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ヨーロッパの果物の王様!世界のリンゴ 生産量ランキング

世界で最もポピュラーな果物「リンゴ」

「リンゴ」は古くからヨーロッパで栽培される果物であり、日常的に消費されますが、「中国」の生産量が非常に多く、世界で生産されるリンゴの約半数が中国で生産されています。

リンゴはどの国がどのくらい生産しているのでしょうか?

世界のりんご
生産量 ランキング

世界のリンゴの生産量
世界一位 中国
世界二位 テュルキエ
世界三位 米国

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世界のリンゴ 生産量ランキング
Apples
Production (tonnes/year)

各国
リンゴ 情報

リンゴの重さ・エネルギー
リンゴの重さは1個約300gであり、約160カロリーです。

「知恵の実」と知られるリンゴは「俗説」
リンゴは「旧約聖書」に登場するアダム・イブが食べたとされる「知恵の実」として有名ですが、 舞台になったメソポタミアには当時リンゴが存在していませんでした。これは後の時代に創作された「俗説」といわれています。

知恵の実は喉に詰まった
知恵の実は「アダムとイブが食べ知恵を得た」という話は有名ですが、知恵の実はアダムの喉に詰まり「喉仏」になり、イブは喉仏を通ったリンゴが二つに割れ「胸」になったとされています。

多くの国がリンゴは「果物の王様」と考えている
リンゴは非常に歴史のある果物です。ヨーロッパの多くの国が「リンゴ」「ブドウ」を特別視しており、とくにリンゴは「果物の王様」と考える人が多く存在します。

ラテン語でトマトは「黄金のリンゴ」
「トマト」はイタリア語で「pomodoro(ポモドール)」です。これはイタリア人がトマトの事を黄金のリンゴ「mela o pomo d'oro:マーラ オ ポモ ドロ(リンゴ又は黄金のリンゴ)」と呼んだのが語源になっています。

日本のリンゴ
日本も非常に多くのリンゴを生産しており、国内に存在するリンゴは2000種を超えます。

リンゴは世界でバナナに次いで多く消費される果物です。バナナは主食として消費する国もあり、消費が非常に多くなります。1位「バナナ」、2位「リンゴ」、3位「ミカン」


中国
リンゴ 情報

中国のリンゴ
リンゴは中国語で「苹果(ピンゴ)」です。

中国のリンゴ生産量・消費量は増加
中国は世界最大のリンゴ生産国であり、国内ではリンゴの消費量・生産量・輸入量・輸出量も増加しています。国内の富裕層の増加により、日本を含めた高級リンゴの輸入量なども増加しています。

商用的に利用されるリンゴの生産量が多い
中国は商業的に非常に多くのリンゴを生産してり、国内で生産されるリンゴの約60%が商業用として利用されます。リンゴはアジア全体に輸出されており、限定的にヨーロッパへも輸出されています。

中国のリンゴ生産地
主に東北部の「渤海(ぼっかい)周辺」、 東部の「山東省(さんとんしょう)」、中部の「陝西省(せんせいしょう)」、北東部の「遼寧省(りょうねいしょう)」、中北部の「甘粛省(かんしゅくしょう)」東北部の「河北省(かほうくしょう)」「山西省(さんせいしょう)」、中東部の「河南省(かなんしょう)」などで多く生産されていています。

テュルキエ
リンゴ 情報

テュルキエのリンゴ
リンゴはテュルキエで「Elma(エルマ)です。

リンゴの品種改良
テュルキエの夏は非常に暑く、夏の暑さに耐えられるリンゴが存在していませんでした。テュルキエの気候に適したリンゴの開発は1980年代に開始され、夏に生産可能なリンゴが3種・秋に生産可能なリンゴが2種・冬に生産可能なリンゴを新たに12種開発し、生産量を大きく増加させています。

現在テュルキエでは400種類を超える非常に多くのリンゴを国内で生産しており、国内の経済を支える重要な生産品の一つです。

テュルキエのリンゴ生産地
主に中南部の「ニーデ県」、中南西部の「ウスパルタ県」、南部の「カラマン県」、南部の「アンタルヤ県」、中南部の「コンヤ県」などで多くのリンゴが生産されており、テュルキエで生産されるリンゴの50%以上がこれらの県で生産されています。

