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Food

世界の小麦消費量ランキング

世界中で生産される小麦

小麦は「パン」の原料になる穀物です。パンを「主食」として消費する国は非常に多く、ヨーロッパや中東などで多く消費される穀物です。近年、小麦不足による政府批判が度々発生しており、暴動に発展するケースもあります。

小麦はどの国がどのくらい消費しているのでしょうか?

世界の小麦
消費量

世界の小麦の消費量
世界一位 セルビア
世界二位 アゼルバイジャン
世界三位 チュニジア

世界の小麦消費量
Wheat - Food supply quantity
(kg/capita/year)

年間
消費量
(キロ)
(kg)
1セルビア
(Serbia)
200.24
2アゼルバイジャン
(Azerbaijan)
198.86
3チュニジア
(Tunisia)
197.46
4アルジェリア
(Algeria)
191.97
5モンテネグロ
(Montenegro)
182.60
6モロッコ
(Morocco)
181.86
7トルクメニスタン
(Turkmenistan)
176.15
8ジョージア
(Georgia)
173.12
9テュルキエ
(Turkiye)
164.11
10タジキスタン
(Tajikistan)
161.51
11ウズベキスタン
(Uzbekistan)
160.05
12シリア
(Syria)
159.53
13アフガニスタン
(Afghanistan)
156.17
14イラン
(Iran)
151.98
15アルメニア
(Armenia)
148.23
16ノルウェー
(Norway)
148.02
17ボスニア
ヘルツェゴビナ
(Bosnia and
Herzegovina)
146.38
18マルタ
(Malta)
146.27
19ルーマニア
(Romania)
144.12
20イタリア
(Italy)
143.83
21アイスランド
(Iceland)
138.94
22ロシア
(Russia)
138.37
23イラク
(Iraq)
138.05
24エジプト
(Egypt)
134.42
25アルバニア
(Albania)
131.94
26イエメン
(Yemen)
131.48
27リビア
(Libya)
130.83
28キプロス
(Cyprus)
129.34
29レバノン
(Lebanon)
127.13
30ハンガリー
(Hungary)
126.62
31モーリシャス
(Mauritius)
124.92
32スロベニア
(Slovenia)
124.45
33イギリス
(U.K)
124.03
34モーリタニア
(Mauritania)
123.18
35チリ
(Chile)
120.67
36スロバキア
(Slovakia)
120.15
37セントルシア
(Saint Lucia)
119.77
38ニューカレドニア
(New Caledonia)
119.36
39モルドバ
(Moldova)
117.71
40クウェート
(Kuwait)
116.93
41モンゴル
(Mongolia)
116.7
42米国
(U.S.A)
116.53
43ルクセンブルク
(Luxembourg)
116.28
44ジブチ
(Djibouti)
115.94
45アルゼンチン
(Argentina)
115.39
46スイス
(Switzerland)
113.92
47ウルグアイ
(Uruguay)
110.61
48セーシェル
(Seychelles)
108.13
49カタール
(Qatar)
107.52
50リトアニア
(Lithuania)
107.04
51カザフスタン
(Kazakhstan)
106.14
52フランス
(France)
105.18
53ポーランド
(Poland)
104.5
54ブルガリア
(Bulgaria)
104.42
世界平均68.84
日本
(Japan)
42.26

各国の小麦
情報

食料供給量(Food supply quantity)
基準にしているバランスシートは「輸出・輸出量」「家畜の飼料量」「種子として使用する量」「保管および輸送中の損失」「人間が消費可能な食料供給量」が区別されており、この記事は「供給量を消費量として計算」しています。

理由は「一人ひとりの消費量を正確に把握する事は不可能」「生食以外に加工品として利用」「利用されないまま廃棄される」など目的が異なる消費が混在している事から、単純にわかりやすい供給量を消費量として計算しています。

小麦粉の使用量
小麦粉のおおよその使用量は以下になります。

・食パン1斤 - 約270g
・食パン1枚 - 約50g
・うどん1玉200g - 約70g

小麦の連作障害
「小麦」「大麦」は土壌の窒素を吸収するため、土壌のバランスを崩します。毎年、同じ場所で小麦や大麦を栽培すると、小麦や大麦に病気にかかりやすい状態なったり、生産量が減少します。

