記事はこちらになります。よろしかったらご覧ください。


世界のジャガイモ
消費量ランキング


「ジャガイモ」消費量
世界一位 ベラルーシ
世界二位  ウクライナ
世界三位 カザフスタン

FAOのデータをもとにFumib.netが作成

世界のジャガイモ消費量
Potato - Food supply quantity

国    年間
消費量
1人あたり
2020年
年間
生産量
2020年
1ベラルーシ
(Belarus)
170.46kg480万トン
2ウクライナ
(Ukraine)
126.01kg2,135万トン
3カザフスタン
(Kazakhstan)
107.46kg403万トン
4キルギス
(Kyrgyzstan)
104.88kg128万トン
5ポーランド
(Poland)
100.41kg708万トン
6ボリビア
(Bolivia)
99.99kg127万トン
7ルーマニア
(Romania)
99.59kg139万トン
8オランダ
(Netherlands)
93.38kg667万トン
9ペルー
(Peru)
92.10kg566万トン
10ボスニア
ヘルツェゴビナ
(Bosnia and
Herzegovina)
91.81kg33万トン
11ベルギー
(Belgium)
89.20kg387万トン
12ロシア
(Russia)
87.16kg1,829万トン
13ウズベキスタン
(Uzbekistan)
86.16kg328万トン
14ネパール
(Nepal)
86.00kg332万トン
15ラトビア
(Latvia)
83.46kg11万トン
日本
(Japan)
17.73kg213万トン
出典: United Nations Food and
Agricultural Organization (FAO) 2020年から作成
https://www.fao.org/faostat/en/#data/
©FAO


ジャガイモの起源

「ジャガイモ」は南米の「アンデス山脈」が原産と言われています。歴史は浅く、15世紀~16世紀の大航海時代に「航海の土産」としてヨーロッパに伝わりました。ジャガイモは保存性が良く、「船乗り達の食料」として重宝されました。


飢饉を救ったジャガイモ

アイルランドは「小麦」を栽培していましたが、イギリスの支配下で「地代」として生産した小麦を搾取されていました。食料の確保に困った小作人達は、搾取される事がない「ジャガイモ」を庭地で栽培するようになりました。厳しい環境で育つジャガイモは飢饉時でもある程度安定した収穫が見込めるため、小作人達の貴重な食料源になりました。

世界の豆
消費量ランキング


「豆」消費量
世界一位 ルワンダ
世界二位  ブルンジ
世界三位 エルサルバドル

FAOのデータをもとにFumib.netが作成

世界の豆消費量
Beans - Food supply quantity

年間
消費量
1人あたり
2020年
年間
生産量
(乾燥豆)
2020年
1ルワンダ
(Rwanda)
32.57kg43万トン
2ブルンジ
(Burundi)
27.85kg62万トン
3エルサルバドル
(El Salvador)
20.29kg8万トン
4タンザニア
(Tanzania)
15.26kg127万トン
5ウガンダ
(Uganda)
14.74kg78万トン
6カメルーン
(Cameroon)
13.36kg37万トン
7ニカラグア
(Nicaragua)
13.17kg21万トン
8ブラジル
(Brazil)
12.88kg303万トン
9ホンジュラス
(Honduras)
12.26kg12万トン
10ケニア
(Kenya)
11.75kg77万トン
11キューバ
(Cuba)
10.68kg6万トン
12北朝鮮
(North Korea)
10.53kg32万トン
13ベリーズ
(Belize)
9.98kg0.7トン
14コスタリカ
(Costa Rica)
9.93kg1万トン
15ベネズエラ
(Venezuela)
8.18kg11トン
日本
(Japan)
0.88kg5万トン
出典: United Nations Food and
Agricultural Organization (FAO) 2020年から作成
https://www.fao.org/faostat/en/#data/
©FAO
*大豆・インゲン豆・ひよこ豆などは含まれません


「大豆」は油脂や家畜の餌料として利用

「大豆」は「家畜の餌料」「油脂」「バイオ燃料」などに利用される事が多く、消費は限定的になります。


主食としての人気は低い

「豆」は主食としては役不足かもしれませんが非常に栄養価が高く、アフリカや南米の国々で消費量が多くなります。


世界中で発生している「水不足」

穀物や家畜の生産には非常に多くの「水」が利用されます。増加する人口と共に「水不足」が危惧されており、将来的に生産に利用する水を減少させる必要があるとされています。「キマメ」などは品種により水の量を減らす事が可能な植物で、アフリカなどの降水量が少ない地域で生産量が増加しています。

