人口の約3割が犬を飼っている国もある
犬は社会性が強い生き物であり、人間との生活に密接に関わってきた歴史があります。世界中で犬と生活している人が存在しており、国により人口の3割程度が犬を飼っている国もあります。
世界ではどの国がどのくらい犬を飼っているのでしょうか?
犬が好きな国
ランキング
犬を飼っている人の割合
世界一位 ハンガリー
世界二位 チェコ
世界三位 ブラジル
世界各国の犬の数と人口比
国 | 各国の犬の数 (人口比) | |
1 | ハンガリー (Hungary) 人口: 約968万人 | 2,856,000 (29%) |
2 | チェコ (Czech) 約1068万人 | 3,152,000 (29%) |
3 | ブラジル (Brazil) 2億1104万人 | 52,000,000 (24%) |
4 | 米国 (USA) 3億3562万人 | 76,800,000 (22%) |
5 | ルーマニア (Rumania) 1936万人 | 4,166,000 (21%) |
6 | アルゼンチン (Argentine) 4478万人 | 9,200,000 (20%) |
7 | ポーランド (Poland) 3788万人 | 7,700,000 (20%) |
8 | ポルトガル (Portugal) 1022万人 | 2,050,000 (20%) |
9 | オーストラリア (Australia) 2520万人 | 5,000,000 (19%) |
10 | イタリア (Italy) 6055万人 | 11,600,000 (19%) |
12 | リトアニア (Lithuania) 275万人 | 550,000 (19%) |
13 | カナダ (Canada) 3741万人 | 7,000,000 (18%) |
14 | エストニア (Estonia) 132万人 | 230,000 (17%) |
15 | フィンランド (Finland) 553万人 | 910,000 (17%) |
16 | スロバキア (Slovakia) 545万人 | 915,000 (11%) |
17 | イギリス (U.K) 6753万人 | 10,100,000 (14%) |
18 | スペイン (Spain) 4673万人 | 6,730,000 (14%) |
19 | ラトビア (Latvia) 190万人 | 260,000 (13%) |
20 | スロベニア (Slovenia) 207万人 | 295,000 (14%) |
21 | 南アフリカ共和国 (South Africa) 5855万人 | 7,400,000 (12%) |
22 | ドイツ (Germany) 8351万人 | 10,100,000 (12%) |
23 | フランス (France) 6512万人 | 7,600,000 (11%) |
24 | ベルギー (Belgium) 1153万人 | 1,320,000 (11%) |
25 | フィリピン (Philippines) 1億811万人 | 11,600,000 (10%) |
26 | ブルガリア (Bulgaria) 700万人 | 740,000 (10%) |
27 | デンマーク (Denmark) 577万人 | 600,000 (10%) |
28 | オランダ (Nederland) 1709万人 | 1,690,000 (9%) |
29 | 韓国 (Korea) 5122万人 | 5,000,000 (9%) |
30 | アイルランド (Ireland) 488万人 | 455,000 (9%) |
31 | 中国 (China) 14億647万人 | 130,000,000 (9%) |
32 | スウェーデン (Sweden) 1003万人 | 890,000 (8%) |
33 | オーストリア (Austria) 895万人 | 640,000 (7%) |
34 | 日本 (Japan) 1億2581万人 | 8,480,000 (6%) |
35 | ギリシャ (Greece) 1047万人 | 660,000 (6%) |
36 | ロシア (Russia) 1億4587万人 | 16,800,000 (5%) |
37 | エチオピア (Ethiopia) 1億1207万人 | 5,000,000 (4%) |
38 | インド (India) 14億286万人 | 21,500,000 (1%) |
世界の犬
情報
犬を管理する団体
ベルギーの「Fédération Cynologique Internationale(FCI):国際畜犬連盟」、米国の「American Kennel Club(AKC):アメリカンケネルクラブ」などがあります。
日本は「Japan Kennel Club(JKF)」があり、飼育の指導、血統書の発行などをおこなっています。
ハンガリーの犬
情報
ハンガリーの犬
ハンガリー語で犬は「Kutya(クーチャ)」です。
ハンガリーの犬種
「Komondor(コモンドール)」
