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世界の平均労働時間ランキング


「日本人は良く働く」「長時間労働」は過去の話で、現在は多くの企業の雇用は改善され、全体の平均労働時間は短くなってきています。

世界で労働時間が長い国はどこでしょうか?

労働時間ランキング


世界の労働時間ランキング
世界一位 メキシコ
世界二位 コスタリカ
世界三位 チリ


世界の労働時間ランキング
Average working hours (h/month)

平均労働時間
(時間/月)
2021年
年間休日
(日)
1メキシコ
(Mexico)
17712
2コスタリカ
(Costa Rica)
17219
3チリ
(Chile)
15917
4韓国
(Korea)
15918
5マルタ
(Malta)
15614
6ギリシャ
(Greece)
15614
7ルーマニア
(Romania)
15315
8クロアチア
(Croatia)
15214
9ポーランド
(Poland)
15213
10アメリカ
(America)
14911
11アイルランド
(Ireland)
1479
12エストニア
(Estonia)
14713
13チェコ
(Czech)
14613
14イスラエル
(Israel)
14610*
15キプロス
(Cyprus)
14515
16オランダ
(Netherlands)
14410
17ハンガリー
(Hungary)
14111
18オーストラリア
(Australia)
14110
19カナダ
(Canada)
1407
20イタリア
(Italy)
13913
21ポルトガル
(Portugal)
13713
22スペイン
(Spain)
1369
23リトアニア
(Lithuania)
13414
24ブルガリア
(Bulgaria)
13413
25日本
(Japan)
13316
26ラトビア
(Latvia)
13314
27スロベニア
(Slovenia)
13316
28スロバキア
(Slovakia)
13116
29スイス
(Switzerland)
1279
30フィンランド
(Finland)
12616
31イギリス
(U.K)
1248
32ベルギー
(Belgium)
12410
33フランス
(France)
12412
34スウェーデン
(Sweden)
12015
35オーストリア
(Austria)
12015
36アイスランド
(Iceland)
11916
37ノルウェー
(Norway)
11813
38オランダ
(Netherlands)
11810
39ルクセンブルク
(Luxembourg)
11511
40デンマーク
(Denmark)
11313
41ドイツ
(Germany)
11210
*夕方から次の日まで休日が続くが1日とカウント

各国の労働時間


長時間労働はアジア圏に多い

リストには記載されていませんが、長期労働は「アジア諸国」でも非常に多く、先進国からの「委託生産」などを多くおこなう製造業などが長時間を強いられているケースが多くなっています。


ヨーロッパも労働時間は長かった

「産業革命」と共に多くの国が長時間労働を強いられるようになり、1870年の【ドイツ】では月間労働時間の平均は200時間を超えています。食事はイギリスの「フル・ブレークファスト」を中心に長時間労働に合わせたボリューミ―な食事が好まれるようになっています。


日本の労働時間が短い理由

「非正規雇用」「短時間のパート」なども労働時間の合計に含まれており、全体の労働時間を短くしています。


日本は比較的に職業を選びやすい

日本は「会社の都合」だけではなく「その人の都合に合わせた仕事」が可能になっています。海外では職業に対し専門のディプロマ(卒業証明書や業績証明書)が必要になり、ディプロマに沿った職業を選ぶ事が基本になります。

日本人が海外で就職する場合も「日本の大学などのディプロマ」が重要で、ディプロマに沿った職業でないと「ワーキングビザ」が発行されない可能性が高くなります。

メキシコ
労働時間


ブラックな農業

メキシコは温暖な気候を有しており、「質の良い農作物」が生産・日本を含めた「海外へ輸出」されています。農業は基本的に労働時間が非常に長い傾向があり、いわゆる「ブラック企業」が多いと言われています。


アメリカで働くメキシコ人

賃金は【アメリカ】と比べ10倍程度低くなっており、アメリカで「違法労働」をおこなうメキシコ人が多くなっています。近年では違法労働者の取り締まりがアメリカで強化されており、違法労働者は減少しています。

メキシコ
法律上の労働時間


平日の労働時間

メキシコの法律上の労働時間は「1日8時間・週48時間」に設定されています。夜勤の場合は7時間、日勤と夜勤をおこなう場合は7.5時間です。


残業

残業は1日に「3時間」まで認められていますが、週3日・合計で9時間を超える残業は原則的に認められていません。また、残業に対し「2倍の割増賃金」を支払う必要があります。9時間を超える残業を行なう場合、「3倍の割増賃金」を支払う必要があります。


未成年・妊婦の残業は禁止

16歳未満・妊娠中または授乳中の母親などは残業する事が許可されていません。

メキシコ
土日の労働


土日の労働

土曜日は一般の日と同じ扱いになります。

日曜日の労働

日曜日の労働は原則的に認められていませんが、労働を行なった場合、「1.25倍の割増賃金」を支払う必要があります。また、休日出勤した日の「振替休日」を設ける必要があります。

