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ニュージーランドだけじゃない!世界のキウイフルーツ 生産量ランキング

中国の生産量が多い
キウイフルーツ

キウイフルーツはニュージーランドで非常に多く生産されている印象がありますが、生産量は中国の約1/4であり、中国で生産されるキウイフルーツの質が向上しています。

世界ではどの国がどれくらいのキウイフルーツを生産しているのでしょうか?

世界のキウイ
生産量ランキング

世界のキウイフルーツの生産量
世界一位 中国
世界二位 ニュージーランド
世界三位 イタリア

世界のキウイフルーツ 生産量ランキング
Kiwi fruit
Production (tonnes/year)

生産量
(t)
2022年
世界 4,539,471.22
中国 2,380,304.47
ニュージーランド 603,522.74
イタリア 523,120.00
ギリシャ 320,270.00
イラン 294,571.01
チリ 114,533.74
テュルキエ 100,772.00
ポルトガル 52,920.00
フランス 47,120.00
アメリカ合衆国 33,110.00
スペイン 27,380.00
日本 19,746.99
大韓民国 8,308.47
イスラエル 8,000.00
オーストラリア 2,417.52
ジョージア 1,700.00
モンテネグロ 500.00
キルギスタン 408.95
スイス 377.00
キプロス 150.00
ブルガリア 80.00
スロベニア 70.00
チュニジア 34.32
アフリカ 34.32
北アフリカ 34.32
カナダ 27.66
ブータン 26.36
ベルギー -
チェコ -
デンマーク -
エストニア -
フィンランド -
ドイツ -
ハンガリー -
アイルランド -
ラトビア -
リトアニア -
ルクセンブルク -
マルタ -
オランダ -
ポーランド -
ルーマニア -
スロバキア -
スウェーデン -

各国のキウイフルーツ
情報

キウイフルーツの重さ・エネルギー
キウイフルーツは1個約100gで、エネルギーは約44Kcalです。

生産国は全体的に少ない
キウイフルーツは日本で簡単に栽培できるフルーツとして人気がありますが、世界でキウイフルーツを生産している国はあまり多くありません。ヨーロッパでは「イタリア」の生産量が多く、イタリア産のキウイフルーツやニュージーランド産のキウイフルーツがマーケットで販売されています。

キウイフルーツは「マタタビ」
キウイフルーツは「マタタビ科」の植物であり、「マタタビラクトン」という成分が含まれています。この成分は「ネコ科」の動物を陶酔させる物質ですが、全く反応しない猫も存在します。

キウイは新しいフルーツ
キウイフルーツが世界で一般的に消費されるようになったのは戦後です。ミカン農家がキウイフルーツを育てている事が多く、日本では愛媛県などで多く生産されています。

「世界のマンゴー生産量ランキング」はこちらになります。よろしかったらご覧ください。


中国
キウイフルーツ 情報

中国のキウイフルーツ
キウイフルーツは中国語で「猕猴桃(ミーハオタオ)」です。

キウイの原産地は中国
キウイフルーツはニュージーランドが産地として有名ですが、原産は中国の揚子江ようすこう流域と言われています。

中国のキウイ生産地
主に中部の「陝西省(せんせいしょう)」、南西部の「四川省(しせんしょう)」、中西部の「河南省(かなんしょう)」、南東部の「江西省(こうせいしょう)」、南東部の「広東省(カントンショウ)」、南部の「広西チワン族自治区」などで多くのキウイフルーツを生産しており、陝西省で国内で生産されるキウイの50%以上が生産されています。

ニュージーランドのキウイを模倣
中国はニュージーランドで品種改良がおこなわれたキウイを自国に持ち込み、自国で栽培・国内へ販売・海外へ輸出をおこなっています。

中国産によりニュージーランドに大打撃
中国産のキウイはシェアを増加させており、ニュージーランドの販売数が低下するなど大きな打撃を受けています。

ニュージーランドは中国の「ニュージーランド産キウイの違法栽培」に対する裁判で勝訴していますが、流通は拡大し続けています。

拡大し続ける被害を食い止める事は不可能であり、ニュージーランドは中国で栽培されたキウイを自国で買い取り「自社ブランド」として販売する予定です。

ニュージーランド
キウイフルーツ 情報

キウイの語源
ニュージーランドの原住民「マオリ族」が利用する「マオリ語」がキウイの語源となっています。

ニュージーランドには「キーウィ」という「キウイフルーツの形に似た鳥」が存在しており、キウイフルーツの語源になっています。

ニュージーランドの「ゼスプリ社」
ニュージーランドで生産されるキウイは「ゼスプリ社」が独占販売をおこなっています。ゼスプリ社で生産されている1/4のキウイが日本に対し輸出されており、非常に大きなシェアになっています。

