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日本も生産上位国!世界の茶 生産量ランキング

世界中で日常的に紅茶や緑茶が飲料されますが、茶の生産は主に熱帯や亜熱帯の山間部で生産されており、現在もヨーロッパや北米の生産量は非常に限定的です。

どの国がどのくらい茶を生産しているのでしょうか?

世界の茶
生産量ランキング

世界の茶葉生産量
世界一位 中国
世界二位 インド
世界三位 ケニア

世界の茶生産量ランキング
Tea leaves
production (Tonnes/year)

エリア生産量
(t)
2022年
世界 29,760,667.52
中国 14,530,800.00
インド 5,969,000.00
ケニア 2,326,000.00
スリランカ 1,400,000.00
テュルキエ 1,300,000.00
ベトナム 1,116,746.47
インドネシア 595,000.00
バングラデシュ 440,000.00
アルゼンチン 355,144.00
ウガンダ 326,000.00
日本 304,000.00
マラウイ 207,600.00
ルワンダ 160,419.78
タンザニア 110,000.00
タイ 109,194.00
ネパール 107,400.00
ミャンマー 98,765.57
イラン 93,479.48
ジンバブエ 63,000.00
ブルンジ 50,400.00
ラオス 16,800.00
マレーシア 15,883.40
台湾 11,800.47
エチオピア 10,406.00
モーリシャス 6,351.00
パプアニューギニア 5,522.06
カメルーン 5,505.87
モザンビーク 5,119.00
コンゴ民主共和国 2,981.20
ジョージア 2,500.00
大韓民国 2,376.22
ブラジル 2,013.00
南アフリカ 1,806.42
ペルー 1,799.45
エクアドル 1,567.75
ボリビア 1,198.58
アゼルバイジャン 1,000.90
ザンビア 948.03
エルサルバドル 684.04
グアテマラ 551.20
マダガスカル 397.11
コロンビア 225.75
ヨーロッパ 181.23
モンテネグロ 100.00
マリ 92.54
ロシア 81.23
セーシェル 7.00

出典: ©United Nations Food and Agriculture Organization
データを元にFumib.netがリストを作成

各国の茶
生産量

出典: ©United Nations Food and Agriculture Organization
2021年のデータを元にFumib.netがグラフを作成

茶のエネルギー
茶は100gあたり1カロリーのエネルギーがあります。

茶を生産している国は少ない
茶を生産する事ができる国は限られており、2020年に40~50の国で生産されています。

日本はなぜ「茶」が有名なの?
単純に茶葉を生産できる国が少ない事と、「抹茶」が世界中で有名です。

「世界の消費量ランキング」の記事はこちらになります。よろしかったらご覧ください。


中国
茶 生産

中国の茶
茶は中国語で「茶(チャ)」です。

人口増加と共に増える「茶」の生産量
中国の茶生産量は爆発的に増加しており、2007年に500万トン、2013年に800万トンを超え、2016年には1,000万トンを超えています。消費拡大は「国内の消費量増加」「インドなどの人口増加と輸出量増加」が要因であり、現在も生産量は増加しています。

茶の消費量も多い
国内の茶の消費量も増加しています。2020年の茶の消費量は年間約1.7㎏であり、年間約425杯(1杯4g換算)の茶を消費します。

中国で最も飲まれる茶
中国で最も飲まれる茶は「緑茶」であり、国内で消費される過半数以上の茶が緑茶です。

インド
茶 生産

インドの茶
茶はインドで利用されるヒンディー語で「चाय(チャーイ)」です。

増加する生産量
インド国内の人口は爆発的に増加しており、茶の生産量も増加しています。

2013年に茶の生産量が500万トンを超え、2019年に600万トンを超えましたが、気候変動の影響と思われる天候不順などにより、生産量が減少しています。

「ダージリン」「アッサム」はインドの地名
インドの茶は世界的に有名であり、特に「ダージリン」「アッサム」は世界中で購入する事ができる茶の種類です。これらの茶はインドの地名であり、山間部で生産されています。

ダージリンティー
「ダージリン」はインド東部ベンガル州「ダージリン県」の標高300m~2100m程度の山間部で生産される茶です。ダージリン県は茶の栽培に適した気候を有しており、山間部に茶園が広がっています。

ダージリンティーは「さっぱりとした味わい」が特徴です。

アッサムティー
「アッサム」はインドの東部「アッサム州」に位置しており、降水量の多い「平野」で生産されています。アッサムはインド原産の「アッサム種」が利用され、ダージリンはアッサム種の他に「中国種」や「中国種とアッサム種を掛け合わせた種」を栽培しています。