もこもこのドレッド状の毛が特徴の牧羊犬です。もこもこの毛は羊の群れに溶け込み、羊にストレスを与えにくい牧羊犬として優秀です。飼い主に従順であり、扱いやすい特徴もあります。
「Kuvasz(クーヴァース)」
個性が強く、家の番犬として古くから飼われてきた大型です。白い美しい毛並みを有しています。
「Puli「プーリー 」」
「コモンドール」に似たもこもこの毛を有する中型犬です。牧羊犬として人間と共存してきた歴史があり、活発的な性格の犬です。
ハンガリーは上記を含め9種の犬種が存在します。
チェコの犬
情報
チェコの犬
チェコ語で犬は「Pes(ぺス)」です。
チェコの犬種
「Pražský krysařík/Prague Ratter
(プラシュスキー・クリサジーク)」
8世紀から存在する犬で、体の小ささからネズミを捕まえる為に飼われていたという歴史があります。日本には1998年から輸入が始まり、国内でも見かける事が多くなっています。「プラシュキー」は「プラハの」という意味であり、チェコの犬種には通常「チェコの」という意味を持つ「チェスキー」が付けられています。
「Československý vlčák/Czechoslovakian Wolfdog
(チェコスロバキアン ウルフドッグ)」
戦後に交配された種であり、「オオカミ」「ジャーマン・シェパード」の交配種です。忠誠心が非常に高い犬ですが、個性が強い子も存在し、しっかりとした教育が必要です。
チェコには「Fédération Cynologique Internationale(FCI):国際畜犬連盟」に登録された犬種が3種、存在します。
ブラジルの犬
情報
ブラジルの犬
ブラジルで利用される「ポルトガル語」で犬は「Cão(カオ)」です。
ブラジルの犬種
「Fila-brasileiro/razilian Guarddog
(ブラジリアン・ガード・ドッグ)」
別名「ブラジリアン・マスティフ」と呼ばれ、「ヨーロッパマスティフ」「ブラッドハウンド」を掛け合わせた非常に大型の犬です。忠誠心が高い犬ですが凶暴な面があるため、一部の国で飼育を禁止されています。牧羊犬としても有名であり、ポルトガル語で「filar」は「捕まえる・つかむ・確保する」などの意になります。
「(Terrier Brazileiro/Brazilian Terrier
(ブラジリアン・テリア)」
「チワワ」「ミニチュア・ピンシャー」の交配により生まれた品種です。小型犬で警戒心が強く吠えるため、番犬として大活躍をする犬で、場所を問わず働いています。
ブラジルには「Fédération Cynologique Internationale(FCI):国際畜犬連盟」に登録された犬種が3種、存在します。
米国の犬
情報
米国の犬種
「American Akita(アメリカン・アキタ)」
戦後に米国人が日本の「秋田犬」を連れて帰り、米国内で人気が出ました。アメリカン・アキタは明治中期に「ジャーマン・シェパード」「グレート・デーン」などの洋犬と交配がおこなわれた「新秋田」と呼ばれる秋田犬の系統であり、日本で見かける秋田犬に比べ毛色が濃い種が多くなります。
「American Cocker Spaniel
(アメリカン・コッパー・スパニエル)」
1620年にスペインから米国にやってきた犬であり、米国で最も古い犬として犬連盟に登録されている品種です。狩猟犬として飼われていましたが、交配により毛の長い種が増え、性格も穏やかでストレスに弱い個体も多くなります。
米国には「Fédération Cynologique Internationale(FCI):国際畜犬連盟」に登録された犬種が7種、存在します。また、米国には「American Kennel Club(AKC):アメリカンケネルクラブ」という団体が存在し、米国内の登録された犬種はです。
ルーマニアの犬
情報
ルーマニアの犬
「ルーマニア語」で犬は「Câine(クイネ)」です。
ルーマニアの犬種
「 Ciobănesc românesc carpatin/Carpathian Shepherd Dog
カルパチアン・シェパード・ドッグ 」
ルーマニアのカルパチア山脈で家畜の守るために人間と共存してきた犬であり、紀元前にカルパチアの狼とかけ合わせたとされ、古くから存在する犬です。
「Ciobănesc românesc mioritic/Mioritic Sheepdog
(ミオリティック・シープドッグ)」
長い毛が特徴で、山岳地帯で羊を守るために飼われていました。
まとめ
日本で犬を飼う人は少ない
日本人は犬より猫派の人が多く、国内では猫の方が多く飼育されます。
今回は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
参考
fumib.net. "世界の最低賃金ランキング (月給)" 2021年05月29日作成。 ©fumib.net. 2021年05月29日最終更新。
サムネイル:Ay SによるPixabayからの画像
ライセンスに関してはこちら (English) をご覧ください。