ゼスプリ社は中国産キウイを日本に販売される事をどうしても避けたいようで、日本に対して非常に強いブランディングをおこなっています。日本国内ではテレビCMなどがおこなわれ、「キウイといえばニュージーランド」という印象が根付いています。

ニュージーランドのキウイ生産地
ニュージーランドは北島の「タウランガ」があるベイ・オブ・プレンティ地方で多くのキウイが栽培されています。ベイ・オブ・プレンティで栽培されるキウイはニュージーランドで栽培されるキウイの80%を超えており、国内で生産されるキウイの大多数になります。

生産量は中国の約1/4
中国で生産されるキウイはニュージーランドで生産されるキウイの4倍になります。中国産キウイは拡大しており、今後、日本でも中国産キウイが販売される可能性があります。

イタリア
キウイフルーツ 情報

イタリアのキウイフルーツ
キウイフルーツはイタリア語で「Kiwi(キウイ)」です。

イタリアのキウイ生産地
主に中部の「ラツィオ州」、北西部の「ピエモンテ州」、北部の「エミリア=ロマーニャ州」、南部の「カラブリア州」、北東部の「ヴェネト州」でキウイフルーツが生産されています。

生産量はニュージーランドと同等
イタリアも非常に多くのキウイフルーツを生産しており、ニュージーランドと同等の生産量があります。イタリアは主にヨーロッパ向けにキウイフルーツを生産・輸出されており、ヨーロッパ諸国のスーパーでイタリア産のキウイフルーツを見かける事があります。

ニュージーランド産のキウイはヨーロッパでも販売されていますが、価格は高めに設定されています。

ヨーロッパで生産される
キウイはグリーンキウイ
ヨーロッパで生産されるキウイは主に「グリーンキウイ」になります。ニュージーランド産の「ゴールデンキウイ」と比べると酸味が強い傾向があります。

ギリシャ
キウイフルーツ 情報

ギリシャのキウイフルーツ
ギリシャ語でキウイフルーツは「Ακτινίδια(アクティヴィミア)」です。

ギリシャのキウイフルーツ生産地
主に北西部の「アルタ県」北東部の「カヴァラ県」、東部の「ピエリア県」、西部の「エトリア=アカルナニア県」、中部の「ラリサ県」、東部の「テスプロティア県」、中部の「フティオティダ県」、中北東部の「イマティア県」でキウイが生産されています。

ギリシャのキウイフルーツの歴史
ギリシャはキウイ栽培が80年代から本格的に開始され、2011年に約10万トン・2017年に20万トンと大きく数字を伸ばしています。

ギリシャのキウイの食べ方
ギリシャは「ヨーグルト」にキウイやハチミツを加えて食べる事が多く、日本でも「ギリシャヨーグルト」にキウイなどが加えられて販売されています。

日本への輸出はおこなわれていない
2016年にギリシャは日本に対し、「キウイの生果実の輸入解除の要請」をおこなっています。輸入解禁までに試験・調査など非常に長いプロセスがあり、ギリシャ産のキウイフルーツが日本に解禁されるのはまだ先になります。

イラン
キウイフルーツ 情報

イランのキウイフルーツ
イランで利用されているペルシャ語でキウイフルーツは「کیوی(キウイ)」です。

イランのキウイ生産地
主に北部の「マーザンダラーン州」でキウイフルーツ生産がおこなわれています。南部の「ファールス州のAbbasabad(アバザバード)」、北部のマーザンダラーン州「Tonekabon(トッカボン)」「Ramsar(ラームサル)」「Chalus(チャルス)」「Nowshahr(ナウシャー)」などで生産されています。

主に「カスピ海」に面した地域で多く栽培されています。

ドライフルーツを輸出
イランで生産されたキウイは「ドライフルーツ」に加工され、日本を含め多くの国へ輸出しています。

キウイフルーツ栽培が始まったのは90年代
イランでキウイフルーツの栽培が本格的に開始されたのは1990年代です。生産数は爆発的に増加しており、現在では非常に多くのキウイフルーツが栽培されています。

