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世界のインスタントラーメン消費量ランキング

 「インスタントラーメン」の消費量は年々上昇を続けています。とくにアジア地域で多く消費され、国民食の一つとして食べられている国も多く存在します。

世界でインスタントラーメンはどの国がどれくらい消費しているのでしょうか?

世界のインスタントラーメン
消費量ランキング


世界のインスタントラーメンの消費量
世界一位 韓国
世界二位 ベトナム
世界三位 ネパール


世界のインスタントラーメン消費量ランキング
Instant noodle - consumption (per capita)

消費量
(一人あたり)
(食)
2020年
1韓国
(Korea)
81
2ベトナム
(Vietnam)
73
3ネパール
(Nepal)
54
4タイ
(Thailand)
53
5マレーシア
(Malaysia)
49
6日本
(Japan)
47
7インドネシア
(Indonesia)
47
8フィリピン
(Philippines)
41
9台湾
(Taiwan)
37
10中国
(China)
32
11シンガポール
(Singapore)
26
12サウジアラビア
(Saudi Arabia)
24
13カンボジア
(Cambodia)
22
14ニュージーランド
(New Zealand)
19
15オーストラリア
(Australia)
17
16アメリカ
(America)
15
世界平均15
17カザフスタン
(Kazakhstan)
15
18グアテマラ
(Guatemala)
15
19ロシア
(Russia)
14
20ブラジル
(Brazil)
13


各国のインスタントラーメン消費量


インスタントラーメンは日本発祥です。「日清食品HD」が発明したとされており、1958年に発売された「チキンラーメン」が「世界はじめてのインスタントラーメン」とされています。

世界情勢の悪化により、原料の小麦などの価格が高騰する可能性があります。

韓国のインスタントラーメン消費量


韓国では2020年に一人あたり約81食のインスタントラーメンを食べていて、世界全体のインスタントラーメンの3.5%が韓国で消費されています。

韓国語でラーメンを「라면(ラミョン)」カップラーメンを컵라면(コムナミョン)」といいます。


韓国のインスタントラーメン

韓国では「辛みの強いインスタントラーメン」が好まれる傾向があります。日本でも販売されている「辛ラーメン」は世界中で有名で、インスタントラーメンを他の料理と共にアレンジした様々な料理が屋台などに並び、人気があります。

ベトナムのインスタントラーメン消費量


ベトナムでは2020年に一人あたり約73食のインスタントラーメンを食べていて、世界全体のインスタントラーメンの6.0%がベトナムで消費されています。

ベトナム語でインスタントラーメンはMì ăn liền(ミーアンリェン)」カップラーメンを「Mì ly(ミーリー)」といいます。


ベトナムのインスタントラーメン

ベトナムは「酸味が強い辛い味」のインスタントラーメンが好まれる傾向があります。日本円で一袋15円~20円で購入が可能で、ベトナムの国民食の一つです。ベトナムはフランスの食文化と中国の食文化を強く受けており、インスタントラーメンの味にも特色があらわれています。

「米粉」を利用した「フォー」のインスタントヌードルも多く存在していて、国内で人気があります。

ネパールのインスタントラーメン消費量


ネパールでは2020年に一人あたり約54食のインスタントラーメンを食べていて、世界全体のインスタントラーメンの1.3%がネパールで消費されています。

ネパール語でインスタントラーメンは「चाउचाउ(ツァウツァウ)」といいます。

 
ネパールのインスタントラーメン

ネパールも非常に多くのインスタントラーメンを消費する国で、お湯で戻さず「お菓子」として食べるのも一般的です。そのため、麺にすでに味が付いているインスタントラーメンが多く存在しています。食べ方も「焼きそば」のように食べるのが一般的になっています。

タイのインスタントラーメン消費量


タイでは2020年に一人あたり約53食のインスタントラーメンが食べられていて、世界全体のインスタントラーメンの3.2%がタイで消費されています。

タイ語でインスタントラーメンは「บะหมี่กึ่งสำเร็จรูป(バミー グン サムレット ループ)」といいます。


タイのインスタントラーメン

タイではバンコクを拠点とする「プレジデントフーズ」が販売するインスタントラーメン「MAMA」が国内のシェアを確保しており、50%を超えています。プレジデントフーズはバングラデシュ・ミャンマー・カンボジアハンガリーにも工場があり、多くのインスタントラーメンが生産されています。

