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ワインの消費はどの国が多い?世界のワイン 供給量ランキング

宗教より古いワイン生産

ワインはヨーロッパで古来から生産されている「酒」で、南コーカサスにある「ジョージア」が原産といわれています。ヨーロッパで非常に人気があり、日常的に飲酒されています。

食料供給量(Food supply quantity)とは?
その期間に人間の食料として利用可能な商品の総量になります。データにはその食べ物が加工された物も含まれます。詳しくは©FAO 「食料供給量(Food supply quantity)の定義」をご覧ください。

世界ではどの国がどのくらいワインを消費しているのでしょうか?

*日本は20歳以下の飲酒が法律で禁止されています。この記事は「世界のワイン供給量」の情報を提供する記事であり、酒の飲酒を助言する記事ではありません。また、国により「飲酒に関する法律」が異なります。その国の飲酒に関する法律を厳守してください。

世界のワイン
消費量ランキング

世界のワインの消費量
世界一位 ルクセンブルグ
世界二位 ポルトガル
世界三位 イタリア

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世界のワイン 供給量ランキング
Wine
Food supply quantity (kg/capita/yr)

国別のワイン
情報

ワインの重さ
1キログラム(Kg)= 1リットル(L)

ワインのエネルギー
ワインは1リットル(L)あたり約700~800カロリー(Kcal)です。

ワインの原料
ワインの原料は「ブドウ」が利用されます。白ワインは「マスカット」が利用されますが、マスカットは品種名であり、ヨーロッパでマスカットと呼ばれる事は稀です。

「マスカット」って何?
日本で一般的に「マスカット」と呼ばれるブドウは「Muscat of Alexandria(マスカット・オブ・アレクサンドリア)」の事です。アレクサンドリアという名前からわかるように北アフリカ原産のブドウです。

白ブドウはマスカット・オブ・アレクサンドリアを掛け合わせた品種が多く、日本では一般的にマスカットと呼ばれます。

マスカット品種は白ブドウ以外も多く存在します。

種なしブドウの作り方
「植物ホルモン」をコントロールする事により種なし化をおこないます。このような処理を「ジベレリン処理」と呼び、ブドウの場合、ジベレリンの粉末で作った水溶液にブドウの房を浸します。手作業でおこなわれており、非常に手間がかかります。

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ルクセンブルグ
ワイン 情報

ルクセンブルグのワイン
ルクセンブルグで利用されるフランス語でワインは「Vin(ヴァン)」です。

ルクセンブルグでワイン消費量が多い理由
ルクセンブルグ国内の消費税は17%です。2023年は1%の税率引き下げがおこなわれていますが、2024年には通常の17%に戻ります。軽減税率が14%、8%、3%であり、

アルコール度数13%以下のワインの税率は14%です。(2023年は税率が1%引き下げられています)

ガス代・植物・芸術品の税率は8%、食品などには3%の税率が適応されます。

ルクセンブルグはベルギー・フランス・ドイツと国境を接する国です。隣国のベルギーは21%、フランスは20%、ドイツは18%と税率が高く、ルクセンブルグ国内で買い物をする人が多くなります。

多くの外国人がルクセンブルグ国内で労働しており、ルクセンブルグ国内のワイン消費量を押し上げています。

国内で生産されるワイン
ルクセンブルグ国内に多くのワイナリーが存在し、2018年に13,591トンのワインを国内生産しています。ワイナリーはルクセンブルグとドイツの国境沿いにある「モーゼル川」に沿って多く点在しており、モーゼル川の水を利用した質の高いブドウを栽培しています。

モーゼル川に沿ったワイナリーはドイツ側にも多く点在しており、歴史のあるワイナリーが多く存在しています。

ポルトガル
ワイン 情報

ポルトガルのワイン
ポルトガル語でワインは「vinho(ヴィーノ)」です。

ポルトガルのワイン生産
ポルトガルの北に位置する「ドゥエロ川」に面して多くのワイナリーが点在します。ドゥエロ川の下流には工業都市「ポルト」があり、ポルトで生産されたワインは「ポートワイン」と呼ばれます。

ポートワインは甘口であり、甘みが強いワイン全体がポートワインと呼ばれる事が多くなります。

ポートワインはアルコール度数が高い
ポートワインは甘口ですが、普通のワインと比べアルコール度数が高くなります。ポルトガルはポートワインを「食事を楽しむための食前酒」として飲酒する事が多く、「ポートワイングラス」と呼ばれる「ショットグラス」に似たグラスで少量を飲酒するのが基本的な飲み方です。

