重要な燃料だが
利用量を減らす必要がある
石油は化石燃料の一つで、「石炭」「天然ガス」と共に世界を支える重要な一つです。2050年までに「温室効果ガス」の排出量をゼロにする必要があるとされていますが、急激な世界情勢の悪化と共に価格が高騰しています。
世界ではどの国がどれくらい石油を生産しているのでしょうか?
世界の石油
生産量ランキング
世界の石油生産量ランキング
世界一位 U.S.A
世界二位 ロシア
世界三位 サウジアラビア
世界の石油生産量ランキング
Production of Oil
国 | 生産量 (億トン) (million ton) 2020年 | 生産量 (エクサ ジュール) (EJ) 2020年 | |
1 | アメリカ (America) | 7.127 (712.7) | 29.83 |
2 | ロシア (Russia) | 5.244 (524.4) | 21.95 |
3 | サウジアラビア (Saudi Arabia) | 5.196 (519.6) | 21.75 |
4 | イラク (Iraq) | 2.020 (202.0) | 8.45 |
5 | 中国 (China) | 1.948 (194.8) | 8.15 |
6 | アラブ首長国連邦 (AUE) | 1.656 (165.6) | 6.94 |
7 | ブラジル (Brazil) | 1.592 (159.2) | 6.65 |
8 | イラン (Iran) | 1.427 (142.7) | 5.97 |
9 | クウェート (Kuwait) | 1.301 (130.1) | 5.44 |
10 | ノルウェー (Norway) | 0.920 (92) | 3.85 |
11 | ナイジェリア (Nigeria) | 0.869 (86.9) | 3.63 |
12 | カザフスタン (Kazakhstan) | 0.861 (86.1) | 3.60 |
13 | カタール (Qatar) | 0.759 (75.9) | 3.17 |
14 | アンゴラ (Angola) | 0.645 (64.5) | 2.70 |
15 | アルジェリア (Armenia) | 0.576 (57.6) | 2.41 |
16 | イギリス (U.K) | 0.481 (48.1) | 2.01 |
17 | オマーン (Oman) | 0.461 (46.1) | 1.93 |
18 | コロンビア (Colombia) | 0.413 (41.3) | 1.72 |
19 | インドネシア (Indonesia) | 0.364 (36.4) | 1.52 |
20 | アゼルバイジャン (Azerbaijan) | 0.351 (35.1) | 1.46 |
21 | インド (India) | 0.351 (35.1) | 1.46 |
22 | エジプト (Egypt) | 0.300 (30.0) | 1.25 |
23 | アルゼンチン (Argentine) | 0.276 (27.6) | 1.15 |
24 | ベネズエラ (Venezuela) | 0.274 (27.4) | 1.14 |
25 | マレーシア (Malaysia) | 0.272 (27.2) | 1.13 |
26 | エクアドル (Ecuador) | 0.258 (25.8) | 1.08 |
27 | オーストラリア (Australia) | 0.197 (19.7) | 0.82 |
28 | リビア (Libya) | 0.183 (18.3) | 0.76 |
29 | コンゴ民主共和国 (Democratic Republic of the Congo) | 0.158 (15.8) | 0.66 |
30 | タイ (Thailand) | 0.150 (15.0) | 0.62 |
31 | ガボン (Gabon) | 0.104 (10.4) | 0.43 |
32 | トルクメニスタン (Turkmenistan) | 0.103 (10.3) | 0.43 |
33 | ベトナム (Vietnam) | 0.100 (10.0) | 0.41 |
34 | 南スーダン (South Sudan) | 0.084 (8.4) | 0.35 |
35 | 赤道ギニア (Equatorial Guinea) | 0.075 (7.5) | 0.31 |
36 | チャド (Chad) | 0.066 (6.6) | 0.27 |
37 | ペルー (Peru) | 0.054 (5.4) | 0.22 |
38 | イタリア (Italy) | 0.054 (5.4) | 0.22 |
39 | ブルネイ (Brunei) | 0.054 (5.4) | 0.22 |
40 | スーダン (Sudan) | 0.042 (4.2) | 0.17 |
41 | デンマーク (Denmark) | 0.035 (3.5) | 0.14 |
42 | ルーマニア (Romania) | 0.035 (3.5) | 0.14 |
43 | トリニダード・トバゴ (Trinidad and Tobago) | 0.034 (3.4) | 0.14 |
44 | ウズベキスタン (Uzbekistan) | 0.021 (2.1) | 0.08 |
45 | シリア (Syria) | 0.020 (2.0) | 0.08 |
46 | チュニジア (Tunisia) | 0.017 (1.7) | 0.07 |
北米 | 10.60 (1060.0) | 44.98 | |
南米 | 3.003 (300.3) | 12.57 | |
ヨーロッパ | 1.671 (167.1) | 6.9 | |
CIS | 6.661 (660.1) | 27.63 | |
中東 | 12.973 (1297.3) | 54.31 | |
アフリカ | 3.273 (327.3) | 13.7 | |
アジア | 3.531 (353.1) | 14.7 | |
世界 | 41.651 (4165.1) | 174.38 |
2020年のデータを元にFumib.netが作成
各国の石油
生産量 情報
世界の石油生産量
2020年に世界では約41億6510万トンの石油が生産されています。
エネルギーの単位:
J(ジュール)とは?
