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イタリアが一位じゃない?世界のトマト 生産量ランキング

観賞用だった?
トマトは最近食べられるようになった野菜

トマトは「南米」が原産であり、ヨーロッパに伝わった後、観賞用として貴族などの「庭」で栽培されていましたが、「イタリア」の庭師が栽培していたトマトを食べてしまった事がトマトが消費されるようになった理由とされています。

世界ではどの国がどのくらいトマトを生産しているのでしょうか?

世界のトマト
生産量 ランキング

世界のトマトの生産量
世界一位 中国
世界二位 インド
世界三位 テュルキエ

世界のトマト 生産量ランキング
Tomatoes
Production (Tonnes/year)

生産量
(t)
2022年
世界 186,107,972.48
中国 68,241,810.69
インド 20,694,000.00
テュルキエ 13,000,000.00
アメリカ合衆国 10,199,753.00
エジプト 6,275,443.91
イタリア 6,136,380.00
メキシコ 4,207,889.22
ブラジル 3,809,986.00
ナイジェリア 3,684,566.41
スペイン 3,651,940.00
イラン 3,400,000.00
ロシア 2,645,662.00
ウズベキスタン 2,191,152.81
アルジェリア 1,661,664.37
モザンビーク 1,599,051.00
ポルトガル 1,406,280.00
アルゼンチン 1,393,000.00
モロッコ 1,388,542.00
ウクライナ 1,257,470.00
カメルーン 1,219,046.16
インドネシア 1,168,743.69
チュニジア 1,160,000.00
コロンビア 875,436.86
アゼルバイジャン 826,492.90
カザフスタン 801,293.15
パキスタン 792,938.00
ポーランド 787,200.00
オランダ 770,000.00
ギリシャ 752,510.00
マラウイ 732,158.77
ヨルダン 715,722.30
フランス 711,040.00
日本 707,900.00
チリ 686,627.29
サウジアラビア 658,540.00
ケニア 658,000.00
シリア 650,056.00
スーダン 632,659.87
イラク 630,160.00
アンゴラ 587,785.00
カナダ 528,938.00
タジキスタン 496,806.01
南アフリカ 464,563.00
タンザニア 464,170.98
バングラデシュ 442,299.00
グアテマラ 400,115.26
大韓民国 393,133.29
ガーナ 382,246.58
オセアニア 372,350.72
ニジェール 360,441.51
トルクメニスタン 354,921.82
ベラルーシ 330,974.37
オーストラリア 325,000.00
アルバニア 315,057.30
ブルキナファソ 313,578.14
キューバ 305,614.82
オマーン 302,029.00
ルーマニア 298,920.00
ベルギー 298,800.00
イスラエル 289,693.00
レバノン 272,489.88
ベナン 266,749.81
キルギス 247,474.00
マリ 238,447.00
リビア 224,645.80
フィリピン 216,608.97
ペルー 211,339.00
マレーシア 194,305.22
パレスチナ 186,847.16
アルメニア 186,080.00
ベネズエ 182,735.32
イエメン 172,830.84
北マケドニア 151,187.00
セネガル 151,000.00
セルビア 148,131.00
ハンガリー 137,860.00
タイ 137,325.00
ブルガリア 126,460.00
クウェート 106,676.77
ドイツ 102,180.00
台湾 99,943.76
スリランカ 88,081.00
ボリビア 86,837.16
ルワンダ 81,022.76
ホンジュラス 74,764.97
ニカラグア 74,227.48
イギリス 71,921.24
アラブ首長国連邦 70,638.98
朝鮮民主主義
人民共和国
66,383.49
パラグアイ 64,044.93
コスタリカ 58,697.67
オーストリア 56,980.00
エクアドル 52,228.95
コンゴ民主共和国 50,778.41
ドミニカ共和国 47,115.34
モルドバ共和国 47,100.00
カタール 44,923.62
コートジボワール 44,578.83
ジョージア 44,500.00
ニュージーランド 41,877.88
マダガスカル 40,953.18
ウガンダ 37,637.23
スイス 36,702.00
ウルグアイ 36,028.21
エチオピア 35,344.53
フィンランド 34,070.00
ボスニア・ヘルツェゴビナ 33,743.00
ジャマイカ 29,722.00
ジンバブエ 26,386.59
ガイアナ 26,256.00
ザンビア 25,926.07
クロアチア 25,840.00
パナマ 25,324.67
ソマリア 23,778.22
エルサルバドル 21,853.56
シエラレオネ 20,187.92
プエルトリコ 19,305.98
リトアニア 18,550.00
スウェーデン 17,290.00
スロバキア 17,070.00
キプロス 15,500.00
モーリシャス 14,269.00
ノルウェー 13,562.00
チェコ 13,460.00
デンマーク 11,390.00
コモロ 11,300.08
スロベニア 10,360.00
カーボベルデ 10,082.00
ボツワナ 8,998.54
ナミビア 8,666.44
バーレーン 8,004.43
バハマ 7,578.44
マルタ 7,310.00
エスワティニ 5,576.02
トーゴ 5,147.62
ラトビア 4,810.00
コンゴ 3,820.04
アイルランド 3,690.00
リベリア 3,566.32
トリニダード・トバゴ 3,343.38
メラネシア 2,914.66
ポリネシア 2,557.72
フィジー 2,366.86
ハイチ 2,358.57
モンテネグロ 2,286.51
モンゴル 2,195.91
アイスランド 1,461.00
フランス領ポリネシア 1,424.37
ジブチ 1,423.40
ベリーズ 1,361.00
バルバドス 906.00
トンガ 852.78
グレナダ 679.00
東ティモール 584.08
パプアニューギニア 547.79
セーシェル 439.30
ドミニカ 418.11
ガボン 365.57
クック諸島 280.57
セントルシア 273.00
モルディブ 228.95
ブータン 205.63
セントクリストファー・ネイビス 175.00
ブルネイ ダルサラーム 138.99
スリナム 107.50
エストニア 100.00
アンティグア・バーブーダ 90.50
香港 45.17
ルクセンブルク 30.00
ナウル 0.47
ミクロネシア 0.47
シンガポール 0.31
南スーダン -