世界のパスタ
消費量ランキング


「パスタ」の消費量
世界一位 イタリア
世界二位  ベネズエラ
世界三位 チュニジア

UN.A.F.P.A.のデータをもとにFumib.netが作成

一人当たり年間パスタの消費量
Pasta consumption by country

国   年間
消費量
1人あたり
2021年
1イタリア
(Italy)
23.5kg
2チュニジア
(Tunisia)
17.0kg
3ベネズエラ
(Venezuela)
15.0kg
4ギリシャ
(Greece)
12.2kg
5ペルー
(Peru)
9.9kg
6チリ
(Chile)
9.6kg
7フランス
(France)
8.5kg
8アメリカ
(America)
8.8kg
9アルゼンチン
(Argentina)
8.6kg
10イラン
(Iran)
8.5kg
11ドイツ
(Germany)
7.9kg
12ハンガリー
(Hungary)
7.5kg
13ウルグアイ
(Uruguay)
7.5kg
14テュルキエ
(Turkiye)
7.3kg
15ロシア
(Russia)
7.1kg
日本
(Japan)
1.7kg
出典: UN.A.F.P.A. 2021年 から作成
https://www.pasta-unafpa.org/
©UN.A.F.P.A.


パスタの歴史は非常に古い
 
パスタの歴史は古く、紀元前4世紀から「イタリア」で食べられていた痕跡があります。

当時のパスタは現在のように「茹でる」のではなく、「焼く」「揚げる」など調理法で消費されていました。その後、パスタは「肉」「牛乳」などと合わせて消費される事が多くなりました。

「乾燥パスタ」が登場したのは16世紀です。「飢饉に備えるための保存食」として乾燥パスタが生まれたとされています。


パスタは主食になるの?

パスタを世界一多く消費するイタリアでも「小麦」の消費量が多く、主食は「パン」になります。


世界のキャッサバ
消費量ランキング


「キャッサバ」の消費量
世界一位 コンゴ民主共和国
世界二位  コンゴ共和国
世界三位 ガーナ

FAOのデータをもとにFumib.netが作成

一人当たり年間キャッサバの消費量
Cassava consumption by country

年間
消費量
1人あたり
2020年
年間
生産量
2020年
1コンゴ民主共和国
(Democratic Republic
of the Congo)
420.91kg4,276万トン
2コンゴ共和国
(Republic of
the Congo)
263.48kg160万トン
3ガーナ
(Ghana)
245.87kg2,177万トン
4アンゴラ
(Angola)
222.61kg959万トン
5ザンビア
(Zambia)
202.67kg391万トン
6ブルンジ
(Burundi)
187.60kg244万トン
7ギニア
(Guinea)
160.03kg252万トン
8パラグアイ
(Paraguay)
158.30kg332万トン
9シエラレオネ
(Sierra Leone)
155.86kg169万トン
10コートジボワール
(Ivory Coast)
148.78kg644万トン
11モザンビーク
(Mozambique)
148.37kg602万トン
12中央アフリカ
(Central African
Republic)
146.44kg80万トン
13ナイジェリア
(Nigeria)
124.75kg5,906万トン
14リベリア
(Liberia)
123.58kg63万トン
15カンボジア
(Cambodia)
121.45kg757万トン
日本
(Japan)
少量少量
出典: United Nations Food and
Agricultural Organization (FAO) 2020年から作成
https://www.fao.org/faostat/en/#data/
©FAO


キャッサバは主食になるの?

アフリカの国々では「キャッサバ」「タロイモ(山芋のようなイモ)」をすり潰し、湯で練った「フフ」という食べ物が主食として消費される事が多くなります。「フフ」は「餅」のような見た目で、フフを指先で広げスープなどと共に食べます。


厳しい土地でも栽培可能

キャッサバはアフリカの水の少ない地域でも比較的に栽培しやすい植物で、多くの国で栽培されています。

世界各国の主食


主食は「環境の影響」が大きい

主食はその土地の気候や風土に合う「栽培しやすい穀物や植物」が主食として消費される事が多くなります。

乾燥したアフリカ諸国は「イモ類」を主食にしている国が多く、雨が多いアジア圏は「米」、寒さが強いヨーロッパ圏は「麦」が主食として多く消費される傾向があります。


世界で多く生産される穀物

「トウモロコシ」「小麦」「米」「大麦」「ソルガム」「オーツ麦」「ライ麦」などが多く生産されています。これらの生産品は「家畜の飼料」「燃料」として利用される事も多くなっています。

アメリカの主食


主食という概念がない

アメリカには「主食という概念」がありません。アメリカには移民が多く、育った環境により好まれる食事が異なります。

レストランなどで食事をする際は「メインディッシュ(主料理)」と共に「サイドディッシュ(副食)」を選択する事が多く、「パン」「米」「ジャガイモ」「野菜」などが選択可能な場合が多くなります。

ロシアの主食


主食と呼べる物が非常に多い

ロシアも「主食の概念」がありませんが、「主食」と呼ぶ事ができる食べ物が多く存在しています。ロシアのレストランも基本的にアメリカと同じで「メインディッシュ」と共に「サイドディッシュ」を注文します。

カーシャ(蕎麦の実)