マレーシアのインスタントラーメン消費量


マレーシアでは2020年に一人あたり約49食のインスタントラーメンが食べられていて、世界全体のインスタントラーメンの1.3%がマレーシアで消費されています。

マレー語でインスタントラーメンは「Mi segra(ミーセグラ)」といいます。


マレーシアのインスタントラーメン

マレーシアではインドネシアの食品会社の「インドフード」から販売されている「Indomie(インドミー)」が非常に人気があります。インドミーはインドネシアでも人気があり、国民食の一つになっています。

日系のインスタントラーメンも人気がありますが、値段が若干高く、国内で流通しているインスタントラーメンと比べると3倍から4倍の価格となっています。


イスラム教徒が食べる食品「ハラール食」

マレーシアやインドネシアはイスラム教の国で、「ハラール(法により許可される事)」認定を受けた食べ物を食べます。インスタントラーメンも例外なく該当し、ハラール認定を受けたインスタントラーメンが非常に多くなっています。

日本のインスタントラーメン消費量


日本では2020年に一人あたり約47食のインスタントラーメンが食べられていて、世界全体のインスタントラーメンの5.1%が日本で消費されています。

 
日本のインスタントラーメン

日本では「日清食品HD」が販売する「カップヌードル」一番売れているカップラーメンになります。日清食品HDが販売するカップラーメンは70~80年代にかけて世界で販売が開始され、現在では世界中で購入することが可能です。

インドネシアのインスタントラーメン消費量


インドネシアでは一人あたり2020年に約47食のインスタントラーメンが食べられていて、世界全体のインスタントラーメンの10.8%がインドネシアで消費されています。

インドネシア語でインスタントラーメンは「Mie instan(ミーインスタン)」といいます。


インドネシアのインスタントラーメン

人口2億7千万人を超えるインドネシア。マレーシア同様にインドネシアの食品会社の「インドフード」から販売されている「Indomie(インドミー)」が非常に人気があり、様々な味のインスタントラーメンが販売されています。

インドミーは世界的にも有名で、世界90ヶ国以上で販売されており、現在ではアフリカ諸国でも販売されています。値段も手ごろで、インドネシア国内では日本円で20円から30円で購入する事が可能です。

フィリピンのインスタントラーメン消費量


フィリピンでは一人あたり2020年に約41食のインスタントラーメンが食べられていて、世界全体のインスタントラーメンの3.8%がフィリピンで消費されています。

 フィリピンで利用されているタガログ語でインスタントラーメンは「Instant pansit(インスタントパンシット)」といいます。



フィリピンのインスタントラーメン

フィリピンで一番人気のあるインスタントラーメンは「Monde Nissin(モンデニッシン)」が販売する「Lucky Me(ラッキーミー)」です。ラッキーミーの販売が開始されたのは1991年で、現在では様々な味のインスタントラーメンが販売されています。

日本の「日清食品HD」が販売する「カップヌードル」も人気があり、フィリピン国内で販売されているオリジナルフレーバーなどが存在しています。


台湾のインスタントラーメン消費量


台湾では2020年に一人あたり約37食のインスタントラーメンが食べられていて、世界全体のインスタントラーメンの0.7%が台湾で消費されています。

中国語でインスタントラーメンは「泡麵(ハオミェン)」といいます。


台湾のインスタントラーメン

台湾のインスタントラーメンの歴史は古く、1969年から販売されています。日本のインスタントラーメンなどが輸入されていましたが、台湾人の口には合わず、あまり売れませんでした。その後、フィリピンの「サン・ミゲル」が台湾人の口に合うインスタントラーメンを販売し、台湾でもインスタントラーメンが売れるようになりました。

現在では台湾の「統一企業」がインスタントラーメンの大きなシェアを獲得しており、様々な味のインスタントラーメンを販売しています。

中国のインスタントラーメン消費量


中国では2020年に一人あたり約32食のインスタントラーメンが食べられていて、世界全体のインスタントラーメンの39.8%が中国で消費されています。


中国のインスタントラーメン

中国では台湾の食品会社「康師傅こうしふ」が中国国内で大きなインスタントラーメンのシェアを獲得しています。

中国国内では原料の高騰化やインスタントラーメン離れが加速していて、売り上げが減少しています。背景には中国国内で豊かさになった人が「刺激の強い食べ物」を求めるようになった事などが要因と言われています。

まとめ


インスタントラーメンの歴史は約60年ですが、年々消費量は増加しています。味も様々な国・宗教により変化を遂げ、毎年様々なインスタントラーメンが開発、販売されています。アジア圏ではメジャーな食べ物ですが、ヨーロッパの消費量はアジア圏と比べると低く、それほど消費されていません。

今回は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


サムネイル: Stocksnap.ioからCC0ライセンスの写真を加工・利用しています。

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