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世界の大豆 生産量ランキング

大豆は主に「家畜の飼料」「バイオ燃料」などに利用される事が多く、食用として利用されるされるのは限定的ですが、近年「大豆ミート」などの消費量が増加しています。

世界ではどの国がどれくらい大豆を生産しているのでしょうか?

世界の大豆 生産量ランキング


世界の大豆の生産量
世界一位 ブラジル
世界二位 アメリカ
世界三位 アルゼンチン


世界の大豆 生産量ランキング
Soy - Production (tonnes/year)

生産量
(トン)
(t)
2020年
世界合計353,463,735
1ブラジル
(Brazil)
121,797,712
2アメリカ
(America)
112,549,240
3アルゼンチン
(Argentina)
48,796,661
4中国
(China)
19,604,447
5インド
(India)
11,226,000
6パラグアイ
(Paraguay)
11,024,460
7カナダ
(Canada)
6,358,500
8ロシア
(Russia)
4,307,593
9ボリビア
(Bolivia)
2,829,356
10ウクライナ
(Ukraine)
2,797,670
11ウルグアイ
(Uruguay)
1,990,000
12南アフリカ共和国
(South Africa)
1,245,500
13インドネシア
(Indonesia)
1,040,000
14イタリア
(Italy)
1,005,630
15セルビア
(Serbia)
751,578
16ナイジェリア
(Nigeria)
600,000
17フランス
(France)
406,670
18ルーマニア
(Romania)
353,640
19ザンビア
(Zambia)
296,866
20クロアチア
(Croatia)
266,010
21カザフスタン
(Kazakhstan)
260,639
22ベナン
(Benin)
Population: 11,801,200
253,954
23メキシコ
(Mexico)
246,019
24北朝鮮
(North Korea)
229,892
25日本
(Japan)
218,900
26エチオピア
(Ethiopia)
208,676
27オーストリア
(Austria)
204,860
28カンボジア
(Cambodia)
180,000
29マラウイ
(Malawi)
180,000
30ガーナ
(Ghana)
177,007
31ハンガリー
(Hungary)
165,760
32テュルキエ
(Turkiye)
155,225
33ミャンマー
(Myanmar)
145,000
34イラン
(Iran)
140,000
35スロバキア
(Slovakia)
132,200
36コロンビア
(Colombia)
119,412
37バングラデシュ
(Bangladesh)
104,761
38ドイツ
(Germany)
90,500
39韓国
(Korea)
80,926
40ウガンダ
(Uganda)
75,077
41モザンビーク
(Mozambique)
75,000
42ベトナム
(Vietnam)
65,405
43ジンバブエ
(Zimbabwe)
59,656
44エジプト
(Egypt)
50,000
45ブルキナファソ
(Burkina Faso)
48,000
46グアテマラ
(Guatemala)
41,000
47アンゴラ
(Angola)
40,797
48ネパール
(Nepal)
37,526
49ボスニア
ヘルツェゴビナ
(Bosnia and
Herzegovina)
37,202
50モルドバ
(Moldova)
33,360
51チェコ
(Czech)
33,020
52タイ
(Thailand)
29,231
53エクアドル
(Ecuador)
27,238
出典: United Nations Food and Agricultural Organization (FAO) 2020年から作成
https://www.fao.org/faostat/en/#data/
©FAO


各国の大豆 生産量


大豆のエネルギー

大豆のエネルギーは100gあたり175Kcalです。


ブラジル・アメリカでは大豆が消費されるの?

ブラジル・アメリカでは大豆の生産量が非常に多くなっていますが、これらは主に「家畜の飼料」「バイオ燃料」として利用されます。「食用」として利用されるのは一部ですが、近年大豆を利用した「大豆ミート」の生産量が増加しています。


「大豆ミート」は美味しいの?

大豆には独特な「青臭い風味」があり、その風味を消すの事が非常に難しくなっています。最近の大豆ミートは青臭さが消えており、本物の肉に近い味が再現されています。


「大豆ミート」はなぜ注目されているの?

「健康」に気をつかう人が増加しており事が増加した事が主な要因ですが、「家畜」の栽培には大量の「穀物」が必要になります。世界で生産されている穀物の1/3が「家畜の飼料」として利用されており、【 穀物 → 家畜 → 人 】のスパイラルから【 穀物 → 人 】へシフトが可能になります。


「バイオ燃料」ってなに?

「バイオ燃料」は「大豆」「サトウキビ」などの作物を発酵・蒸留しエタノールへ加工したもので、燃料として利用されます。車や飛行機の燃料としても利用する事が可能です。


大豆から生産できるバイオ燃料はどれくらい?

アメリカには「ブッシェル」という単位が存在し、大豆1ブッシェル=約27.21キログラムになります。1ブッシェルから約5.6リットルのバイオディーゼル燃料が生産することが可能です


大豆からとれる油はどれくらい?