祝日の場合

祝日の労働も原則的に認められていませんが、労働を行なった場合、「3倍の割増賃金」を支払う必要があります。

コスタリカ
労働時間


農業・製造業が主な産業

コスタリカは中米の【ニカラグア】【パナマ】に挟まれた国で、「コーヒー」「パイナップル」「バナナ」などが名産品です。コスタリカも温暖な気候を有しており、生産品を海外へ輸出しています。

コスタリカの平均月給は約780米ドル(2022年11月)で、メキシコや南米と比べると若干高くなっていますが、長時間の労働を強いられる事が多くなっています。

コスタリカ
法律上の労働時間


平日の労働時間

コスタリカの法律上の労働時間は「1日8時間・週48時間」に設定されています。夜勤の場合は「6時間・週36時間」に設定されており、日勤と夜勤をおこなう場合は「7時間・42時間」の労働が可能です。


年次休暇の義務付け

50週の連続勤務に対し、「2週間の年次休暇」の取得が義務付けられています。また、雇用主は「休暇手当」支払う必要があります。


残業

残業は「1日4時間」以下に設定されており、時間外の労働をおこなう場合は「1.5倍の割増賃金」を支払う必要があります。


15歳以下の労働は禁止

15歳以下の労働は禁止されています。

コスタリカ
土日の労働


祝日・休日

祝日・休日の労働をおこなう場合、「2倍の割増賃金」を支払う必要があります。

チリ
労働時間


南米チリも農業が盛んにおこなわれている

南米のチリは国内に様々な気候を有しており、主に南部で農業・酪農がおこなわれています。長時間労働を強いられる労働者も多くなっていますが、平均月収は約580米ドルと低くなっています。

チリ
法律上の労働時間


平日の労働時間

チリの労働時間は「1日9時間・週48時間」です。


残業

夜勤に対する「割り増し賃金」などはありませんが、1日に「9時間以上・週48時間」を超える労働は「残業」として扱われ、「1.5倍の割増賃金」を支払う必要があります。また、管理職に就く人は残業する権利がありません。(賃金が支払われない)


妊婦の労働は禁止

妊婦の労働は禁止されています。

チリ
土日の労働


土日の労働

日曜日の労働に対し、「1.3倍の割増賃金」を支払う必要があります。また、休日出勤を行った場合、次の週に振替休日を設ける事が可能になっています。

韓国
労働時間


韓国の労働

韓国の労働環境は【日本】と似ているところが多々ありますが、労働時間は日本より長い傾向があり、長時間労働を強いられている労働者も多く存在します。

韓国
法律上の労働時間


平日の労働時間

韓国の法律上の労働時間は「1日8時間・週40時間」に設定されており、日本と同じになります。最大で「週52時間」まで働く事が可能で、多くの韓国人が週に50時間程度の労働に従事しているケースが多くなっています。


残業

週に35時間の労働をおこなった場合でも1日の労働時間が8時間を超えた場合、雇用主は残業代を支払う必要があります。また、時間外の労働をおこなう場合は「1.5倍の割増賃金」を支払う必要があります。

運送業・航空運送業・海運業・医療業に携わる従事者は週12時間を超える時間外労働を行なう事が可能になっています。

また、残業代の代わりに代休を設ける事が可能で、雇用主と書面を通して合意する必要があります。

韓国
土日の労働


土日の労働

休日に労働をおこなう場合は雇用主は労働者に対し「1.5倍の割増賃金」を支払う必要があります。8時間以上の労働を行なう場合は雇用主は「2倍の割増賃金」を支払う必要があります。

マルタ
労働時間


マルタ共和国

マルタはイタリアの「シチリア」から南へいった場所に存在する「島」で、温暖な気候を有しています。貿易が経済の軸になっており、観光業・金融業なども力が注がれています。

マルタ
法律上の労働時間


平日の労働時間

マルタの法律上の労働時間は「週40時間」に設定されています。


残業

1日8時間以上の残業をおこなう場合、「1.5倍の割増賃金」を支払う必要があります。週40時間以上の労働は「時間外労働」になり、48時間を超える労働は法律で認められていません。48時間を超える労働を行なう場合は雇用主と書面を交わす必要があり、時間外労働の契約はいつでも解除が可能ですが、通常1週間前に雇用主に通達する必要があります。

マルタ
土日の労働


土日の労働

休日に労働をおこなう場合は雇用主は労働者に対し「2倍の割増賃金」を支払う必要があります。また、土曜日・週40時間を超える場合も「2倍の割増賃金」を払う必要があります。

まとめ


先進国では「長時間労働=悪い会社」という印象が強くなってきており、「残業」を積極的に減らる企業が増加しています。


今回は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


サムネイル: 「Pixabay」から商用利用可能な写真を加工・利用しています。

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