ジュールとは?
大きさ1N(ニュートン)の力が物体を1m動かすときになす仕事が1J(ジュール)
1ジュール ≒ 0.24カロリー、水1グラムを1℃上げるための熱量1カロリーは、約4.2ジュールになります。
EJ(エクサジュール)
EJは(エクサジュール)は1018 Jになります。非常に莫大なエネルギーであり、石油換算にすると、
1エクサジュール = 約2,400トン
になります。
USAの石油
生産量 情報
USAの石油生産量
2020年にアメリカでは7億1270万トンの石油が生産されていて、世界で生産されている石油の17.11%がアメリカで生産されている事になります。
アメリカ
エネルギー使用量
米国のエネルギー消費
アメリカは2020年に87.79EJのエネルギーを使用しています。石油が32.54EJで37.0%、天然ガスが29.95EJで34.1%、石炭が9.20EJで10.4%、原子力が7.39EJで8.4%、水力が2.56EJで2.9%、再生可能エネルギーが6.15EJで7.0%になります。
ロシアの石油
生産量 情報
ロシアの石油生産量
2020年にロシアでは5億2440万トンの石油が生産されていて、世界で生産されている石油の12.59%がロシアで生産されている事になります。
ロシアのエネルギー使用量
ロシアのエネルギー消費
ロシアは2020年に28.31EJのエネルギーを使用しています。石油が6.39EJで22.5%、天然ガスが14.81EJで39.1%、石炭が3.27EJで11.5%、原子力が1.92EJで6.7%、水力が1.89EJで6.6%、再生可能エネルギーが0.04EJで0.1%になります。
サウジアラビアの石油
生産量 情報
サウジアラビアの石油生産量
2020年にサウジアラビアでは5億1960万トンの石油が生産されていて、世界で生産されている石油の12.47%がサウジアラビアで生産されている事になります。
サウジアラビア
エネルギー 使用率
サウジアラビアのエネルギー消費
サウジアビアは2020年に10.56EJのエネルギーを使用しています。石油が6.51EJで61.64%、天然ガスが4.04EJで38.25%、再生可能エネルギーが0.01EJで0.009%になります。
イラクの石油
生産量 情報
イラクの石油生産量
2020年にイラクでは2億200万トンの石油が生産されていて、世界で生産されている石油の4.84%がイラクで生産されている事になります。
イラク
エネルギー 使用率
イラクのエネルギー消費
イラクは2020年に2.06EJのエネルギーを使用しています。石油が1.29EJで62.62%、天然ガスが0.75EJで36.40%、水力が0.02EJで0.97%になります。再生量エネルギーもわずかですが利用されています。
中国の石油
生産量 情報
中国の石油生産量
2020年に中国では1億9480万トンの石油が生産されていて、世界で生産されている石油の4.67%が中国で生産されている事になります。
中国
エネルギー 使用量
中国のエネルギー消費
中国は2020年に145.46EJのエネルギーを使用しています。石油が28.50EJで19.59%、天然ガスが11.90EJで8.18%、石炭が82.27EJで56.55%、原子力が3.25EJで2.23%、水力が11.74EJで8.07%、再生可能エネルギーが7.79EJで5.35%になります。
まとめ
化石燃料の価格上昇
世界情勢の悪化により、化石燃料全体の価格が上昇しています。今後も価格のが大きく変動する恐れがあり、家庭への負担が大きくなると思われます。
今回は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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