各国のトマト
情報

トマトの重さ・エネルギー
トマトの重さは1個約160gで、エネルギーは約30カロリーです。

トマトはナス科の植物
トマトはナス科の植物になります。ナス科の植物は多く、「ジャガイモ」「ピーマン」「トウガラシ」などもナス科に属します。

トマトはジャガイモと似てるの?
ジャガイモの可食部は地面の中にある「茎」ですが、トマトやナスのように実がなります。ジャガイモも小さなトマトのような実を付けますが、「アルカロイド」という強い毒性を含む成分が含まれています。土の中にできる実のような可食部は「塊茎(かいけい)」と呼ばれる部分であり実ではありません。

トマトの語源はアステカ語
トマトは古代アステカ語の「Tomatl(トマートィル)」から来ています。スペインにわたり、スペイン語の「tomate(トマーティ)」から英語の「Tomato(トマト)」へ変化しました。

イギリス英語は「トマト」とはっきり発音しますが、アメリカでは「トメート」のように発音されます。

中国
トマト 情報

中国のトマト
トマトは中国語で「番茄(ファンチエ)」です。

日本への輸出も多い
中国のトマトの加工品は日本へ多く輸出しています。日本のトマトの加工品の約13%程度が中国産トマトでしたが、現在はアメリカからの輸入量が増加しています。

加工用トマトの生産地
加工用のトマトの生産は1950年代にかけて「広東省(かんとんしょう)」「福建省(ふっけんしょう)」「江蘇省(こうそしょう)」などの沿岸部で開発が進められていましたが、1980年代に入り「新疆ウイグル自治区」「内モンゴルウイグル自治区」「甘粛省(かんしゅくしょう)」などに生産が移行されています。これらの地域は現在多くのトマトが生産しており、加工場も多く存在します。

中国のトマト生産地
主に西部の「新疆ウイグル自治区」で非常に多くのトマト生産がおこなわれており、国内で生産されているトマトの90%以上が新疆ウイグル自治区で生産されています。

ウイグル自治区の人権問題
2021年からアメリカではウイグル人に対する人権問題などの問題から「トマト製品」「綿」などの輸入を停止しています。日本企業もアメリカ政府に便乗し、輸入量を減少させています。

インド
トマト 情報

インドのトマト
トマトはインドで利用されるヒンディーで「टमाटर(トマト)です。

インドのトマトの歴史
インドにトマトが伝わったのは比較的に近年であり、19世紀に入り国内で栽培されるようになりました。

大航海時代に南米から運ばれたトマトはスペインなどのヨーロッパへ伝わり、イタリアで品種改良がおこなわれました。品種改良により食用としてヨーロッパで普及し、インドにも伝わりました。