アッサムティーは「コク」があり、「ミルクティー」として利用される事が多くなります。

日本にも輸出
インドは日本へ多くの茶の輸出しており、「高級品」として扱われる事が多くなります。

ケニア
茶 生産

ケニアの茶
茶はケニアで利用されているスワヒリ語で「Chai(チャーイ)」です。

アフリカ最大の茶生産地
ケニアに隣接する「タンザニア」には標高5895mの高さがあるアフリカ最大の山「キリマンジャロ」があり、ケニア南部のキリマンジャロ周辺で茶の生産をおこなっています。キリマンジャロ周辺の2000m程度の高地や、西部の「ビクトリア湖」周辺でおこなわれています。

ケニアの茶栽培の歴史
ケニアは20世紀から「イギリスの資本」で茶の栽培が開始され、現在は茶の栽培で有名な「スリランカ」「アルゼンチン」を抜いています。国内で消費量される茶の量は限定的であり、生産された茶の大多数が海外へ輸出されています。

ケニアで生産される「CTC茶」
「Crash(潰す)」「Tear(割く)」「Curl(丸める)」加工処理がおこなわれた「CTC茶」はケニアの名産品です。短時間で味の濃い茶を淹れる事が可能であり、基本的に「ミルクティー」などに利用されます。

テュルキエ
茶 生産

テュルキエ(旧トルコ)の茶
2021年にテュルキエ(旧トルコ)は茶を1,450,000トン生産しています。世界で生産される茶の5.14%がテュルキエで生産されています。

茶はテュルキエ語で「Çay(チャーイ)」です。

テュルキエの茶生産の歴史
テュルキエの茶栽培の試みは1700年代におこなわれました。テュルキエ北西部「ブルサ県」で「日本から輸入した茶の種」の栽培がおこなわれましたが、気候が合わず、茶栽培は失敗してしまいます。

1971年に国内で「茶の栽培に適した場所」の探索がおこなわれ、茶栽培に適したトルコ北東の黒海に面した「リゼ県」で茶の栽培が開始されました。茶の種はロシアのコーカサス地方の茶が利用されています。

ロシアも茶を生産していますが、生産が可能な地域は限定的です。

テュルキエの茶「リゼ・ティー」
トルコの黒海沿岸の「リゼ県」で生産される茶であり、国内で日常的に飲まれる茶です。リゼティーの特徴は非常に渋みが強く、加糖される事が多くなります。テュルキエの茶の消費量は非常に多く、アジア・ヨーロッパ圏で一番多くの消費されています。

スリランカ
茶 生産

スリランカの茶
茶はスリランカで利用されるシンハラ語で「තේ(テー)」です。

世界的に有名なお茶の生産国
スリランカの茶生産量は緩やかに上昇を続けており、国内で生産されている大多数の茶が「海外輸出」されています。スリランカは茶の生産地として非常に有名ですが、国内の茶の消費量は非常に限定的であり、一人当たりの消費量は日本人の約半分です。

セイロンティー
「セイロンティー」は世界中で有名な茶であり、高級品として扱われています。セイロンは「セイロン島」の意味であり、「スリランカ」を意味します。

セイロンティーは「柑橘系」の芳香と独特な風味があります。

ベトナム
茶 生産

ベトナムの茶
茶はベトナム語で「Trà(チャー)」です。

ペットボトルのお茶
ベトナムは日本と同じように「ペットボトルの茶」が普及しており、国内で簡単に購入する事が可能です。

増加する消費と生産量
2020年の消費量は年間一人当たり1.4㎏であり、非常に多くの茶が消費されています。国内消費は増加傾向であり、生産量も増加しています。

蓮茶はすちゃ
「蓮の花の粉末を茶に練り込んだ茶」であり、蓮の花の香りが広がる爽やかなベトナムの茶です。ティーパックで販売されており、簡単に購入する事が可能です。

国内で一番人気がある茶は「緑茶」です。

インドネシア
茶 生産

インドネシアの茶
インドネシア語で茶は「teh(テー)」です。

インドネシアで消費される茶
インドネシアは日本やイギリスのような形式ばった「茶の作法」は存在しませんが茶を飲む文化が根付いており、日常的にお茶が消費されています。人気のある茶は「緑茶」「紅茶」「ジャスミンティー」などの人気が高く、国内で栽培される「バニラ」を加えた「冷茶」なども人気があります。

生産は16世紀から
インドネシアで茶の生産が開始されたのは16世紀からであり、オランダの入植者により「中国茶」やインドの「アッサムティー」の栽培がはじめられました。インドネシアは高温多湿で「インド」の気候と類似点が多く、インド原産の茶の種などの栽培にも適していています。