ロシアや東欧は蕎麦の実が多く消費される

ロシアや東欧では「カーシャ」「グレーチュカ」と呼ばれる「蕎麦の実」を食べます。「雑味の多い米」のような味で甘みが少なく「米」と比べ血糖値を上げにくい食品です。ロシアではカーシャに「バター」などを加えて食べるのが一般的です。


カーシャは健康食

蕎麦の実には「アミノ酸」「ビタミンB」などが多く含まれています。カロリーが低く、糖尿病・ダイエットとしての食事に適しています。


お粥全般が「カーシャ」

カーシャは見た目が「お粥っぽい食べ物」全般を指す言葉で「押し麦」「オートミール」などもカーシャと呼びます。「コーンフレーク」もロシア人にとってはカーシャに近い食べ物になります。

撮影: Fumib.net


黒いパン・ライ麦パン


ロシア・北欧などで消費が多い「黒パン」

ロシアや北欧では「ライ麦のパン」が好まれる傾向があります。ライ麦パンは「酸味」が強く、食べ慣れるまでに時間がかかります。小麦のパンと比べると食感が硬く、パサパサしていますが「コク」があります。


サンドイッチとは異なる「ブテルブロート」

パンの上にサーモン・ハム・チーズなどを乗せて食べる「ブテルブロート」は正月や来賓客などに提供される事が多い「サンドイッチ」に似た食べ物です。

ジャガイモ


一番多く消費される「ジャガイモ」

ロシアではジャガイモが一番多く消費されており、国内で一番「主食」として印象が強い食べ物です。「マッシュポテト」「フライドポテト」「ベイクドポテト」などがよく作られますが、「ボイルドポテト(皮をむいて茹でたイモ)」が多く作られる傾向があります。

ドイツの主食


ジャガイモが好まれる

ドイツも「主食」の概念は存在しませんが、「ジャガイモ」が多く消費される傾向があります。また、現在も旧東ドイツと旧西ドイツで好まれる主食が異なり、ジャガイモは「旧東側」で好まれる傾向があります。


カットのはマナー違反!ジャガイモは潰して食べる

ドイツでは「茹でたジャガイモ」をナイフで切らず、フォークの背で潰して食べます。古い風習のようで、「ナイフにデンプンで固まったジャガイモを洗うのが大変だから」という理由です。そのため、ジャガイモは潰せるほど柔らかく煮こむ必要があります。


節約文化

ドイツでは「長し台に大量に洗い物をためてから一気に洗う」など、徹底的に「節約」する習慣があります。これは「旧東ドイツ」に住む人に多くみられます。


国内に様々なパンが存在する

「パン」もロシアや北欧同様に「黒パン」「ライ麦パン」が好まれる傾向があります。

ドイツ国内では東ヨーロッパ・西ヨーロッパの文化が混ざり合い、非常に多くのパンの種類が存在しています。パンを追及したいならドイツ旅行へ出かけるのが良いかもしれません。

フランスの主食


朝食は質素

フランスは「パン」を非常に多く消費します。

フランス国内には朝食に「毎日同じメニューを食べる人」が多く存在しており、クロワッサンやバゲット、パンに合わせるジャム、コーヒーやオレンジジュースがセットになります。


菓子パンも非常に多い

フランスには「日本のパン屋」で販売されているような菓子パン・総菜パンなども非常に多く販売されています。「黒パン」は北欧などに比べると少なくなります。

エジプトの主食


主食は「パン」で消費量はヨーロッパより多い

エジプトでは「パン」が多く消費されます。

エジプトでは釜で焼かれた「アエーシ」と呼ばれる薄い生地のパンが食前に用意され、「フムス」という「すり潰したヒヨコマメにオリーブオイルなどを加えたペースト」と共に食べます。


「米」「豆」の消費も多い

「米料理」「豆料理」なども非常に多く、日本人の口に合う料理が非常に多く存在します。「魚料理」なども多く提供されますが「生食」をする文化はありません。基本的に魚の「揚げ物」が多い傾向があります。

ブラジルの主食


「豆」を多く消費する国

ブラジルの主食は「米」「豆」が多い傾向があります。

油で炒めて炊いた米と「フェジョン」と呼ばれる豆を「肉」「魚」などと食べる事が多くなっています。朝食は「パン」が好まれる傾向があります。


「大豆」の生産量は世界一


ブラジルは「大豆」生産量が世界一です。

しかし、「食料」としての利用は限定的で、主に「家畜の飼料」「食用油」「バイオ燃料」として利用されます。生産された大豆の多くが中国やその他の国に輸出される事が多く、「商業的」に利用される事が多くなります。


ブラジルで一番人気のある豆は「インゲン豆」

ブラジルでは「カリオカ豆」といわれる「インゲン豆」の一種が一番好まれ、国内で多く生産されています。

まとめ


食文化は日々変化しています。日本人が主食として消費している「米」の消費量も年々減少しており、日本人の「主食の概念」も将来的に崩れるかもしれません。

今回は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


サムネイル: 「Pixabay」から商用利用可能な写真を加工・利用しています。

-Food