連作障害を避けるには「連作障害に強い品種に切り替え」や、土壌のバランスを改善するために「豆類」の栽培が行われます。

小麦を多く生産する「ロシア」は小麦と共に「ルピナス」を植え、土壌のバランスを整えるなどの農業がおこなわれています。この方法は「除草剤」「肥料」を利用しない新しい農業であり、小麦の生産量が1.3倍増加するなどメリットも大きくなります。

「世界のルピナス生産量ランキング」はこちらになります。よろしかったらご覧ください。


「世界の大麦生産量ランキング」の記事はこちらになります。よろしかったらご覧ください。


セルビア
小麦 情報

セルビアの小麦
セルビア語で小麦は「пшеница(プシェニーツァ)」です。

セルビアの小麦生産
セルビアは小麦生産国であり、国内で非常に多くの小麦を生産しています。セルビアは小麦生産に適した温暖な気候を有しており、国内で生産された非常に質が高い小麦を利用した「パン」「パスタ」「菓子」などが生産されます。

セルビアのパン
лепиња(レピニャ)
レピニャはセルビアの「ピタパン」であり、バルガン半島全体で消費されます。

・чесница(チェスニツァ)
小麦・塩・水・イースト菌で作られる円状のパンです。クリスマスにはパンの中に「コイン」が入れられ、パンの周りを反時計回りに3回周ってから食べます。

・Проја(プロヤ)

コーンスターチ・塩・水を加えて作るパン状の食べ物です。地方により牛乳・バター・溶き卵が加えられ、チーズやヨーグルト、ザワークラウトと共に食べられます。

アゼルバイジャン
小麦 情報

アゼルバイジャンの小麦
アゼルバイジャン語で小麦は「buğda(ブーダ)」です。

高騰する小麦価格
アゼルバイジャンは小麦の価格が上昇しています。これは「Covid-19」の蔓延で「ロシア産の小麦」の価格が上昇した事が要因であり、政府は上昇する小麦価格に対し補助金を出しましたが、値段の高騰に歯止めがかかりません。

更に世界中で物価上昇が続いており、アゼルバイジャンでも様々な物の物価の上昇が続いています。

賄えない小麦生産
2020年にアゼルバイジャンは181万トンの小麦を生産しましたが、質の悪い小麦が多く、生産された小麦の多くが「家畜の飼料用」として利用されています。生産された小麦の約54.3万トン(全体の30%)が食用として利用されましたが、国内で必要な小麦の量は180万トンです。

アゼルバイジャンは家畜用・食用の小麦は年間約400万トン消費されます。

アゼルバイジャンのパン
「タンドール」と呼ばれる石窯型のオーブンでパンが焼かれます。「fatir(ファティール)」「 fasali(ファサリ)」「 yukha(ユカ)」「yukha(ヤイマ)」「kata (カタ)」など国内には様々な種類のパンが存在します。

チュニジア
小麦 情報

チュニジアの小麦
チュニジアで利用されるアラビア語で小麦は「قمح(コム)」です。

チュニジアは世界一のパン消費国
中東・北アフリカ大陸・イラン・テュルキエ(旧トルコ)など「イスラム教」を主体とする多くの国々は「タンドール:石窯のオーブン」で焼いたピタパンを主食の一つとして多く消費します。

チュニジアも「パン」を主食にしている国の一つで、2019年の小麦粉消費量は世界一でした。

小麦が足りない!!!!
チュニジアは小麦を毎年100万トン~150万トン生産しています。しかし、国内の小麦生産ではチュニジア国内の需要を満たす事が難しく、「ウクライナ」「ロシア」から非常に多くの小麦を輸入しています。