温かい気候を利用したインドのトマト栽培
インドは非常に温かい気候を有しており、年間を通してトマトを栽培しています。トマトは料理に加えられる事も多く、トマトを加えたカレー、スープなどが作られます。

インドのトマト生産地
主に南東部の「アーンドラ・プラデーシュ州」、南西部の「カルナータカ州」、中部の「マディヤ・プラデーシュ」、中西部の「マハーラーシュトラ州」、南西部の「カルナータカ州」などインドの中部から南部にかけて栽培が盛んにおこなわれています。

テュルキエ
トマト 情報

テュルキエのトマト
トマトはテュルキエで「Domates(ドマテスです。

テュルキエのトマト生産地
主に北西部の「マルマラ地方」、南西部の「エーゲ海地方」などで多くのトマト栽培がおこなわれています。

生産された多くのトマトがロシアへ輸出
テュルキエで生産されたトマトの多くが「ロシア」へ輸出しています。近年はテュルキエで生産されるトマトの質が上昇しており、アメリカへも輸出が開始されています。

加工品として利用される事が多い
トマトは「最も加工される割合が高い野菜」であり、生産される3割のトマトが加工されています。国内でも多くの加工品が販売されており、テュルキエ料理にも利用される事が多くなります。

米国
トマト 情報

米国のトマト生産地
主に西部の「カルフォルニア州」、東部の「フロリダ州」、南西部の「ジョージア州」、西部の「ノースカロライナ州」、北西部の「オハイオ州」、中西部の「テネシー州」、西部の「バージニア州」なのでトマト生産がおこなわれています。

カルフォルニア州とフロリダ州は温暖な気候を有しており、冬の時期を除いた季節でトマトの収穫が可能になっています。

トマトケチャップの消費が多い
アメリカは「トマトケチャップ」など加工品の消費量が多く、国内で約4000万リットルのトマトケチャップが消費されています。この量は世界で生産されているトマトケチャップの半分の量がアメリカで消費されている事になります。

生産量は減少傾向にある
「メキシコ」は安価で良質なトマトをアメリカへ輸出しており、国内のトマト生産量が減少しています。

イタリア
トマト 情報

イタリアのトマト
トマトはイタリアで「pomodoro(ポモドール)です。

イタリアのトマト生産地
主に南西部の「カンパニア州」、北東部の「エミリアロマーニャ州」、南東部の「プッリャ州」、南部の「シチリア州」、中部の「トスカーナ州」、南部の「カラブリア州」、東部の「サルディーニャ州(サルディーニャ島)」、中東部の「アブルッツォ・モリーゼ」で多くのトマト生産がおこなわれています。

イタリア語のトマトの語源
イタリア語の「pomodoro(ポモドール)は「Tomato(トマト)」呼び方が大きく異なります。これはイタリア人がトマトを「mela o pomo d'oro:マーラ オ ポモ ドロ(リンゴ又は黄金のリンゴ)」と呼んだ事が語源になっています。

ロシア語でトマトは「помидор(ポミドール)」と言い、イタリアから伝わった事がわかります。

エジプト
トマト 情報

エジプトのトマト
トマトはエジプトで利用されるアラビア語で「طماطم(トマーティム)です。

エジプトの生命線「ナイル川」
雨が降らないエジプトはナイル川の水を利用した「灌漑農業:人工的に水を引き込む農業」がおこなわれています。アフリカの乾燥地帯では天候不順による生産量の減少や、乾燥した土地で害虫も少なく、生産量が安定しています。

2021年にナイル川上流で完成した「大エチオピアルネサンスダム」により、ナイル川の水量の減少が危惧されています。ナイル川の水量減少は下流の「スーダン」「エジプト」の農業に大きな影響を与える可能性があり、エジプト政府はエチオピア政府に対し、状況によっては「軍事行動も已まない」と警告しています。

エジプトのトマト生産地
主に北部の「ブハイラ県」「アレクサンドリア県」、東部の「イスマイリア県」、中部の「ファイユーム県」、南部の「ケナ県」、中部の「ギーザ県」、北部の「シャルキーヤ県」で多くのトマト生産がおこなわれており、西部の「イスマイリア県」を除いてナイル川に面した地域でトマト生産がおこなわれています。

イスマイリア県は「スエズ運河」に面していています。

スペイン
トマト 情報

スペインのトマト
トマトはスペインで「tomate(トマーティ)です。

スペインのトマト生産地
スペインは全土でトマト栽培をおこなっていますが、主に南部の「アンダルシア州」、南東部の「ムルシア州」、東部の「バレンシア州」、北東部の「カタルーニャ州」、南西部の「エストレマドゥーラ州」などの生産量が多くなっています。