大豆は1キログラムから10~12%の油が抽出可能です。1リットルの油を生産するには、約7~9キログラムの大豆が必要になります。

ブラジルの大豆 生産量


2020年にブラジルは121,797,712トンの大豆を生産しています。

世界で生産される大豆の34.45%がブラジルで生産されています。

ブラジルで使用されているポルトガル語で大豆はSoja(ソーシャ)」です。


生産しているが大豆はあまり食べない

ブラジルで輸出されている大豆の3/4が中国に輸出されています。中国は大豆の需要が高く、主に「油」「家畜の飼料」などに利用されています。ブラジルは大豆の生産国世界一ですが、自国で消費される大豆は1割にも満たず、輸出以外にはバイオ燃料への変換などがおこなわれています。


ブラジルの大豆生産地

ブラジルでは主に中部から南部にかけて大豆生産がおこなわれています。最大の生産地は南西部のマットグロッソ州で、州全体が熱帯になります。


生産の約10%がアマゾン地域

ブラジルで生産される約10%がアマゾン地域で生産されており、大豆生産量は年々増加しています。アマゾンを切り開いてバイオ燃料を生産する事は環境破壊につながり、環境に良いとさえる物も利用の仕方を間違えれば逆効果になります。

アメリカの大豆 生産量


2020年にアメリカは112,549,240トンの大豆を生産しています。

世界で生産される大豆の31.84%がアメリカで生産されています。


アメリカも大豆の消費量は低い

アメリカも非常に多くの大豆を生産していますが、食用にされる大豆はブラジルと同じく1割程度になります。主に家畜の飼料用や・油脂・バイオ燃料などに加工され利用されています。

近年は「ヴィーガン」など肉の消費を避ける人が増加しており、国内の大豆の消費量が増加しています。


大豆の価格はバイオ燃料の需要によって決まる

アメリカの大豆の価格はバイオ燃料の需要によって変動します。


日本からアメリカへ伝わった

アメリカの大豆は日本からアメリカに伝わりました。黒船で日本を訪れた「マシュー・ペリー」が大豆をアメリカに運び、「油の原料」「家畜の飼料」として利用されました。


アメリカの大豆生産地

アメリカは多くの地域で大豆生産をおこなっていますが、とくに生産量が多い地域は中北東部のイリノイ州・アイオワ州・インディアナ州・北東部のミネソタ州・中北部のネブラスカ州になります。

アルゼンチンの大豆 生産量


2020年にアルゼンチンは48,796,661トンの大豆を生産しています。

世界で生産される大豆の13.80%がアルゼンチンで生産されています。

アルゼンチンで使用されているスペイン語で大豆はSoja(ソーハ)」といいます。


アルゼンチンの大豆生産地

アルゼンチンでは主に東部のブエノスアイレス州、中部のコルドバ州、中北東部のサンタフェ州、北部のサンティアゴ・デル・エステロ州で多くの大豆が生産されています。


大豆の生産の中心は「アメリカ」「ブラジル」「アルゼンチン」

大豆の生産国が多いのはブラジル・アメリカ・アルゼンチンなどの北米・南米などで、世界で生産される大豆の80%以上を占めています。アルゼンチンで生産される大豆も家畜の飼料用や油脂などに利用され、食用として利用されるのは限定的になります。

中国の大豆 生産量


2020年に中国は19,604,447トンの大豆を生産しています。

世界で生産される大豆の5.54%が中国で生産されています。

中国語で大豆は大豆(ダートォ)」といいます。


中国は大豆の原産地

大豆栽培は中国で4000年~3000年前からはじまったとされています。日本にも自生している「ツルマメ」が原種とされており、日本では縄文時代の遺跡から発掘されています。


中国は大豆を多く輸入している

中国では過去の「大躍進政策」による農業の失敗で、大豆などの「重要度が低い作物」は軽視されていました。近年、中国の大豆生産量は大きく増加していますが、現在も多くを輸入に頼っています。日本も大豆生産を軽視している傾向があり、多くを輸入に頼っています。


中国の大豆生産地

中国では北東部の黒竜江省(こくりゅうこうしょう)で国内で生産される大豆の50%以上が生産されています。黒竜江省では大豆の作付け面積は拡大しており、今後も生産量が増加すると思われます。

インドの大豆 生産量


2020年にインドは11,226,000トンの大豆を生産しています。

世界で生産される大豆の3.17%がインドで生産されています。

インドで利用されているヒンディー語で大豆はसोया(ソーヤ)」といいます。


インドも大豆を多く輸入している

インドも大豆生産大国です。インドで生産される大豆も他国と同様に食用油や家畜の飼料として利用される事が多く、多くを他国から輸入しています。


遺伝子組み換え品を生産していない

インドでは国内で遺伝子組み換え品の大豆の生産を許可していません。フランスなども遺伝子組み換え品の生産・輸入を禁止しており、食の安全に力を注いでいます。


インドの大豆生産地

インドは主に西部のマハーラーシュトラ州、中部のマディヤ・プラデーシュ州で多くの大豆が生産されています。マディヤ・プラデーシュ州では非常に多く大豆を生産していますが、近年気候変動の影響と思われる天候不順などにより生産量が減少しています。

