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大気汚染による子供の肺炎の死亡者数

世界には肺炎によって死亡してしまう子供も多く存在しています。大気汚染物質には様々な有害な物が含まれており、肺炎を引き起す可能性があります。

世界では大気汚染により子供が肺炎で死亡してしまうケースはどれくらいあるのでしょうか?

記事の内容

大気汚染による子供の肺炎の死亡者数
各国の大気汚染による子供の肺炎の死亡者数

大気汚染による子供の肺炎の死亡者数

世界で 大気汚染による子供の肺炎の死亡者数世界一はインド世界二位はナイジェリア世界三位はパキスタンです。

大気汚染による子供の肺炎の死亡者数
Child deaths from pneumonia by risk factor

死亡者数
(人)
1インド
(India)
Population: 1,402,862,229
49,553
2ナイジェリア
(Nigeria)
Population: 200,963,600
29,890
3パキスタン
(Pakistan)
Population: 216,565,300
8,553
4中国
(China)
Population: 1,406,473,280
5,174
5エジプト
(Egypt)
Population:100,388,100
4,074
6コンゴ民主共和国
(Democratic Republic
of the Congo)
Population: 86,790,600
3,518
7バングラデシュ
(Bangladesh)
Population: 163,046,200
3,493
8エチオピア
(Ethiopia)
Population: 112,078,700
2,145
9アフガニスタン
(Afghanistan)
Population: 38,041,800
2,032
10ニジェール
(Niger)
Population: 23,310,700
1,540
11チャド
(Chad)
Population: 15,946,900
1,412
12タンザニア
(Tanzania)
Population: 58,005,500
1,404
13カメルーン
(Cameroon)
Population: 25,876,400
1,401
14フィリピン
(Philippines)
Population: 108,116,600
1,257
15ウズベキスタン
(Uzbekistan)
Population: 32,981,700
1,142
16インドネシア
(Indonesia)
Population: 274,522,988
1,122
17スーダン
(Sudan)
Population: 42,813,200
1,054
18アンゴラ
(Angola)
Population: 31,825,300
981
19ネパール
(Nepal)
Population: 28,608,700
980
20ケニア
(Kenya)
Population: 52,574,000
951
21ミャンマー
(Myanmar)
Population: 54,045,400
940
22ブルキナファソ
(Burkina Faso)
Population: 20,321,400
936
23イエメン
(Yemen)
Population: 29,161,900
812
24ウガンダ
(Uganda)
Population: 44,269,600
797
25南アフリカ共和国
(South Africa)
Population: 58,558,300
774
26南スーダン
(South Sudan)
Population: 11,062,100
725
27タジキスタン
(Tadzhikistan)
Population: 9,321,000
719
28イラク
(Iraq)
Population: 39,309,800
703
29コートジボワール
(Ivory Coast)
Population: 25,716,500
673
30マダガスカル
(Madagascar)
Population: 26,969,300
588
31マリ
(Mali)
Population: 19,658,000
586
32メキシコ
(Mexico)
Population: 120,575,500
503
33ガーナ
(Ghana)
Population: 30,417,900
495
34ジンバブエ
(Zimbabwe)
Population: 14,645,500
453
35ブラジル
(Brazil)
Population: 211,049,500
433
36ザンビア
(Zambia)
Population: 17,861,000
427
37ソマリア
(Somalia)
Population: 15,442,900
409
38ベトナム
(Vietnam)
Population: 96,462,100
408
39ベナン
(Benin)
Population: 11,801,200
373
40ギニア
(Guinea)
Population: 12,771,200
372
41グアテマラ
(Guatemala)
Population: 17,581,500
363
42中央アフリカ
(Central
African Republic)
Population: 4,745,200
337
43セネガル
(Senegal)
Population: 16,296,400
318
44イラク
(Iraq)
Population: 39,309,800
314
45ブルンジ
(Burundi)
Population: 11,530,600
311
46ルワンダ
(Rwanda)
Population: 12,627,000
305
47アゼルバイジャン
(Azerbaijan)
Population: 10,047,700
296
48モザンビーク
(Mozambique)
Population: 30,366,000
280
49ペルー
(Peru)
Population: 32,510,500
275
50カンボジア
(Cambodia)
Population: 16,486,500
265
51モロッコ
(Morocco)
Population: 36,471,800
231
日本
(Japan)
Population: 125,810,000
15
Global Burden of Disease Collaborative Network. Global Burden of Disease Study 2017 (GBD 2017) Results. Seattle, United States: Institute for Health Metrics and Evaluation (IHME), 2018年
http://ghdx.healthdata.org/gbd-results-tool?params=gbd-api-2017-permalink/e9a04281dfdd49341710de7d4de66497