スペインのトマトは「果物」
スペインのトマトは非常に甘く、多くの人がトマトは野菜ではなく果物だと主張しています。スペインで生産されたトマトは世界中に輸出されており、日本でも購入することが可能です。

メキシコ
トマト 情報

メキシコのトマト
トマトはメキシコで利用されるスペイン語で「tomate(トマーティ)です。

メキシコのトマト生産地
主に北西部の「シナロア州」で多くのトマトが栽培されており、国内で生産されるトマトの25~30%がシナロア州で栽培されています。その他に南西部の「ミチョアカン州」、中東部の「サン・ルイス・ポトシ州」、北西部の「バハ・カリフォルニア州」で多くのトマトが栽培されています。

トマトは南米から運ばれた
メキシコではトマトが「アステカ文明」から育てられていた植物であり、古来から栽培されていた植物です。現在もメキシコは様々な種類のトマトを栽培しており、主にアメリカへ輸出しています。

気温の低い地域では「ハウス栽培」
気温の低い「中央州」「メヒコ州」では「ハウス栽培」がおこなわれています。適切な水やり、害虫の駆除がおこなわれ、質の良いトマト栽培がおこなわれています。

ブラジル
トマト 情報

ブラジルのトマト
トマトはブラジルで利用されるポルトガル語で「tomate(トマーティ)です。

ブラジルのトマト生産地
主に中部の「ゴイアス州」、南東部の「サンパウロ州」、南東部「ミナスジェライス州」、西部の「バイーア州」、「ペルナンブーコ州」などで多くのトマト栽培がおこなわれています。

加工用トマトの生産が多い
ゴイアス州・サンパウロ州・ミナスジェライス州のトマト生産量が多くなりますが、これらの地域では主に加工用のトマト栽培がおこなわれています。ブラジルの農家は栽培に多くの機械を導入している農家が多く、場所によっては1日に300トン以上のトマトを収穫する巨大農場なども存在します。

ナイジェリア
トマト 情報

ナイジェリアのトマト生産地
主に北部で生産されており、中北部の「カノ州」、北部の「ジガワ州」、中部の「プラトー州」、中東部の「ベヌエ州」、中北部の「カドゥナ州」、中西部の「ゴンベ州」、北部の「バウチ州」、北東部の「ソコト州」「ケビ州」「ザムファラ州」、中部の「ナサラワ州」、中南部の「コギ州」などでトマト栽培がおこなわれています。

イラン
トマト 情報

イランのトマト
トマトはイランで利用されるペルシャ語で「گوجه فرنگی(モージェサランギ)です。

イランのトマト生産地
イランは南部の「ファールス州」、北西部の「東アーザルバーイジャーン州」などで多くのトマト生産がおこなわれています。トマトは夏に「ジャガイモ」に次いで生産量が多く、国内で生産されたトマトは国内で消費される以外に加工品が海外へ輸出されます。

イランのトマトの輸出先
イランでは隣国の「パキスタン」「イラク」にトマトが輸出されています。

生産コストが高い
トマトは非常に病気に弱い種があり、接ぎ木や管理が必要になります。イランではトマト生産は大きなコストがかかり、「儲からない作物」として扱われています。労働組合などが存在しないイランは「買い取り価格がブローカー次第」になり、国内で大きな問題になっています。「ジャガイモ」「タマネギ」なども同じような問題を抱えています。

水があまり利用できない
イランは水が少ない国です。質の良い果物や野菜を生産していますが、水の管理が非常に難しく、簡単に水を利用することができません。

日本
トマト 情報

日本のトマト生産地
「鹿児島県」「北海道」「茨城県」などのトマト生産量が多くなります。日本は非常に多くのトマトが生産しており、生産されたトマトは主に生食用として利用されています。また、海外から多くのトマトを輸入しており、主に加工用として利用しています。

まとめ

ユーラシア大陸での生産量が多い
トマトは南米原産ですが、アジア・ヨーロッパ・アフリカの生産量が多く、アフリカの生産量は更に増加してきています。人口が爆発的に増加している国も多く、生産量は更に増加すると思われます。

今回は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

参考

FAO, FAOSTAT. "Crops and livestock products - Tomatoes, Production (t)" (English) 1961-2022年. ©FAO 2024. 2021年08月16日閲覧。
FAOの利用規則はこちら (English) です。


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