食前酒を飲む文化は「スペイン」「ルーマニア」その他のヨーロッパ諸国に存在します。

ポルトガルは酸味の強い白ポートワインワインを食前酒として飲酒し、赤ワインを食後酒として飲む人が多くなります。

イタリア
ワイン 情報

イタリアのワイン
イタリア語でワインは「Vino(ヴィーノ)」です。

イタリアのワイン生産
イタリアは非常に温暖な気候を有しており、ブドウの栽培に適しています。古代ギリシャ人はイタリアを「ワインの大地」と呼び、古代からワインの生産地として有名だった事が窺えます。イタリアのワイナリーはイタリア全土に存在し、非常に質の高いワインが生産されています。

ヴェネト州 
イタリア北東部に位置し、「ヴェネチア」が有名な都市です。イタリア一番といわれる名門「アレグリーニ」ワイナリーが存在し、15世紀からワインを生産しています。

ピエモンテ
イタリア北西部に位置し、「トリノ」が有名な都市です。山岳地帯に位置しており、名門「バローロ」ワイナリーなどが存在します。

トスカーナ州
イタリア中部に位置し、「フィレンツェ」が有名な都市です。「プリマドンナ家」「アンティノリ」などのワイナリーが存在し、様々なワインが生産されています。

カンパニア
イタリア南部に位置し、「ナポリ」が有名な都市です。イタリア南部の温暖な地中海性気候と、火山性の土壌がワイン造りに適した土地であり、ワイン醸造学者リカドコタレラの「ファレスコワイナリー」などが存在します。

この他にも様々なワイナリーが存在し、イタリア全土で質の高いワインが生産されています。

オーストラリア
ワイン 情報

オーストラリアのワイン生産地
南オーストラリア州の「Barossa Valley (バレッサバレー)」「McLaren Valley(マクラーレン)」、西オーストラリア州の「Margaret River(マーガレットミラー)」、ビクトリア州の「Yarra Valley(ヤラバレー)」、ニューサウスウェールズ州の「Hunter Valley(ハンターバレー)」などがワインの名産地です。

オーストラリアは温暖な気候を有しており、ブドウの生産に適しています。

フランス
ワイン 情報

フランスのワイン
フランス語でワインは「Vin(ヴァン)」です。

フランスのワイン名産地
フランスには非常に多くワイナリーが存在しており、とくに南フランスの化「ローヌ川」「デュランス川」に面した地域や「ビスケー湾」「バレアス海」に面した海沿いに多くなります。

日本で有名な「ボジョレーヌーボー」はフランス南東部に位置する「リヨン」の北に位置する土地で生産されており、ローヌ川に沿った場所にです。ローヌ川の水源はスイスのアルプスに存在する「ローヌ氷河」です。近年気候変動により、氷河が減少して来ています。

生産量も非常に多い
フランスはワインの生産量が非常に多く、2020年に4,165,524トン生産されており、イタリアに次ぐ世界2位の生産量です。ワインはフランスの航空、宇宙分野に次ぐ輸出産業であり、非常に多くのワインが世界中に輸出され、日本もフランスから多くのワインを輸入しています。

減少するアルコール摂取量
フランスは年々、アルコールの消費量が減少しています。アルコールによる健康被害も増加しており、アルコールを控える人が増加しています。

スイス
ワイン 情報

スイスのワイン
スイスで利用されるドイツ語でワインは「Wein(ヴァイン)」です。

スイスのワイン生産
スイスは西の「ローヌ川」「北のライン川」「南のポー川」、フランスとの国境に存在する「レマン湖」周辺にワイナリーが多く存在し、非常に多くのワインが生産されています。

スイスは山が多く、丘陵地帯でブドウ栽培がおこなわれています。スイスにあるブドウ畑の70%が急な斜面で栽培されています。

ワイン生産の産地
スイスの有名なワイン産地は南部に多く、主に西部の「ジュネーブ」、北西部の「ヌーシャテル州」、西部の「ヴォー州」、南部の「ティチーノ州」、南部の「ヴァレー州」などで生産され、南部のヴァレー州が国内最大のワインの生産地です。

プティ・タルヴィン
「プティ・タルヴィン」はヴァレー州で生産される主力ワインです。ローヌ渓谷の日当たりの良い乾燥した土地で栽培されたブドウですが、スイスのブドウは山など高度が高い地域で生産されるため酸味が強い傾向があり、プティ・タルヴィンも酸味の強い白ワインです。

ルーマニア
ワイン 情報

ルーマニアのワイン
ルーマニア語でワインは「vin(ヴイン)」です。

ルーマニアのワイン生産地
ルーマニアは古来からワインを生産しており、中部の「トランシルヴァニア地方」、南部の「ムンテニア地方」などで多くのブドウが生産されています。

ルーマニアは「プラム酒」が非常に有名であり、世界中で販売されています。

ベルギー
ワイン 情報

ベルギーのワイン
ベルギーで利用されるフランス語でワインは「Vin(ヴァン)」です。

ベルギーのワイン生産地
ベルギーは有名な「ビール」の生産地であり、非常に質が良いビールが生産されていますが、国内ではワインも多く生産しています。ベルギーで有名なワインの生産地はベルギー西部の「フランドル(フランダース)・ワロン地域」であり、多くのワイナリーが存在します。