「ジャワ島」「スマトラ島」「スラウェシ島」の山間部で多くの茶が栽培されています。

バングラデシュ
茶 生産

バングラデシュの茶
バングラデシュで利用されるベンガル語で茶は「চা(チャ)」です。

紅茶が人気
国内では「紅茶」の人気が高く、加糖された紅茶が露天などで販売されています。

過酷な労働
国内の茶の生産量は非常に多く、「茶摘み」に従事している人は60万人を超えるとされています。住み込みで働く人も多く、過酷な環境のため病気にかかる人が多く問題になっています。

アルゼンチン
茶 生産

アルゼンチンの茶
茶はアルゼンチンで利用されるスペイン語で「té(テ)」です。

北米のお茶事情を支えるアルゼンチン
北米で消費されている茶の50%以上がアルゼンチンで生産されています。アメリカも日本や南アジア同様に「冷茶」の人気が高く、夏には「キンキンに冷えた茶」が提供されます。

南米は「マテ茶」
南米の「アルゼンチン」「ブラジル」「パラグアイ」「ウルグアイ」はイェルバ・マテという茶葉から淹れられる「マテ茶」の人気が高く、マテ茶の淹れた「水筒」を携帯しています。伝統的な「ヒョウタン水筒」には口の中に茶葉が入らないように「金属製のストロー」が取り付けられています。

南米の茶の消費量は非常に多い
南米の茶の消費量は非常に多く、主に「マテ茶」が消費されます。

アルゼンチンはティーパックのマテ茶も一般的に販売されており、牛乳や砂糖を加えて飲む人も多く存在します。伝統的な飲み方は牛乳を加えたマテ茶に「オレンジの皮」を加えます。

ウガンダ
茶 生産

ウガンダの茶
茶はウガンダで利用されるスワヒリ語で「chai(チャイ)」です。

ウガンダの茶生産
ウガンダはイギリスの植民地時代に「スリランカ」「インド」から輸入された茶を国内で栽培し、現在も非常に多くの茶の生産がおこなわれています。国内には5000mを超える「ルウェンゾリ山地」が存在し、「コーヒー」なども生産されています。

ミャンマー
茶 生産

ミャンマーの茶
茶はミャンマー語で「လက်ဖက်ရည်(ラパタイール)」です。

茶を食べる文化
ミャンマーは乳酸菌を利用して発酵させた後発酵茶「ラペソー」を漬物の様に食べる文化があり、「副食」として消費されています。ミャンマーでは非常に多くのラペソーが消費され、「国民食」の一つです。

古来から存在する「緑茶」
古来から「茶ノ木」の栽培がおこなわれており、日常的に「緑茶」が飲まれていました。イギリスの植民地時代に「紅茶」が定着し、現在は多くの紅茶が国内で消費されます。

ミャンマーでは紅茶に「練乳」「砂糖」などを加える事が好まれます。

タイ
茶 生産

タイの茶生産量
茶はタイ語で「ชา(チャー)」です。

タイで好まれるセイロンティー
国内では「セイロンティー」「アッサムティー」などのインド原産の茶の人気が高く、加糖した氷茶に練乳を加えた「練乳アイスティー」なども人気です。タイでは「ビニール袋」に入れられた飲み物が販売されており、現在も観光客などに非常に人気があります。

タイの茶生産地
タイ北部の「チエンラーイ県」の山岳地帯で多くの茶栽培がおこなわれています。茶の栽培は比較的に新しい産業であり、約40年前に栽培が開始されました。現在は非常に多くの茶が生産量があり、輸出などもおこなわれています。

日本
茶 生産

鹿児島で増加するお茶の生産量
茶生産は「静岡県」が非常に有名ですが、天候不順が続いており、茶の生産量が減少しています。近年では温暖な気候を有する「鹿児島県」の茶生産量が増加しています。

茶は「霜」によるダメージを受けやすく、新芽が出る4月に気温が低下すると茶の葉がダメージを受けます。

世界的に有名な「抹茶」
「抹茶」の人気が世界的に上昇しており、ヨーロッパでも「MACHA」がカフェなどで販売されています。「健康に良い」という印象が強く、今後も消費量が増加すると思われます。

まとめ

緑茶の人気上昇
世界的に「健康志向」の人が増加しており、アメリカなどでも「グリーンティー」の消費が増加しています。

今回は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

サムネイル: 「Pixabay」から商用利用可能な写真を加工・利用しています。

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