パラグアイの大豆 生産量


2020年にパラグアイは11,024,460トンの大豆を生産しています。

世界で生産される大豆の3.11%がパラグアイで生産されています。

パラグアイで利用されているスペイン語で大豆はSoja(ソーハ)」といいます。


パラグアイの大豆生産地

パラグアイでは主に東部での大豆生産量が多く、東部アルト・パラナ県、南東部のイタプア県、東部のカニンデジュ県、中東部のカーグアス県、中部のサン・ペドロ県などで生産量が多くなっています。


地理的に不利な環境

パラグアイは南米の中心に位置し、穀物の輸出などに大きな問題を抱えています。穀物の輸出は海上ルートを利用するのが一般的ですが、パラグアイには海が存在しません。他の国と比べると圧倒的に不利な立地ですが、大豆の生産量は非常におおく、国を支える重要な生産物の一つになります。

カナダの大豆 生産量


2020年にカナダは6,358,500トンの大豆を生産しています。

世界で生産される大豆の1.79%がカナダで生産されています。


カナダの大豆生産地

カナダでは主に南東部のオンタリオ州・東部のケベック州・南部マニトバ州・南西部サスカチュワン州・アルバータ州で多く生産されています。


カナダの大豆は消費者のニーズに合わせている

カナダの大豆は2/3が加工されず輸出されています。大豆の加工はそれぞれの国で可能なため、自国で加工するのではなく、消費する国のニーズに合わせやすい体制がとられています。非常に質の高い大豆が生産されており、カナダで生産された大豆は日本へも輸出されています。

ロシアの大豆 生産量


2020年にロシアは4,307,593トンの大豆を生産しています。

世界で生産される大豆の1.21%がロシアで生産されています。

ロシア語で大豆はсоя(ソーヤ)」といいます。


ロシアの大豆生産地

ロシアでは主にモスクワ・サンクトペテルブルクなどが存在する西部の中央連邦管区、ウラジオストク・ハバロフスクなどが存在する極東連邦管区、ロシアで生産される野菜や果物の生産拠点となっている北カフカスの南部連邦管区などで主に大豆生産がおこなわれています。


ロシアの大豆生産は戦略的

ロシアでは大豆の需要が増加しています。食への意識が高いロシア人は大豆ミートなどにも非常に関心があり、国内の大豆ミートの消費量が増加しています。バイオ燃料への転換も多く、環境問題にも積極的に取り組んでおり、今後大豆の生産量は増加すると思われます。

ボリビアの大豆 生産量


2020年にボリビアは2,829,356トンの大豆を生産しています。

世界で生産される大豆の0.80%がボリビアで生産されています。

ボリビアで利用されているスペイン語で大豆は「Soja(ソーハ)」といいます。


ボリビアはどこ?

ボリビアは南米の中心に位置しています。パラグアイ同様に海が存在しない国で、大豆の輸送に大きな問題を抱えています。コーヒー・サトウキビ・カカオ・バナナなどを中心とした農業が盛んで、主に生産物を輸出しています。


ボリビアの大豆生産地

ボリビアでは東部のアマゾン地域に属するサンタ・クルス県で国内で生産される大豆のほとんどが生産されています。サンタ・クルス県には日本人の移住者も多く、現在では日系2世、3世なども多く暮らしています。

ウクライナの大豆 生産量


2020年にウクライナは2,797,670トンの大豆を生産しています。

世界で生産される大豆の0.79%がウクライナで生産されています。

ウクライナで大豆はсоєвий(ソーヤェブィイ)」といいます


ウクライナの大豆生産

ウクライナの大豆は遺伝子組み換え品を含め国内で多くの大豆が生産されています。大豆やエンドウ豆などのマメ科の植物はウクライナの主要作物の連作障害を避けるためにも利用され、輪作が一般的におこなわれています。


ウクライナの大豆生産地

ウクライナでは主に中西部のフメリニツキー州・北部のキーウ州・中西部のジトーミル州・中東部のポルタヴァ州で大豆生産が多くなっています。国内の大豆生産は主に中部から西部で生産される傾向があり、ウクライナでは近年生産量を増加させています。

日本の大豆 生産量


2020年に日本は218,900トンの大豆を生産しています。

世界で生産される大豆の0.0061%が日本で生産されています。


日本の大豆の利用

日本で生産されている大豆は3割が食用に利用され、他国と違い高い水準になっています。それ以外の大豆は他国同様に家畜の飼料や油脂に利用されています。


日本の大豆生産地

日本では佐賀県・福岡県・秋田県などの生産が多く、主に輪作・転作作物として栽培されています。大豆は醤油や味噌など日本の伝統的な食事に欠かせない食品であり、国内で多く生産されています。しかし、バイオ燃料などへの加工はほとんど行われておらず、海外の安い大豆なども多く輸入され家畜の飼料や油として利用されており、国内の大豆と海外の大豆で「大きな温度差」があります。

まとめ


今回は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


サムネイル: 「Pixabay」から商用利用可能な写真を加工・利用しています。

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