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世界の肉 消費量ランキング

日本も非常に多くの肉を消費している印象がありますが、実際の消費量は世界50位以下になり、世界では更に多く肉が消費されています。

世界では年間どのくらい肉が消費されているのでしょうか?

世界の肉 消費量ランキング


世界の肉 消費量
世界一位 香港
世界二位 アメリカ
世界三位 オーストラリア


世界の肉 消費量ランキング
Meat – consumption (kg/capita/year)

消費量
(Kg)
(Year)
2019年
1香港
(Hong Kong)
133.15
2アメリカ
(America)
128.44
3オーストラリア
(Australia)
115.47
4アルゼンチン
(Argentina)
110.23
5スペイン
(Spain)
105.95
6マカオ
(Macao)
104.08
7イスラエル
(Israel)
103.99
8ブラジル
(Brazil)
99.53
9サモア
(Samoa)
98.50
10セントビンセント
グレナディーン
(Saint Vincent and
the Grenadines)
97.00
11ポルトガル
(Portugal)
95.36
12モンゴル
(Mongolia)
94.85
13カナダ
(Canada)
93.68
14アイスランド
(Iceland)
92.73
15ニュージーランド
(New Zealand)
92.54
16パナマ
(Panama)
89.78
17フランス領ポリネシア
(French
Polynesia )
89.05
18バハマ
(Bahamas)
87.85
19クロアチア
(Croatia)
85.33
20チリ
(Chile)
84.46
21台湾
(Taiwan)
84.12
22リトアニア
(Lithuania)
84.00
23ポーランド
(Poland)
83.81
24ハンガリー
(Hungary)
83.61
25ベラルーシ
(Belarus)
82.39
26オーストリア
(Austria)
82.18
27アイルランド
(Ireland)
81.51
28ボリビア
(Bolivia)
80.62
29フランス
(France)
80.41
30チェコ
(Czech)
79.89
31ギリシャ
(Greece)
79.89
32ルクセンブルク
(Luxembourg)
79.70
33韓国
(Korea)
79.32
34イギリス
(U.K)
78.98
35トリニダード・トバゴ
(Trinidad
and Tobago)
77.70
36デンマーク
(Denmark)
76.97
37モンテネグロ
(Montenegro)
76.44
38ドイツ
(Germany)
76.40
39ロシア
(Russia)
76.38
40ニューカレドニア
(New Caledonia)
75.99
41イタリア
(Italy)
75.40
42セントクリストファー
ネイビース
(Saint Kitts
and Nevis)
74.83
43フィンランド
(Finland)
72.57
44バルバドス
(Barbados)
72.07
45クウェート
(Kuwait)
71.59
46スイス
(Switzerland)
70.68
47マルタ
(Malta)
70.63
48スウェーデン
(Sweden)
70.48
49メキシコ
(Mexico)
70.24
50ルーマニア
(Romania)
69.75
51ラトビア
(Latvia)
69.05
52エストニア
(Estonia)
68.69
日本
(Japan)
51.11
世界平均43.16
出典: United Nations Food and Agricultural Organization (FAO) 2019年から作成
https://www.fao.org/faostat/en/#data/
©FAO


各国の肉 消費量


肉と身長の関係

肉を非常に多く消費している4位のアルゼンチン、8位のブラジル、20位のチリ、21位の台湾などは日本と平均身長が同じぐらいになります。

日本人の平均身長は1810年に157.80cmで、1980年の171.70cmと比べ13.90cm増加しています。身長の伸び率は世界9位になっています。


「世界の主食ランキング」の記事はこちらになります。よろしかったらご覧ください。


「世界の魚の消費量ランキング」についての記事はこちらをご覧ください。


香港の肉 消費量


香港は2019年に133.15kgの肉を消費して、1日に平均364.79gの肉を消費している計算になります。

肉は香港で利用されている中国語で「肉(ロウ)」といいます。


香港の牛肉消費量が多い理由

香港は国内外の観光客や香港で働く人が非常に多く、これらの人々が肉の消費量を押し上げています。実際の消費量は香港政府のデータによると、2002年に豚肉の消費量が1日平均105.2gで、牛肉の消費量が23.3gです。現在は更に多くの肉が消費されてると思われます。


