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Food

世界のジュースや炭酸飲料 消費量ランキング

世界中で「肥満」が問題になっており、肥満の要因の一つとされる「ソフトドリンク」の消費が問題視されています。すでに欧米の多くの国は加糖されたソフトドリンクに「ソーダ税」を設ける国が多く、今後もソーダ税を設ける国は増加すると思われます。

世界ではどの国がどのくらいソフトドリンクを消費しているのでしょうか?

世界のジュース・ソフトドリンク
消費量
ランキング

世界のソフトドリンク消費量
世界一位 ルワンダ
世界二位 アルバニア
世界三位 セントビンセント

世界のソフトドリンク
消費量ランキング
softdrink intakes

消費量
1日
グラム
2018年
消費量
年間
500ml
2018年
1ルワンダ
(Rwanda)
1,179.33861本
2アルバニア
(Albania)
1,148.63839本
3セントビンセント
グレナディーン
(Saint Vincent and
the Grenadines)
1,098.60802本
4トーゴ
(Togo)
942.96688本
5コロンビア
(Colombia)
839.37613本
6東ティモール
(East Timor)
811.53592本
7バルバドス
(Barbados)
747.00545本
8イエメン
(Yemen)
744.69544本
9モーリシャス
(Mauritius)
661.89483本
10パナマ
(Panama)
564.14412本
11エクアドル
(Ecuador)
543.49397本
12セネガル
(Senegal)
513.92375本
13ジブチ
(Djibouti)
496.66363本
14トリニダード
トバゴ
(Trinidad and
Tobago)
487.43356本
15ブラジル
(Brazil)
475.45347本
16ウルグアイ
(Uruguay)
466.23340本
17アルゼンチン
(Argentina)
460.15336本
18ニカラグア
(Nicaragua)
444.83325本
19レソト
(Lesotho)
441.94323本
20レバノン
(Lebanon)
433.51316本
21北マケドニア
(North
Macedonia)
429.40313本
22ナミビア
(Namibia)
415.42303本
23サモア
(Samoa)
415.08303本
24ホンジュラス
(Honduras)
411.74301本
25キューバ
(Cuba)
403.40295本
26ヨルダン
(Jordan)
393.83287本
27エルサルバドル
(El Salvador)
390.83285本
28ボリビア
(Bolivia)
390.40285本
29スリナム
(Suriname)
388.65284本
30チュニジア
(Tunisia)
388.23283本
31モーリタニア
(Mauritania)
385.65282本
32メキシコ
(Mexico)
384.39281本
33ジャマイカ
(Jamaica)
379.31277本
34セントルシア
(Saint Lucia)
371.49271本
35ボツワナ
(Botswana)
366.52268本
36パラグアイ
(Paraguay)
365.47267本
37チリ
(Chile)
357.05261本
38カタール
(Qatar)
349.31255本
39ガイアナ
(Guyana)
348.18254本
40サウジアラビア
(Saudi Arabia)
343.45251本
41トンガ
(Tonga)
337.91247本
42タンザニア
(Tanzania)
333.20243本
43ザンビア
(Zambia)
331.95242本
44ベリーズ
(Belize)
327.80239本
45ジンバブエ
(Zimbabwe)
327.31239本
46エスワティニ
(Eswatini)
324.34237本
47台湾
(Taiwan)
324.33237本
48バーレーン
(Bahrain)
322.08235本
49ウガンダ
(Uganda)
321.17234本
50リビア
(Libya)
314.80230本
51U.S.A
(America)
304.29222本
52モーリタニア
(Mauritania)
292.84214本
53グアテマラ
(Guatemala)
291.74213本
54イラク
(Iraq)
289.49211本
イギリス
(U.K)
261.32191本
カナダ
(Canada)
243.89178本
フランス
(France)
199.00145本
スペイン
(Spain)
198.18145本
ドイツ
(Germany)
192.89141本
ロシア
(Russia)
178.54130本
日本
(Japan)
167.04122本
イタリア
(Italy)
104.6476本
韓国
(Korea)
76.6756本
中国
(China)
15.6611本

出典: ©Springer Nature Limited
Sugar-sweetened beverage intakes among adults between 1990 and 2018 in 185 countries (2023)
データを元にFumib.netがリストを作成

