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どの酒が人気?世界で一番飲酒される酒の種類

世界ではビール・スピリット(焼酎など)・ワインが一般的に多く消費されます。世界では育ちやすい作物の違いがあり、その土地で好まれる酒にも大きな違いがあります。

どのような酒がどの国で好まれるのでしょうか?

*日本は20歳以下の飲酒が法律で禁止されています。この記事は「世界で好まれる酒」の情報を提供する記事であり、酒の飲酒を助言する記事ではありません。また、国により「飲酒に関する法律」が異なります。その国の飲酒に関する法律を厳守してください。

世界で好まれる酒
【ビール】【焼酎】【ワイン】

世界で好まれる酒
【ビール】【焼酎】【ワイン】

蒸留酒
(Sprit)
(%)
2014年
ビール
(Beer)
(%)
2014年
ワイン
(Wine)
(%)
2014年
日本
(Japan)
74215
ノルウェー
(Norway)
363529
アメリカ
(America)
344918
カナダ
(Canada)
264925
フィンランド
(Finland)
265321
フランス
(France)
231959
イギリス
(U.K)
223741
ニュージーランド
(New Zealand)
194338
スイス
(Switzerland)
193447
オランダ
(Nederland)
174835
デンマーク
(Denmark)
163847
スウェーデン
(Sweden)
153748
オーストラリア
(Australia)
144640
ベルギー
(Belgium)
145135
オーストリア
(Ausria)
14513
イタリア
(Italy)
112365
出典: ©Cambridge University Press & Assessment
データを元にFumib.netがリストを作成

各国で好まれている酒

日本酒と焼酎の違い
日本酒は「醸造酒」で、水・米・麹を加え発酵させて作ります。ワイン・ビールも醸造酒になります。

焼酎は「蒸留酒」で、水・原料(麦・芋・蕎麦・粟など)に酵母を加え発酵・蒸留してつくります。ウイスキーなどは蒸留酒に含まれ、蒸留しているため醸造酒よりアルコール度数が高くなります。

焼酎の歴史は比較的に浅い
焼酎がいつ渡来したかよくわかっていませんが、1500年~1600年に日本へ伝わったとされています。日本酒の歴史は非常に古く、紀元前から存在します。

世界でも醸造酒の歴史は古く、古くからワインを生産するために「ブドウ」が多く生産されていました。国によってはイスラム教が広がる以前から伝統的にワイン造りがおこなわれていた国も多く存在します。

焼酎はなぜ安いの?
原料に「サトウキビの残りカス」など非常に価格の安い原料を大量生産するため価格を抑える事ができます。これらから出来る「醸造用アルコール」は日本酒にも利用される事があります。

日本
人気がある酒

日本で人気がある酒
日本では「蒸留酒」が好まれる傾向があります。

価格の安い酒が大量に生産されている
日本では価格の安い「焼酎」が大量に生産されており、国内で販売・提供されています。コンビニなどでは酒税が低い「アルコール度数が9%度未満」の焼酎が多く販売されています。

酒税はアルコール度数が9%未満の場合、80000円/1Lになります。

1缶にどれくらいアルコールが入っているの?
500mlの酒にアルコール度数が5%に設定されている場合、

500ml x 5/100 x 0.8(アルコールの比重)
= 20g

アルコール度数の低い酒が人気
世界中で酒の消費が減少しており、近年はアルコール度数が1%未満の低アルコール飲料などが登場しています。

ノルウェー
人気がある酒

ノルウェーで人気がある酒
ノルウェーはスピリット・ビール・ワインが平均的に飲酒されますが、伝統的に「蒸留酒」が多く飲酒されていました。

ノルウェーの蒸留酒「アクアビット
「アクアビット」は「ジャガイモ」を原料とした蒸留酒です。ノルウェーではアクアビットが15世紀から作られており、非常に長い歴史があります。ノルウェーではアクアビットに「ディル」などのハーブで風味がつけられ、生産されたアクアビットを「熟成」させる場合もあります。

酒の変化
ヨーロッパの多くの国では度数の高い蒸留酒が好まれなくなり、現在では「ワイン」「ビール」などの飲酒が多くなっています。

米国
人気がある酒

米国で人気がある酒
アメリカは「ビール」が一番多く飲酒される傾向があります。

アメリカで有名なウイスキー
アメリカでは「トウモロコシ」などを原料とした「バーボン・ウイスキー」が製造されており、全体的に「甘い風味」があるのが特徴的です。バーボンウイスキーは熟成させる「タル」の内部をバーナーで炙り、バニラの香り成分となっている「バニリン」を発生させます。熟成時にバニリンがウイスキーにうつり、独特の風味になるのがバーボン・ウイスキーの特徴です。

蒸留酒の消費は減少
アメリカでは蒸留酒の消費が減少しており、「ビール」の消費が増加しています。人気があるビールは国産の「バドワイザー」です。

飲酒率の減少
アメリカでは1980年~1995年に産まれた「ミレニアル世代」や1996年~2015年にうまれた「Z世代」の飲酒率が激減しています。背景には「健康志向な人の増加」「インターネットの普及により自宅で過ごす時間が増えた」若者が増加した事が要因になっています。