香港で愛される「和牛」

香港には非常に舌の肥えた人が多く、日本の「和牛」を好む人が非常に多く存在します。

日本から香港に輸出される和牛は冷凍される事なく輸出され、日本国内で提供されているような「質の高い和牛」が香港のレストランなどで提供されています。和牛を提供しているレストランでは「日本酒」なども一緒に提供される事が多くなっています。

アメリカの牛肉 消費量


アメリカは2019年に128.44kgの肉を消費して、1日に平均351.89gの肉を消費している計算になります。


アメリカの牛の飼育数

2019年にアメリカ国内で約9400万頭の牛が飼育されています。非常に多くの牛がアメリカ国内で飼育され、世界中に輸出されています。


アメリカで減少する肉の消費量

アメリカでは2012年をピークに肉の消費量が大きく減少しています。背景に2011年に発生した「大規模な干ばつ」により、家畜の飼料となる作物の生産が大きく減少した事が要因の一つです。

現在肉の生産量は増加傾向にありますが、世界情勢の悪化による燃料の高騰化や生産コストの上昇が続いており、肉の値段の上昇が懸念されています。


「鶏肉」の消費量が上昇

アメリカでは牛肉の消費量は減少しましたが「鶏肉」の消費量が上昇しています。上昇する価格から牛肉の購入を控える家庭が多く、かわりに価格の安い鶏肉が多く購入されています。

オーストラリアの牛肉 消費量


オーストラリアは2019年に115.47kgの肉を消費して、1日に平均316.35gの肉を消費している計算になります。
 

オーストラリアの牛の飼育数

2019年にオーストラリア国内では約2400万頭の牛が飼育されていて、日本にも多くの牛肉が輸出されています。


オーストラリアの「WAGYU」

オーストラリアでは日本の「和牛」が生産されています。和牛は「WAGYU」というブランド名で世界中で販売されており、一部から人気を得ています。


オーストラリアで一番消費される肉は「鶏肉」

オーストラリアでは牛肉の消費量より「鶏肉」が多く、一人当たり40kgを超える鶏肉が消費されています。牛肉・豚肉の消費量は約20kg~30kg、魚の消費量は約15kg、羊肉の消費量は他国と比べて多くなっていますが10kg未満になります。

アルゼンチンの牛肉 消費量


アルゼンチンは2019年に110.23kgの肉を消費して、1日に平均302.00gの肉を消費している計算になります。

アルゼンチンで使用されているスペイン語で牛肉は「Carne (カルネ)」といいます。


アルゼンチンの牛の飼育数

アルゼンチンでは2019年に5400万頭の牛が飼育されていて、アルゼンチンで生産された牛肉が世界中に輸出されています。


減少している牛肉の消費量

アルゼンチンでは世界的に肉の消費量が多くなっていますが国内の肉の消費量が年々減少しています。理由は国内の肥満率が非常に高く、「健康的な食生活」が増加している事が主な理由になっています。


コロナウイルスによる影響

2019年から発生している「コロナウイルス(Covid-19)」発生により外出する人が減少しています。レストランなどで食事する人も大幅に減少し、肉の消費量が減少しています。更にインフレによりアルゼンチンでは牛肉の価格の高騰しており、牛肉の購入を控える人が多くなっています。


鶏肉の消費が上昇

アルゼンチンもアメリカ・オーストラリア同様に鶏肉の消費量が増加しています。鶏肉の消費量は2020年に44kg、豚肉の消費が14kgになります。

マカオの牛肉 消費量


マカオは2019年に104.08kgの肉を消費して、1日に平均285.15gの肉を消費している計算になります。

マカオも観光客が多い

マカオも香港同様に観光客が多く、マカオ国内で消費される肉の消費量を押し上げています。


増加する「植物性ミート」

マカオでは肉を使用しない大豆・エンドウ豆・キノコなどを利用した「植物性ミート」の開発が進んでいます。


なぜ植物性ミートが必要とされるか?