ソフトドリンクの消費

アフリカと南米の消費量が多い
「アフリカ」「南米」の多くの国々で加糖されたソフトドリンクの消費量が非常に多くなっています。

なぜ「アフリカ」「南米」の消費量が多い?
アフリカの多くの国々で経済が成長しています。「ナイジェリア」の都市「ラゴス」は将来的に世界一の人口を有する都市になると言われるほど爆発的に人口が増加しており、著しく成長する経済と共にソフトドリンクの消費量が増加しています。

水へのアクセスが難しい
発展途上国は「安全な水」へのアクセスが難しく、一般的に飲料水は購入する必要があります。水と同等の価格で販売されるソフトドリンクを購入する人が多く、日常的に水分補給を加糖されたソフトドリンクでおこなう人が非常に多く存在します。

外国企業の参入
成長するアフリカの経済に参入する外国企業は多く、すでに多くのソフトドリンクがアフリカで販売されています。今後も更に増加すると思われます。

「ダイアベティス」などの問題
世界中で「ダイアベティス(糖尿病)」が増加しており、アフリカや南米でも増加しています。加工されたエネルギー量が多い食品や飲み物への購入が簡単になっており、世界の肥満率が上昇しています。

アメリカで一番売れている飲み物は「水」
「アメリカ人はコーラを飲む」のは過去の話であり、アメリカで一番売れている飲み物は「水」です。

子供のエナジードリンクの飲料を禁止する国
バルド三国では子供のエナジードリンクの飲料を禁止しており、18歳未満は購入する事が出来ません。

ルワンダ
ソフトドリンク 消費量

ルワンダのソフトドリンク消費量
2018年にルワンダは年間約861本のソフトドリンクを消費しています。

増加する肥満率
ルワンダは比較的に肥満率の少ない国ですが、都市部の肥満率は25%を超えており、生活習慣病などにかかる人が増加してます。農村部でも肥満になる人が増加しており、高カロリーの食品にアクセスしやすい生活に変化してきています。

ソフトドリンクの消費税は39%
ルワンダでは現在ソフトドリンクに設けられている消費税は「39%」です。これは砂糖の摂取を減らす目的で設けられているわけでは無く、全ての飲料に設けられています。

ルワンダ政府は増加する肥満率に対し、「ソーダ税」などを検討していますが、ルワンダは国内で砂糖生産業に力を入れており、ソーダ税の導入は砂糖生産業の雇用などに影響を与えるとし、反対する住民が多く存在します。

アルバニア
ソフトドリンク 消費量

アルバニアのソフトドリンク消費量
2018年にアルバニアは年間約839本のソフトドリンクを消費しています。

ソフトドリンクの価格上昇
国内の物価は上昇しており、ソフトドリンクの製造コストは20%近く上昇したとされます。ソフトドリンクの価格は5~10%近く上昇しており、若者を中心にソフトドリンクの消費が減少しています。

アルバニアの肥満率
アルバニアは男女共に約25%程度の人が肥満です。女性は8%程度、男性は9%程度ダイアベティスを患っていると推定されており、国内ではソフトドリンクを含め加糖された飲み物が多く消費されます。

セントビンセント
ソフトドリンク 消費量

セントビンセント
グレナディーンのソフトドリンク消費量
2018年にセントビンセント・グレナディーンは年間約802本のソフトドリンクを消費しています。

セントビンセント・グレナディーンはどこ?
セントビンセント・グレナディーンはカリブ海に浮かぶ島国です。米国などからの観光客が多く、国内で多くのソフトドリンクが消費されます。

島国の肥満問題
「カリブ海の島国」「太平洋の島国」は肥満率が高い傾向があります。島国で生産できる物は限られており、多くの食べ物・飲み物が輸入品になります。また、「ココナッツ」など糖分が多い島国特有の食べ物が利用される事が多く、国内の肥満率を押し上げています。

トーゴ
ソフトドリンク 消費量

トーゴのソフトドリンク消費量
2018年にトーゴは年間約688本のソフトドリンクを消費しています。

トーゴはどこ?
トーゴは「西アフリカ」に位置する国です。すり潰した穀物やイモに水を加えた餅状の食べ物「フフ」を主食として消費する国であり、国内で提供される料理はアフリカ料理の他にヨーロッパ料理の影響も強く受けています。