カナダ
人気がある酒

カナダで人気がある酒
カナダは「ビール」が昔から好まれており、飲酒量は減っていますが現在も非常に人気があります。

カナダのウイスキーも非常に有名
多くの国でウイスキーが生産されていますがとくに日本・アメリカ・スコットランド・カナダ・アイルランドなどが産地として有名です。日本では「世界5大ウイスキー」と呼ばれており、
カナダも「トウモロコシ」を原料としたウイスキーとライ麦などを原料としたウイスキーをブレンドした物が多くなっています。

カナダのビール
カナダではヨーロッパで好まれる「エールビール」が人気があります。日本では「ラガービール」が好まれる傾向があります。

「ラガービール」って何?
ラガービールは10℃以下で、時間をかけて発酵させる「下面発酵製法」で造られています。「冷たくてさっぱりしたビール」が特徴で、日本やドイツではラガービールが一般的です。

「エールビール」って何?
20℃前後で、短時間で発酵させる「上面酵母製法」で造られます。「コクのあるビール」で、エールビールは「常温で飲酒」する国が多く存在します。日本では暑い気候なので冷やして飲みます。

フィンランド
人気がある酒

フィンランドで人気がある酒
フィンランドでは「蒸留酒」が好まれる傾向がありましたが、現在は「ビール」が一番多く消費されています。

フィンランドの蒸留酒「コスケンコルヴァ」
コスケンコルヴァは「ウオッカ」に分類される蒸留酒です。フィンランドではコスケンコルヴァをウオッカとは言わず、「ヴィーナ」という種類に分類されます。ヴィーナとウオッカには生産過程に若干の違いがあり、原料はジャガイモになります。伝統的に飲酒されており、国内でも人気があります。

フランス
人気がある酒

フランスで人気がある酒
フランスでは「ワイン」が非常に人気があります。

フランスのワイン
フランスは世界で【イタリア】に次いで多くワインを生産しています。フランスではワインの飲酒量は減少していますが人気が高く、現在もワインが一番多く消費されています。

酒の消費量の減少
フランスでは酒の消費量が減少していています。アルコールによる健康被害なども多く発生しており、健康志向な人の増価・アルコールを全く摂取しない人が増加しています。

イギリス
人気がある酒

イギリスで人気がある酒
イギリスで一番人気のある酒は「ワイン」になります。イギリスは「産業革命」と共にボリュームのある食事が好まれ、とくに「ビール」が多く消費されていました。現在は世界中のワインが輸入されるようになり、食事と共にワインを飲む人が多くなっています。

イギリスのビール
イギリスには様々なビールが生産されていますが、一人当たりの消費量は世界一ビールを消費する【チェコ】の半分以下になります。

生産量が増加しているワイン
ワインの原料となる「ブドウ」は温暖な土地を好み、寒冷な土地を有するイギリスでは栽培に適していませんでしたが、近年国内の気温が上昇しており、ワインの生産量が増加しています。とくに「シャンパン」の人気が上昇しており、国内の多くのワイナリーでシャンパンが生産されています。

ニュージーランド
人気がある酒

ニュージーランドで人気がある酒
ニュージーランドでは「ビール」一番人気があります。

ニュージーランドのビール
ニュージーランドでは過去に蒸留酒などが好まれる傾向がありましたが、「ビール」「ワイン」などが多く消費されます。国内には多くのビール工場が存在しており、質の高いビールが生産されています。

スイス
人気がある酒

スイスで人気がある酒
スイスでは「ワイン」が一番人気があります。スイスには国内に多くのワイナリーが存在しており、質の良いワインが生産されています。スイスの気候はは西岸海洋性気候で「ブドウ」の生産に適していますが比較的に涼しく、辛口のワインが多くなっています。

スイスのワイン
スイスでは国内で生産されるワインがあまり輸出されません。国内のワイン消費量が非常に多く、国内で生産されたワインが自国で消費される傾向うが高くなっています。

オランダ
人気がある酒

オランダで人気がある酒
オランダでは「ビール」が一番人気があります。オランダのビール製造会社「ハイネケン」は世界中で人気があり、日本でも多く消費されています。

オランダから日本へビールが伝わった
日本へビールが伝わったのは1700年代の長崎になります。明治になるとビールの製造が開始され、原料の「オオムギ」などの生産に適した「北海道」にビール製造所が設立されました。生産されたビールはすぐに東京に出荷され、日本でもビールが飲まれるようになりました。

まとめ

酒離れが進行中
世界中で「酒離れ」が進行しており、飲酒量が減少しています。日本でも酒の飲酒量が大きく減少しており、アルコールをあまり飲まない人でも飲みやすい「低アルコールドリンク」などの人気が上昇しています。

*日本では20歳以下の飲酒は禁止されています。また、国により「飲酒に関する法律」が異なり、「公共の場での飲酒の禁止」されている場合も多く存在します。事前にその国の法律を確認し、必ず法律を厳守してください。

今回は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

サムネイル: 「Pixabay」から商用利用可能な写真を加工・利用しています。

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