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世界の起業をしたい人の割合

 新たにビジネスを立ち上げるには資金や知識など様々な困難を乗り越える必用がありますが、起業を考える人は多く、世界中に存在します。

 世界ではどのくらい起業を考えている人がいるのでしょうか?

記事の内容

世界の起業をしたい人の割合ランキング
各国の起業をしたい人の割合

世界の起業をしたい人の割合

世界の起業をしたい人の数世界一は中国世界二位はインド世界三位はアメリカです。

世界の起業をしたい人の割合
Share of people who report having intentions to start business

起業意欲
のある割合
(人)
1中国
(China)
Population: 1,406,473,280
142,000,000
2インド
(India)
Population: 1,402,862,229
134,000,000
3アメリカ
(America)
Population: 335,624,927
32,580,000
4インドネシア
(Indonesia)
Population: 274,522,988
26,465,000
5パキスタン
(Pakistan)
Population: 216,565,300
20,791,000
6ブラジル
(Brazil)
Population: 211,049,500
20,783,000
7ナイジェリア
(Nigeria)
Population: 200,963,600
19,087,000
8バングラデシュ
(Bangladesh)
Population: 163,046,200
15,969,000
9ロシア
(Russia)
Population: 145,872,300
14,553,000
10日本
(Japan)
Population: 125,810,000
12,750,000
11メキシコ
(Mexico)
Population: 120,575,500
12,478,000
12エチオピア
(Ethiopia)
Population: 112,078,700
10,640,000
13フィリピン
(Philippines)
Population: 108,116,600
10,517,000
14エジプト
(Egypt)
Population:100,388,100
9,644,000
15ベトナム
(Vietnam)
Population: 96,462,100
9,460,000
16ドイツ
(Germany)
Population: 83,517,000
8,266,000
17コンゴ民主共和国
(Democratic Republic
of the Congo)
Population: 86,790,600
8,140,000
18トルコ
(Turkey)
Population: 83,429,600
8,112,000
19イラン
(Iran)
Population: 82,913,900
8,067,000
20タイ
(Thailand)
Population: 69,625,600
6,921,000
21イギリス
(U.K)
Population: 67,530,200
6,673,000
22フランス
(France)
Population: 65,129,700
6,484,000
23イタリア
(Italy)
Population: 60,550,100
6,067,000
24南アフリカ共和国
(South Africa)
Population: 58,558,300
5,701,000
25タンザニア
(Tanzania)
Population: 58,005,500
5,466,000
26ミャンマー
(Myanmar)
Population: 54,045,400
5,338,000
27韓国
(Korea)
Population: 51,225,300
5,110,000
28ケニア
(Kenya)
Population: 52,574,000
5,022,000
29コロンビア
(Colombia)
Population: 50,339,400
4,891,000
30スペイン
(Spain)
Population: 46,736,800
4,665,000
31ウクライナ
(Ukraine)
Population: 43,993,600
4,449,000
32アルゼンチン
(Argentine)
Population: 44,780,700
4,394,000
33アルジェリア
(Armenia)
Population: 43,053,100
4,139,000
34スーダン
(Sudan)
Population: 42,813,200
4,081,000
35ポーランド
(Poland)
Population: 37,887,800
3,795,000
36イラク
(Iraq)
Population: 39,309,800
3,755,000
37カナダ
(Canada)
Population: 37,411,000
3,673,000
38アフガニスタン
(Afghanistan)
Population: 38,041,800
3,630,000
39モロッコ
(Morocco)
Population: 36,471,800
3,558,000
40サウジアラビア
(Saudi Arabia)
Population: 34,268,500
3,310,000
41ウズベキスタン
(Uzbekistan)
Population: 32,981,700
3,196,000
42ペルー
(Peru)
Population: 32,510,500
3,144,000
43マレーシア
(Malaysia)
Population: 31,949,800
3,110,000
44アンゴラ2,982,000
45ベネズエラ
(Venezuela)
Population: 28,515,800
2,940,000
46ガーナ
(Ghana)
Population: 30,417,900
2,912,000
47モザンビーク
(Mozambique)
Population: 30,366,000
2,865,000
48イエメン
(Yemen)
Population: 29,161,900
2,783,000
49ネパール
(Nepal)
Population: 28,608,700
2,763,000
50マダガスカル
(Madagascar)
Population: 26,969,300
2,557,000
51北朝鮮
(North Korea)
Population: 25,500,000
2,543,000
52オーストラリア
(Australia)
Population: 25,203,200
2,458,000
Global Entrepreneurship Monitor 2017年
http://www.gemconsortium.org/data/key-aps

各国の起業をしたい人の割合


ランキングは人数なので、人口が多い国が必然的に多くなります。

中国の起業をしたい人の割合


 中国で2017年に起業意欲のある人の数は約142,000,000人です。

 中国は急速な自国の経済成長の中で、沢山の起業家が誕生しています。2015年以降の中国の起業家や起業をしたい人の数はピークに達しており、「大規模な起業家精神とイノベーション」が新しい国家経済開発戦略と考えられています。この国家経済開発戦略により、中国の中央政府と地方政府の両方が、イノベーションを示す新しい新興企業を促進し、多くの資金が提供されています。