アフリカのソフトドリンク
アフリカの多くの国では「コーラ」のような輸入品が販売される以外に国内で生産されたソフトドリンク、露天などで販売される「Roselle(ローゼル)」という花を煮だして作る「Bissap(ビサップ)」が人気です。

コロンビア
ソフトドリンク 消費量

コロンビアのソフトドリンク消費量
2018年にコロンビアは年間約613本のソフトドリンクを消費しています。

加糖された飲み物が多い
南米コロンビアは国内で砂糖を生産しており、国内に非常に多くの加糖されたソフトドリンクが存在します。

国内の飲料メーカー
「Postobon(ポストボン)」は国内最大の飲料メーカーであり、様々なソフトドリンクを国内で提供しています。一番人気があるソフトドリンクは「Colombiana(コロンビアナ)」というコーラであり、国内の量販店で販売されています。

東ティモール
ソフトドリンク 消費量

東ティモールのソフトドリンク消費量
2018年に東ティモールは年間約592本のソフトドリンクを消費しています。

東ティモールはどこ?
東ティモールはインドネシアとオーストラリアの間にある島国で、インドネシアと国境を接しています。「石油」「天然ガス」の産出国であり、独立以来、これらの資源に依存しています。しかし、国内の貧困率は40%を超えています。

インドネシアの輸入品が多い
輸入品に依存しており、とくにインドネシアからの輸入品が多くなります。国内でソフトドリンクは生産していませんが、輸入品を購入する事が可能であり、国内のスーパーマーケットなどで販売されています。

バルバドス
ソフトドリンク 消費量

バルバドスのソフトドリンク消費量
2018年にバルバドスは年間約545本のソフトドリンクを消費しています。

バルバドスはどこ?
バルバドスはカリブ海に浮かぶ島国であり、観光業と国内で生産される「サトウキビ」を国内の基盤にしています。

バルバドスのソフトドリンク
国内でソフトドリンクを生産している会社が存在しており、外国から輸入された「コーラ」などの販売もおこなっています。また、バルバドスで生産されたソフトドリンクは輸出もおこなっており、インターネットなどを介して購入する事が可能です。

イエメン
ソフトドリンク 消費量

イエメンのソフトドリンク消費量
2018年にイエメンは年間約544本のソフトドリンクを消費しています。

中東で増加する肥満
中東は肥満体質の人が非常に多く、大きな問題になっています。高所得者は低所得者に比べ5%程度ソフトドリンクを飲む人が少なく、「水」を買う傾向があります。

中東の肥満の原因は「食べ過ぎ」
中東の肥満の原因は「食べ過ぎ」「飲み過ぎ」です。「炭水化物」「脂質」は体が必要な量からさらに30~40%摂取している人も多く、肥満の要因になっています。

モーリシャス
ソフトドリンク 消費量

モーリシャスのソフトドリンク消費量
2018年にモーリシャスは年間約483本のソフトドリンクを消費しています。

モーリシャスはどこ?
モーリシャスはアフリカの「マダガスカル島」から北東に行った所にある島国です。熱帯気候に属しており、「サトウキビ」が盛んに生産されています。

サトウキビから観光業へ
サトウキビの輸出を軸にして経済を回していましたが、現在は観光業や繊維産業に力を入れています。国内で生産できるものは限られており、輸入品が多くなります。

パナマ
ソフトドリンク 消費量

パナマのソフトドリンク消費量
2018年にパナマは年間約483本のソフトドリンクを消費しています。

ソフトドリンクの増税
パナマでは1995年からソフトドリンクに設けられている5%の税金を7%に引き上げています。また、国産・輸入品の加糖された飲み物には5%、製造に使用される濃縮シロップなどには6%から10%に引き上げています。

パナマでは「子供の肥満」が増加しており、生活習慣病に伴う医療費も増加しています。

まとめ

世界中で増加する肥満
「アフリカ」でもエネルギー量が多いソフトドリンクやジャンクフードの購入が容易になっており、非常に多くのソフトドリンクが消費されています。とくに「アフリカ」「南米」の消費量が多く、ソフトドリンクの摂取による肥満の増加や、生活習慣病にかかる事が危惧されています。

今回は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

サムネイル: 「Pixabay」から商用利用可能な写真を加工・利用しています。

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