輸出量は少ない
ベルギーは寒冷な土地を有しており、ブドウ、ワインの生産量は限定的です。輸出量も少なく、生産されるワインは主に白ワインであり、スパークリングワインなどが多くなります。

オーストリア
ワイン 情報

オーストリアのワイン
オーストリアで利用されるドイツ語でワインは「Wein(ヴァイン)」です。

オーストラリアのワイン生産
オーストリアはドイツの南西「シュヴァルツヴァルト」を源水とする「ドナウ川」に沿い北東部にワイナリーが多く存在します。首都の「ウイーン」も多くのワイナリーが存在し、ワイン生産がおこなわれています。

白ワインの製造が多い
「オーストリア」「ハンガリー」「スロバキア」「チェコ」では「グリナ・ヴェルティリーナ」と呼ばれる白ブドウの栽培が盛んであり、オーストリアはグリナ・ヴェルティリーナの作付け面積が全体の35%を超えています。オーストリアは寒冷な土地を有しているため、ワインも辛口が多くなります。

デンマーク
ワイン 情報

デンマークのワイン
デンマークで利用されるドイツ語でワインは「Wein(ヴァイン)」です。

デンマークのワイン生産
デンマークは北欧に位置し、寒冷な土地を有しています。「ユトランド半島」「フュン島」「シェラン島」「ボーンホルム島」などでワイン生産がおこなわれています。

ビールの消費量も多い
ビールの人気も非常に高く、2019年に一人当たり65リットルを超えるビールが消費されています。ビールの原料となる大麦が盛んに生産されており、国内に多くのビール工場が存在します。

ハンガリー
ワイン 情報

ハンガリーのワイン
ハンガリー語でワインは「Bor(ボー)」です。

ハンガリーのワイン生産地
北西部の「ヴェスプレーム県バラトン湖周辺」「ソムロ」、南西部の「バラニャ県ヴィラ―二―」、北東の「ヘヴェシュ県エゲル」、北東の「ボルショド・アバウーイ・ゼンプレーン県のティザ川沿いトカイ」などにワイナリーが存在します。

「トカイワイン」
ボルショド・アバウーイ・ゼンプレーン県の「トカイワイン」は世界的に有名です。濃い霧により貴腐菌という「カビ」がブドウの表面に発生し、その「貴腐ブドウ」を利用した甘味の強いワインです。

貴腐菌はハンガリーの「冬サラミ」にも利用され、朝食の定番メニューの一つです。

ニューカレドニア
ワイン 情報

ニューカレドニアのワイン
ニューカレドニアで利用されるフランス語でワインは「Vin(ヴァン)」です。

ニューカレドニアはどこ?
ニューカレドニアはフランスに属する島国で、オーストラリアから東行った場所に存在します。リゾート地として非常に多くの観光客がニューカレドニアを訪れ、国内でワインを含む酒が消費されます。

ニューカレドニアはワインを生産していない
ニューカレドニアにワイナリーは存在しません。フランスから多くのワインが輸入され、ニューカレドニア内でフランスのワインを購入する事が可能です。

酒に似た「Kava(カヴァ)」
Kava(カヴァ)は南太平洋諸島原産のハーブ「ヤンゴーナ」の根を乾燥させ粉にした物に水を加えて濾した液体で、見た目は「泥」です。

「鎮静作用」「抗不安作用」があり、酒に似た酩酊感を感じる事ができますが酒ではありません。ニューカレドニアはカヴァを取り扱ったバーが多く存在します。

日本
ワイン 情報

日本のワイン生産
主に「山梨県」「長野県」「山形県」などでワインの生産をしています。ワイナリーは山梨県、長野県が多く、次いで北海道に多く存在します。北海道の気候は湿度が低く、寒暖差が激しくヨーロッパと似ており、質の良いワインが生産されています。

日本のワイン造りの歴史
日本でワイン造りが始まったのは明治時代です。ワイン造りは山梨県で始まり、日本の風土に適したブドウの品種改良がおこなわれ、茨城県などでもワイン造りが開始されました。

日本のワイン消費量は少ない
日本のワイン消費量は世界平均を下回っています。ワインの消費量は日本で消費される酒全体の5%であり、人気がある酒とは言いにく状況が続いています。

まとめ

世界全体の飲酒量の減少
世界では酒の飲酒量が減少しており、日本でも「酒離れ」が進行しています。アルコール度数の高い酒も敬遠される傾向があり、微アルコール飲料など販売数などが増加しています。

今回は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

参考

WHO. "Alcohol, recorded per capita (15+) consumption (in litres of pure alcohol), by beverage type" (English) 2000-2024年. ©WHO 2024. 2021年06月09日閲覧
WHOの利用規則はこちら (English) です。

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ライセンスに関してはこちら (English) をご覧ください。