各国の 大気汚染による子供の肺炎の死亡者数


データは大気汚染などにより肺炎を発症、死亡した子供の数になります。実際の肺炎の死亡者数はずっと多く、大気汚染以外にも様々な要因による肺炎で子供が死亡しています。

データは死亡者数なので、人口が多い国は必然的に多くなります。

インドの大気汚染による子供の肺炎の死亡者数


インドの子供の喘息による死亡者数は49,553人です。

インドの大気は非常に汚染されていて、PM2.5汚染度は1立方メートルあたり87.95µg/m³です。

インドガンジス川流域におけるPM2.5による大気汚染は、世界で最も深刻な国の1つです。インドの約1780万人の人口を抱えるデリーでは、部分的に150µg/m³を超え、非常に危険な大気汚染レベルになります。 日本ではPM2.5の環境基準値は35 µg/m³以下とされていて、70µg/m³を超えた場合、外出や運動を控えるの事が望まれます。

2010年には約130万人の児童が肺炎で死亡しています。そのうち18%は5歳未満であり、95%は発展途上国の子供で占められています。

ナイジェリアの大気汚染による子供の肺炎の死亡者数


ナイジェリアの子供の喘息による死亡者数は29,890人です。

ナイジェリアのPM2.5汚染度は1立方メートルあたり71.80µg/m³で、日本の環境基準値を大きく超えています。

ナイジェリアでは大気汚染関連の肺炎による子供の死亡率が非常に高く、死亡者の78%が5歳未満の子供です。ナイジェリアでは家庭内で石炭や薪を利用し調理するのが一般的で、家庭内で大気汚染にさらされています。これらの家庭は低所得者が一般的で、近代的な大気汚染を起こしにくい調理器具に変えるなど何らかの対策が必要になります。また、子供の栄養状態の改善やワクチンを接種する必要もあり、継続的な援助も必要になると思われます。

ナイジェリアは人口増加が非常に大きな国です。人口増加と共に子供の死亡率も必然的に上昇すると思われ素早い対策が求められます。

パキスタンの大気汚染による子供の肺炎の死亡者数


パキスタンの子供の喘息による死亡者数は8,553人です。

パキスタンのPM2.5汚染度は1立方メートルあたり58.28µg/m³で、日本の環境基準値を大きく超えています。

パキスタンでは肺炎で子供を死なせてしまう理由の一つに、肺炎の初期症状を見逃してしまう親が多い事が理由にあげられています。パキスタンでは母親が子供の面倒を見る事が一般的で、読み書きのできない母親が大勢存在しています。不十分な教育と男性に偏り過ぎた社会が子供の病気を安易的に見てしまい、子供の死亡に繋がってしまうケースがあげられています。

パキスタンでは子供の肺炎の死に対し、メディアの目が向けられていない事実も存在しています。そのため子供が肺炎での死が多い事が知られておらず、事実を認知する事が必要だと思われます。

中国の大気汚染による子供の肺炎の死亡者数


中国の子供の喘息による死亡者数は5,174人です。

中国のPM2.5汚染度は1立方メートルあたり52.66µg/m³で、日本の環境基準値を大きく超えています。

肺炎による子供の死亡は子供の栄養状態、家庭の貧困、病院などで適切な医療を受けられない貧困層が多くなっています。これらの貧困層は中国西部の農村部に多く、5歳未満の子供の肺炎による死亡の割合は都市化が進んだ東部より多くなっています。

中国東部は都市化により、大気汚染が深刻な印象がありますが、東部の大気汚染は改善しつつあり、大気汚染の深刻度は西部に移動しつつあります。河南省かなんしょう湖北省こほくしょう湖南省こなんしょう四川省しせんしょうなどの中西部の省では、最悪レベルの大気汚染物質PM2.5を観測しています。

エジプトの大気汚染による子供の肺炎の死亡者数


エジプトの子供の喘息による死亡者数は4,074人です。

エジプトはPM2.5汚染度は1立方メートルあたり87.00µg/m³で、日本の環境基準値を大きく超えています。

エジプトでは非常に喫煙率が高く、喫煙する家庭の子供は1.5倍肺炎に罹患する子供が多くなっています。5歳未満の子供が総人口の約13.4%を占め、肺炎での5歳未満児の死亡率の19%を占めています。肺炎の発生率は、子供1年あたり0.11〜0.20で、10人から5人に一人が肺炎にかかっている計算になります。

エジプトでは砂漠の細かい粒子などがPM2.5の原因にもなっています。

まとめ


今回は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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