米国
リンゴ 情報

リンゴは米国で最も食べられる果物
リンゴはアメリカで「最も消費される果物」です。リンゴの消費量は増加傾向にあり、収入の増加・人口の増加・生産面積の拡大・消費者のライフスタイルの変化などが消費増加の要因となっています。

生産される多くのリンゴが輸出されている
米国で生産されるリンゴの1/4が海外へ輸出されています。「メキシコ」「カナダ」「インド」「台湾」「アラブ首長国連邦」「香港」「ベトナム」「インドネシア」「サウジアラビア」「タイ」などに多くにリンゴが輸出されています。

冬場は南半球からリンゴを輸入
冬場は国内のリンゴが不足するため、収穫時期が異なる南半球から輸入します。アメリカは冬場に供給量が不足する多くの果物を季節の異なる「南米」などから輸入しています。リンゴは国内で消費される約5%が輸入によって賄われています。

アメリカのリンゴ生産地
主に北西部の「ワシントン州」で多くのリンゴが生産されており、国内で生産される過半数以上のリンゴがワシントン州で生産されています。北東部の「ニューヨーク州」「ミシガン州」などでも多くのリンゴが生産されています。

ポーランド
リンゴ 情報

ポーランドのリンゴ
リンゴはポーランドで「jabłko(ヤブコ)です。

ヨーロッパのリンゴ生産の中心地
ポーランドで生産されたリンゴはヨーロッパ各国へ輸出されており、多くの国々の市場やスーパーマーケットで購入する事が可能です。各国のリンゴより安い価格で販売される傾向があり、国内品と比べるために揶揄される事が多くなりますが、非常に美味しいリンゴが多くなります。

生産量増加の要因
ポーランドのリンゴの生産量は増加しています。隣国の「ロシア」のリンゴの需要量が増加した事により「ポーランド産のリンゴを大量に輸入」しており、ポーランドは国内で栽培されるリンゴの生産量を増加させています。

もう一つの要因は「加工品産業の発達」です。ポーランドで生産されるリンゴの訳半数が加工品として利用されています。

ポーランドのリンゴ生産地
主に中東部の「マゾフシェ県」のリンゴ生産量が多く、国内で生産されるリンゴの45%以上がマゾフシェ県で生産されています。

その他に東部の「ルブリン県」「シフィェンティクシシュ県」、中部の「ウッチ県」などでリンゴが多く生産されています。

日本の品種も多く栽培されている
日本の「フジ」などの品種がポーランドで栽培されています。

インド
リンゴ 情報

インドのリンゴ
リンゴはインドで利用されるヒンディーで「सेब(セィード)です。

インドのリンゴ生産地
主にインド北部に位置する「ヒマーチャル・プラデーシュ州」で国内で生産される95%以上のリンゴが生産されています。

気候変動問題
リンゴは大多数が「ヒマーチャル・プラデーシュ州」で生産されていますが、ヒマーチャル・プラデーシュ州は「気候変動」の影響と思われる「気温上昇」などが続いており、リンゴ生産量が減少しています。「実が小さくなる」「ヒビ割れ」の問題などが発生しており、生産地の多角化がおこなわれる可能性があります。

イラン
リンゴ 情報

イランのリンゴ
リンゴはイランで利用されるペルシャで「سیب(スィーポ)です。

イランのリンゴ生産地
主に北西部の「西アーザルバーイジャーン州」「東アーザルバーイジャーン州」、北東部の「北ホラーサーン州」「南ホラーサーン州」「ラザヴィー・ホラーサーン州」、中北部の「テヘラン州」、中部の「エスファハーン州」で多くのリンゴが生産されています。

イランの気候はリンゴ栽培に適している
イランは非常に温暖な気候を有しており、国内で様々な作物が栽培されています。作物の栽培は主に北部のカスピ海に面した土地や南部の地中海に面した地域で行われていますが、中部の乾燥した地帯でもその地域に適した作物の栽培がおこなわれています。

リンゴの栽培は主に山間部でおこなわれており、西アーザルバーイジャーン州の「オルーミーイェ」周辺がイラン最大のリンゴ生産地になります。オルーミーイェには「オルーミーイェ湖」というイラン最大の湖が存在しており、水資源が豊富に存在しています。水資源の乏しいイランですが、ダムの建設などによりオルーミーイェ湖の水位が減少するなどの問題が発生しています。