 中国は「コネ」社会です。大学への入学、就職、ビジネスの取引や、全てにおいて金と人脈が中国社会を生き抜くために必要になります。中国では「グアンシー」(guanxi)と呼ばれるソーシャルネットワークを利用したビジネスが不可欠になります。中国人や中国起業と取引を行う場合はグワンシ―を理解する事が不可欠です。(中国で成功するには3つの段階を踏む必要があり、グワンシーはその一つ)

 中国人の思想は毛沢東による「文化大革命」が基盤になっています。文化大革命により多くの死者が出た中国では、「自分の身は自分で守る」という考えが文化大革命以降根付いていて、自分の家族や親戚、同郷や同じ学校の出身者なども大切にします。誰に紹介され、食事を共にし、度数の高い酒を飲み交わした関係があるなどが中国における「グアンシ―」で、非常に重要になります。中国では表面的な関係では成功する事は非常に難しくなります。

インドの起業をしたい人の割合


 インドで2017年に起業意欲のある人の数は約134,000,000人です。

 インドも経済成長が著しい国の一つで、多くの起業家が誕生しています。インドでは失敗を恐れ、事業を開始する可能性は低い人の数が約50%、新たな製品を提供する人が47%、3年以内にビジネスを始める予定がある人が21%、あらたな起業家が11%存在しています。

 インドでは2016年に「スタートアップ・インド」(Startup India)が元インド財務大臣のアルン・ジェイトリー氏によって発足しています。スタートアップ・インドでは、新規ビジネスをスタートするにあたって手続きの簡素化と手助け、資金援助とインセンティブ(奨励や報奨)、産学連携とインキュベーション(支援)を軸に、当たらにビジネスを始める人をサポートしる事が目的です。日本の「ソフトバンク」なども新興企業に対し、20億ドルの資金提供やその他の日本企業による投資がおこなわれるなど、インドに対し、多額の投資がおこなわれています。

アメリカの起業をしたい人の割合


 アメリカで2017年に起業意欲のある人の数は約32,580,000人です。

 アメリカのガルップホームインデックス(GALLUP HOME INDEX)の調査によると、Grade5~8(10~14歳)の起業意欲は2011年に34%だったのが、2016年には27%に下落しています。しかし、Grade9~12(14歳~18歳)の起業意欲は2012年の50%から2016年の55%に上昇していて、多くの学生が起業意欲がある事がわかります。生徒の大多数が起業をしたいと考えていますが、起業プランや具体的な目的を持つ生徒は少なく、単純に「金持ちになりたい」という考え方が多いのかもしれません。年齢を重ねるにつれ、やりたい仕事の種類とその役割に関係する仕事についてよりよく理解するにつれて、起業が魅力的ではないと感じることを示唆している可能性があります。

 アメリカでも、事業を始める際に必要となることは日本と基本的に変わりませんが、会社の形態や登記など、法的な面ではアメリカのシステムを理解する必要があります。

インドネシアの起業をしたい人の割合


 インドネシアで2017年に起業意欲のある人の数は約26,465,000人です。

 インドネシアでは大卒の失業者が増加しています。インドネシアと中国では就職がが出来ない大学卒が増加していて、世界銀行(World Bank)の2012年の報告によると、インドネシアの失業者は1590万人(6.6%)であり、中国の失業者は5840万人(4.5%)でした。インドネシアの失業者の総数のうち、3.1%が大卒で、 中国では8.5%になります。インドネシアや中国では、留学などにより海外の大学を卒業した人が自国へ戻り就職するという人も多く、非常に就職が難しい状況に直面しています。

 大学生の起業家精神を育むことは、失業率を下げるための解決策の1つであると考えられています。この種の解決策は、先進国で広く取り扱われ、北米、英国、アイルランド、いくつかのヨーロッパ諸国などの先進国は、失業率のレベルを低減するために、若者の起業家精神の育成を目的とした教育がされています。

パキスタンの起業をしたい人の割合


 パキスタンで2017年に起業意欲のある人の数は約20,791,000人です。

 パキスタンでの起業家を育成する事は国内の失業を減らすための1つの潜在的な方法です。パキスタンでも限られた雇用機会のために、失業者の数は増加しています。教育を受けた人は増加していますが、十分な教育を受けているにもかかわらず、失業や仕事を得られない人が増加していて、競争的な社会になっています。

まとめ


 発展途上国などでは「生活をするための起業」する人も多く、日本の起業とはタイプが違います。安定的な生活を好む日本人には「失敗」のリスクが恐怖であり、起業を阻む大きな壁になっていると思われます。中小企業庁「中小企業白書2014年版」によると、起業を希望する人は年々減少して、今後も減少すると思われます。起業しやすい環境と若い起業家の育成が必要かもしれません。
 
 今回は以上です。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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