イランは水資源が少ない国ですが温かい気候を有しており、国内でキウイフルーツを含めた非常に多くの果物・野菜の栽培がおこなわれています。


キウイフルーツ 情報

チリのキウイフルーツ
チリで利用されているスペイン語でキウイフルーツは「kiwi(キウィ)」です。

チリのキウイ生産地
主に中部の「マウレ州クリコ県」でキウイ生産がおこなわれています。クリコ県で生産されるキウイは国内で生産されるキウイの1/3になります。

キウイの輸出先
米国・オランダ・インド・メキシコ・中国・フランス・イタリア・スペインなどへ輸出しています。

テュルキエ
キウイフルーツ 情報

テュルキエ(旧トルコ)のキウイフルーツ
テュルキエでキウイフルーツは「kivi(キヴィ)」です。

テュルキエのキウイフルーツ生産地
主に西部の「ヤロヴァ県」「ブルサ県」、南部の「メルスィン県」、北東部の「リゼ県」などの「マルマラ海」「黒海」に面した地域でキウイフルーツの生産がおこなわれています。

リゼ県は「お茶」の名産地で、リゼ県で生産されたお茶は「リゼ・ティー」として世界中で有名です。

拡大するキウイ生産地
1988年に西部の「ヤロヴァ県」で生産が開始されました。現在も非常に多くのキウイフルーツがヤロヴァ県で生産されており、国内で生産されるキウイの60%がヤロヴァ県で生産されています。

生産地は黒海・マルマラ海・地中海に面した地域で拡大しており、今後もテュルキエのキウイ生産量は増加すると思われます。

ポルトガル
キウイフルーツ 情報

ポルトガルのキウイフルーツ
ポルトガルでキウイフルーツは「kiwi(キウイ)」です。

ポルトガルのキウイ生産地
主に北部の「Minho Province(ミーニョ州)」「Douro Litoral Province(ドウロリトラル州)」「Beira Litoral Province(ベイラリトラル州)」などでキウイフルーツの生産がおこなわれています。

増加するキウイ生産
ポルトガルはキウイフルーツの人気が上昇しており、生産数が増加しています。隣国のスペインでもキウイフルーツの人気が高く、国内で生産されたキウイフルーツをスペインへ輸出しています。スペインでもキウイ生産量が増加しており、ヨーロッパ全体でキウイフルーツの人気が上昇しています。

フランス
キウイフルーツ 情報

フランスのキウイフルーツ
フランスでキウイフルーツは「kiwi(キウイ)」です。

フランスのキウイ生産地
主にフランス南西部の「アキテーヌ地域」、南部の「ミディ=ピレネー地域」、南東部の「ローヌ=アルプ地域圏」で、主にフランスの南部でキウイフルーツが生産されています。

フランスのキウイの歴史
フランスにキウイが伝わったのは1970年代であり、フランス南部の「アドゥール川流域」で栽培が開始されました。現在もフランス南部でキウイフルーツが生産されており、国内で生産されるキウイフルーツの70%以上が南フランスで生産されています。

フランス人はキウイフルーツが大好き
フランスはキウイフルーツの消費量が非常に多く、一人あたり年間約3kgのキウイフルーツを消費しています。

米国
キウイフルーツ 情報

米国のキウイ生産地
アメリカでは主に西部の「カリフォルニア州」でキウイフルーツが生産されています。

アメリカのキウイ生産の歴史
1967年にニュージーランドから輸入されていたキウイを利用してアメリカでキウイ生産が開始されました。西部のカルフォルニア州はキウイフルーツを含めたさまざまなフルーツが栽培されており、日本にも多くのフルーツを輸入しています。

日本
キウイフルーツ 情報

日本のキウイ生産地
主に愛媛県・福岡県・和歌山県などで多くのキウイフルーツが生産されています。

まとめ

中国の生産量が多い
非常に多くのキウイフルーツが中国で生産されています。ニュージーランドは中国国内でキウイ栽培もおこなっており、将来的に中国で栽培されたキウイフルーツが日本で販売される可能性があります。

今回は以上です。

最後まで読んできただき、ありがとうございました。

参考

FAO, FAOSTAT. "Crops and livestock products - Kiwi fruit, Production (t)" (English) 1961-2022年. ©FAO 2024. 2021年07月15日閲覧。
FAOの利用規則はこちら (English) です。


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