国際情勢の悪化により、国内で小麦不足が発生しており、パンが購入しにくい状態が続いています。

小麦不足から暴動へ発展
2010年に「ロシア」で発生した「干ばつ」により、ロシアの小麦の生産量・輸出量が激減しました。

輸入量の減少により「小麦不足」が発生したチュニジアは暴動に発展し、この暴動はイスラム教を主体とする国々へ飛び火しました。

のちに「アラブの春」と呼ばれ、エジプトではムスリム同胞団の「ムハンマド・ムルシー」が大統領に選出されるなど小麦騒動から政権をひっくり返してしまう「バタフライエフェクト」になりました。

チュニジアのパン
・Rougag(ルーガグ)
チュニジアを代表する自家製のパンであり、小麦・塩・水・植物油を加えたパンです。「クレープ」ような形で、好みの香辛料やソースをつけて食べます。

アルジェリア
小麦 情報

アルジェリアの小麦
アルジェリアで利用されるアラビア語で小麦は「قمح(コム)」です。


アルジェリアも多くの小麦を輸入している
アルジェリアは国内で小麦を生産していますが、国内の生産量では需要量をまかなう事ができず、大半を海外からの輸入しています。

アルジェリアは悪化する世界情勢により小麦の輸入量の減少しており、国内は「小麦不足」が続いています。

国土の90%が砂漠
アルジェリアの国土の90%が「砂漠」に覆われていますが、地下水を利用して「小麦」「大麦」「オーツ麦」を栽培しています。

アルジェリアのパン
・Kesra(ケスラ)
「セモリナ(ひきわり小麦)」を原料としたパンが日常的に消費されます。クレープを厚くしたような見た目であり、タンドールで焼かれる他にフライパンを利用して焼かれる事もあります。

モンテネグロ
小麦 情報

モンテネグロの小麦
モンテネグロ語で小麦は「pšenični(プシェニーチィ)」です。


モンテネグロのパン
モンテネグロは伝統的に自家製のパンが作られます。農村部の家々は街の中心部から離れている事が多く、日常的にパンが焼かれます。パンに合わせて自家製のチーズやクリームが合わせて食べられる事が多くなります。

Baklava(バクラヴァ)
バクラヴァはテュルキエ(旧トルコ)発祥のペイストリーであり、中東やバルガン半島で多く消費されるデザートです。モンテネグロでも多く消費されるデザートであり、ハチミツやシュガーシロップがたっぷりかけられます。

モロッコ
小麦 情報

モロッコの小麦
モロッコで利用されるアラビア語で小麦は「قمح(コム)」です。

フランス」「ロシア」「ウクライナ」から小麦を輸入
モロッコは小麦の多くを「フランス」「ロシア」「ウクライナ」から輸入しています。半数がフランスからの輸入になりますが、ウクライナやロシアからも多くの小麦を輸入しています。

世界中で小麦の量が不足しており、モロッコ国内でも大幅に小麦の価格が上昇しています。

大きく変動する小麦生産量
モロッコでは小麦の生産量が2020年に256万トン、2019年に402万トン、2018年に732万トン、2017年に709万トン、2016年に273万トンと、大きく変動しています。小麦の栽培は天候に大きく左右され、近年、気候変動の影響より更に栽培が難しくなっています。

モロッコのパン

・Khobz(ホブズ)
小麦粉・塩・砂糖・油にイースト菌を混ぜ、オーブンで焼いた平たいパンが日常的に消費されます。

トルクメニスタン
小麦 情報

トルクメニスタンの小麦
トルクメニスタンで利用されるトルクメン語で小麦は「bugdaý(ブーダイ)」です。

トルクメニスタンはどこ?
トルクメニスタンは中央アジアに位置する国であり、「アフガニスタン」「イラン」「カザフスタン」「ウズベキスタン」と国境を接する国であり、イスラム教を主体としています。

トルクメニスタンの小麦
トルクメニスタンは年間100万トン~150万トン程の小麦を生産しています。国内の食料自給率は非常に低く、食料の多くが国外から輸入されます。

トルクメニスタンの農業改革
トルクメニスタンは「綿花」を多く生産しています。綿花は栽培に大量の「水」が必要な植物ですが、トルクメニスタンは水資源が乏しい国です。

綿花の生産は国内の貴重な水資源を吸い上げる事になり、水資源を無駄にできないトルクメニスタンでは非常に大きな問題です。隣国の「カザフスタン」は綿花の栽培に利用した「アラル海」の水が枯渇するなど、綿花の栽培には非常に多くの水が必要になります。