世界で生産されている1/3の穀物が「家畜の飼料」として利用されています。

植物性ミートの利用は「家畜を飼育するプロセス」全てが無くなり、環境への負担が大幅に軽減されるため、2050年までに二酸化炭素の排出量ゼロを目標としている国々では「超えなければいけない問題」になると思われます。

これらの植物性ミートはマカオだけではなく「香港」でも利用が増加しており、今後肉の消費量は減少する可能性があります。

イスラエルの牛肉 消費量


イスラエルは2019年に103.99kgの肉を消費して、1日に平均284.90gの肉を消費している計算になります。

イスラエルで使用されているヘブライ語で牛肉は「בָּשָׂר (バサーウ)」といいます。


「ユダヤ教」は豚肉を食べない

「ユダヤ教」は「イスラム教」同様に豚肉を食べない宗教です。豚の他にも食べる事が不可能な動物が多く存在し、食べる事が出来ない動物を「不浄」としています。これらの動物は「雑食の動物」が多く、何でも食べてしまう動物が多くなっています。

牛など「反芻」をおこなう草食動物は体内に取り入れた植物を「タンパク質」に変換する事が可能で、穀物などを食べる必要がありません。イスラム教やユダヤ教は不浄な物を口にする事を禁忌としており、自分達が食べる動物も草だけを消費する「不浄ではない動物」を食べる事が許されています。

また、食べる事が可能な動物でも適切な方法で処理された動物以外は食べません。

ユダヤ教は「カシュルート」という「食物の清浄規定」が厳格に設定されており、食用可能な食べ物のパッケージなどに必ずカシュルートである「マーク」などが記されています。

ユダヤ教には食べ物に関する規定が非常に多く存在し、提供する際には注意が必要です。


増加するイスラエルの牛肉消費量

イスラエルの牛肉消費量は2015年から50%増加しています。「死肉」も禁忌にされているイスラルでは動物を国内に「生存している状態」で輸入し、国内で適切な処理を行いたいのが本音だと思いますが、生存している状態の輸送には家畜に大変な苦痛を伴うため、冷凍肉なども多く輸入しています。

ブラジルの牛肉 消費量


ブラジルは2019年に99.53kgの肉を消費して、1日に平均272.68gの肉を消費している計算になります。

ブラジルで使用されているポルトガル語で牛肉は「eu no(エウノ)」といいます。


ブラジルの牛の飼育数

2019年にブラジル国内で約2億1400万頭の牛が育てられています。ブラジル産の牛肉は世界一の輸出量で、北米、アジア、ヨーロッパを含め世界中に輸出されています。


最大の輸出国になったプロセス

ブラジルは過去に非常に粗悪な環境で主に国内用の家畜の生産していましたが、劇的な生産技術の向上、サプラチェーンの組織化などがおこなわれ、質の良い肉の生産量が増加しました。

サモアの牛肉 消費量


サモアは2019年に98.50kgの肉を消費して、1日に平均269.86gの肉を消費している計算になります。

サモア語で牛肉は「aano o manu(アアノオーマウ)」といいます。


サモアはどこ?

サモアは南太平洋のオセアニアに位置する島国で、ニュージーランドから北東に行った場所に存在します。農業が盛んで、タロイモなどが生産されています。


肉の多くが輸入品

サモアで消費されている60%の肉が海外からの輸入品になります。サモアでは輸入品に依存している傾向があり、国内で生産される肉の消費を超えています。


セントビンセント・グレナディーンの牛肉 消費量


セントビンセント・グレナディーンは2019年に97.00kgの肉を消費して、1日に平均265.75gの肉を消費している計算になります。

セントビンセント・グレナディーンでは公用語として「英語」が利用されています。


セントビンセント・グレナディーンはどこ?

カリブ海のセントビンセント島とグレナディーン諸島からなる島国です。セントビンセント島は火山島で、グレナディーン諸島はサンゴ礁になります。


アメリカからの観光客が多い

アメリカからの旅行客が多く、観光業のよる収入が多くなっています。観光客による肉の消費も多く、セントビンセント・グレナディーン全体の肉の消費量を上昇させています。


火山の噴火

セントビンセント島に存在する「スフリエール火山」は2021年に噴火し、国民の1万6000人が避難しています。

スフリエール火山の噴火によりセントビンセント島の農業が壊滅的なダメージを受けています。セントビンセント島から南に位置する「グレナダ島」はセントビンセント島から多くの家畜を輸入しており、輸入が減少する恐れがあるグレナダ島・その他のカリブ諸国では家畜の生産量を増加させています。

まとめ


日本は2019年に約51.11kgの肉が消費していて1日に平均140.00gの肉を消費している計算になります。世界平均より7.95kg多く消費していますが、消費量上位の国と比べ半分の量になります。

今回は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


サムネイル: Stocksnap.ioからCC0ライセンスの写真を加工・利用しています。

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