ロシア
リンゴ 情報

ロシアのリンゴ
リンゴはロシアで「Яблоко(ヤーブラカ)です。

極寒のシベリアでも栽培が可能
リンゴは種類によっては中部の「シベリア」でも栽培が可能な果物です。シベリアで生産されるリンゴはあまり商業的ではありませんが、多くのリンゴが栽培されています。

ロシアのリンゴ生産地
主に南西の北コーカサス地方に属する「カバルダ・バルカル共和国」「クラスノダール地方」「スタヴロポリ地方」、西部の「トゥーラ州」「タンボフ州」「リペツク州」、南西部の「ヴォルゴグラード州」などで多くのリンゴが栽培されており、ロシアの農業の中心地である「北コーカサス地方」の生産量が多くなります。

リンゴが足りない
国内のリンゴ自給率は60~65%程度であり、多くを「ポーランド」から輸入しています。2022年の世界情勢の悪化により、ヨーロッパからのリンゴの輸入が難しくなっており、輸入先の多角化がおこなわれると思います。

イタリア
リンゴ 情報

イタリアのリンゴ
リンゴはイタリア語で「Mela(メーラ)です。

イタリアのリンゴ生産地
主に北西部の「ヴァッレ・ダオスタ州」「ピエモンテ州」、北東部の「ヴェネト州」「トレンティーノ=アルト・アディジェ州」などのイタリア北部で多くのリンゴが生産されています。

後から来た果物野菜を
リンゴで例える事が多い
イタリア語の「pomodoro(ポモドール)は「トマト」の事です。これはイタリア人がトマトの事を「黄金のリンゴ(mela o pomo d'oro:マーラ オ ポモ ドロ:リンゴ又は黄金のリンゴ)」と呼んだ事が語源になっています。

ローマ帝国時代には多くのリンゴが品種改良がおこなわれ、生産されるなど非常に歴史のある果物の一つです。「イチジク」「オリーブ」なども歴史の長い食物であり、イタリアに古くから存在します。

フランス
リンゴ 情報

フランスのリンゴ
リンゴはフランスで「Pomme(ポーム)です。

フランスのリンゴ生産地
主に南東部の「プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏」、北西部の「ペイ・ド・ラ・ロワール地域圏」、南部の「ミディ=ピレネー地域圏」で多くのリンゴ栽培がおこなわれています。

フランスも多くのリンゴの種類がある
フランスはポーランドと同様に400種程度のリンゴが国内に存在します。

リンゴは春に開花する種が多く、春に霜が降りるとリンゴの受粉が阻害され生産量が減少します。リンゴは比較的に寒冷な土地を好む植物ですが、フランスのような温かい地域では春に霜によるダメージを受けにくいため、生産量が安定している傾向があります。

チリ
リンゴ 情報

チリのリンゴ
リンゴはチリで利用されるスペインで「Manzana(マンザナ)です。

チリのリンゴ生産地
主に中部の「マウレ州」で多くのリンゴが生産されており、国内で生産されるリンゴの50%以上がマウレ州で生産されています。その他に「リベルタドール・ベルナルド・オイギンス州」でも多くのリンゴが生産されています。

南米で生産される新種のリンゴ
南米やオーストラリアでは果肉が赤いリンゴが生産されています。「Kissable apple(口づけできるリンゴ)」などの名前で販売されており、日本でも品種改良された種が販売されています。

日本
リンゴ 情報

日本のリンゴ生産地
主に「青森県」「長野県」「山形県」などで多くのリンゴが生産されています。

中国の富裕層向けに出荷される
高級なリンゴ
日本のリンゴが「中国」の上海などで販売されています。リンゴの価格は中国で販売されているリンゴの10倍以上を価格をつけていますが、中国の富裕層などからの人気が高くなっています。

まとめ

世界中で非常に多く消費される果物
リンゴは日本でも人気のある果物であり、「バナナ」に次いで消費される果物です。しかし、日本人全体で果物の消費量が少なく、先進国の中でも非常に低い水準になっています。

今回は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

参考

FAO, FAOSTAT. "Crops and livestock products - Apple, Production (t)" (English) 1961-2022年. ©FAO 2024. 2023年08月28日閲覧。
FAOの利用規則はこちら (English) です。


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