トルクメニスタンでは現在も非常に多くの人が綿花生産に従事しています。トルクメニスタン政府は旧ソビエト連邦時から続く綿花生産に終止符を打ち、国内の食料自給率を上げる対策などが協議されています。

トルクメニスタンのパン

・Chorek(チョレク)
「タンドール」で焼かれたパンが日常的に消費されます。

ジョージア
小麦 情報

ジョージアの小麦
ジョージア語で小麦は「ხორბალი(ホリバリ)」です。

豊かな食文化を有する国ジョージア
ジョージアは温暖な気候を有しており、国内で様々な野菜や果物を生産しています。非常に豊かな食文化を有する国であり、他国に影響を与えている料理が多く存在します。

ジョージアのパン

・ハチャプリ
ユニークなパン料理であり、イーストを加えて焼いたパンの真ん中を凹ませ、チーズや生卵を乗せます。食べる直前にチーズと卵を良く混ぜ、ちぎったパンをデップして食べます。ハチャプリを提供する店は東欧に多く、多くの人が好む料理の一つです。

テュルキエ(旧トルコ)
小麦 情報

テュルキエの小麦
テュルキエ語で小麦は「buğday(ブーダイ)」です。

テュルキエは農業大国
テュルキエは温暖な気候を有しており、国内で様々な作物が生産されています。国内で非常に多くの小麦を生産しており、生産上位国です。

干ばつの発生
テュルキエは「気候変動」による深刻な干ばつが発生しており、小麦粉の生産量が減少する可能性があります。近年、自然災害は増加しており、農業に甚大な影響を及ぼしています。

小麦輸入の70%がロシアから
テュルキエは輸入してる小麦の70%がロシア、15%がウクライナから輸入しています。トルコ政府は「小麦の輸入量が減少しても問題ない」としていますが、自国でも小麦を原料としたパスタなどを輸出しており、物価が高騰化してます。

テュルキエのパン
・Simit(シミット)
ドーナツ型のパン

・Yufka(ユフカ)
クレープのような薄い生地のパン

・Lavas(ラバス)
クレープのようなパンで生地は厚め

・Durum(ドゥルム)
イースト菌を加えたパン

タジキスタン
小麦 情報

タジキスタンの小麦
タジキスタンで利用されるタジク語で小麦は「гандум(ガンダム)」です。

タジキスタンのパン
国内では「Non(ノン)」と呼ばれるパンが日常的に消費されます。ノンは中央を少しくぼませて平たく焼いたパンであり、中央アジアで良く消費されます。

タジキスタンでは地域により作り方が異なり、コーンスターチ―を利用したものなど、様々な種類があります。

ウズベキスタン
小麦 情報

ウズベキスタンの小麦
ウズベキスタンで利用されるウズベク語で小麦は「bug'doy(ブードイ)」です。

小麦の輸入量増
ウズベキスタンは年間600万トン~700万トンの小麦を生産しています。

ウズベキスタンは国内で小麦を生産していますが、国内の需要量を満たすことができず、海外から輸入しています。天候不順などにより、国内の生産量が減少する事も多く、輸入量が大きく変化します。

ロシアの土地を利用したいウズベキスタン
ウズベキスタン政府は不足している国内の穀物生産を補うため、「ロシアの土地を100万ヘクタールを借りる」事が国内で話し合われています。

なぜ自国で生産しないの?
新たな農地開拓には資金が必要です。「既に農地として開拓された土地」を利用して農業を行った場合、コストを大幅に削減して作物を生産する事が可能であり、ロシアで既に農地として利用されている土地の方がコスパが良くなります。

これは日本でも同じ事であり、新たに農地開拓を行うより「耕作放棄地」「遊休農地」を利用して農業を開始した方がコストを削減する事が可能です。

ウズベキスタンのパン
・Obi non(オビノン)
小麦粉・塩・水・砂糖・バターなどにイースト菌を加えたパンです。全体的に熱が通りやすいように平型パンの真ん中を凹ませます。

シリア
小麦 情報

シリアの小麦
シリアで利用されるアラビア語で小麦は「قمح(コム)」です。

シリアのパン
・ピタパン
タンドリーで焼いた「ピタパン」が日常的に消費されます。ピタパンは「ギリシャ」の言葉であり、アラビア語では「Khubz(ホブズ)」です。様々な形状のホブズが存在し、国や地域により名称が異なる事があります。

パンを雑に扱っていはいけない
イスラム教を主体とする国はパンを神聖な食べ物として扱う国が多く、捨てる事が禁じられています。

アフガニスタン
小麦 情報

アフガニスタンの小麦
アフガニスタンで利用されるパシュトー語で小麦は「غنم(ガナム)」です。

アフガニスタンで続く干ばつ
アフガニスタンは「気候変動の影響」と思われる「干ばつ」が続いており、多くの農家が職を失っています。アフガニスタン国内で食糧難に陥っている家庭は95%と非常に多く、深刻な問題になっています。

インドから小麦の提供
2022年にインドは「人道支援」の一貫としてアフガニスタンに「質の良い小麦」を提供しています。2022年に合計で5万トンの小麦輸出がアフガニスタンへ約束されており、アフガニスタンで深刻化する食糧不足をサポートしています。

アフガニスタンはインドの支援を受ける前に「パキスタンから小麦の提供」を受けましたが、提供された小麦の質が悪くパキスタンを非難しています。

アフガニスタンのパン
・ナン
アフガニスタンのナンは「アフガンナン」とも呼ばれ、国内外で多く消費されています。

イラン
小麦 情報

イランの小麦
イランで利用されるペルシャ語で小麦は「گندم(ガンドゥン)」です。

イランでも発生した大規模な干ばつ
イランは水不足による大規模な「干ばつ」が続いており、小麦の生産量が大きく減少しています。イラン国内で安定した小麦を提供するには多くの小麦を海外から輸入する必要があり、国内で慢性的な小麦不足が続いています。

「地下資源」を有する国
イランはロシアに次ぐ「天然ガス」の地下資源の産出国です。ヨーロッパはロシアで生産される天然ガスの利用を控える国が多く、天然ガスを保有するイランやノルウェーに注目が集まっています。

イランのパン
・Barbari(バルバリー)
イランで多く消費される「ナン」であり「ゴマ」がトッピングされています。イランでは「チーズ」と共に提供される事が多く、国民的なパンとして消費されます。

エジプト
小麦 情報

エジプトの小麦消費量
エジプトで利用されるアラビア語で小麦は「قمح(コム)」です。

エジプトで高騰する小麦の価格
世界情勢の悪化により小麦の価格が上昇しています。エジプトでは小麦の価格の上昇を抑えるために「小麦価格の上限を設定」し、国内のパン屋に「価格上限に伴う補助金」が支払われています。

エジプトの貧困
国内に住む約3000万人が貧困層です。人口の70%が政府の食料補助金プログラムを利用しており、エジプト政府から援助を受けています。

エジプトのパン
・アエーシ
「タンドール」で焼かれたパンが日常的に消費されます。食前にアエーシと「フムス」という「ヒヨコマメ」と「ニンニク」などの香辛料をすり潰したペーストを乗せて食べます。

まとめ

日本の小麦輸入先はアメリカやオーストラリア
日本の小麦の輸入先は「カナダ」「アメリカ」「オーストラリア」です。日本はヨーロッパ産の小麦を輸入していませんが、世界中で小麦の需要が増加しており、間接的に日本の小麦の価格が上昇しています。

高騰する小麦のかわりに「米粉」に注目が集まっています。米粉は米を原料としていて、日本でも安定した生産が可能です。

今回は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

参考

FAO, FAOSTAT. "Food Balance Sheets - Wheat and products, Food supply quantity (kg/capita/yr)" (English) 1961-2021年. ©FAO 2024. 2023年2月27日閲覧。
FAOの利用規則はこちら (English) です。


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